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茨城県

茨城県土浦市 空禅寺のイタジイ


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

限られた時間の中、せっかく車に「あわよくば巨樹」用のX-T20とズームレンズを放り込んできたことだし…とヨメに連続土下座をかまして撮影しに行った巨樹。本当は千葉県成田市の”幡谷薬師堂のスダジイ”、茨城県神栖市の”波崎の大タブ”が候補だったんですが、そこまでの時間を確保出来なかったのでこちらへ。こちらはこちらで、見に行って良かったなあと素直に思える気持ちのいい巨樹でございました。


空禅寺の…ということでお寺の敷地内に立っているものと思い込んでいたので裏山を伺ってみたりと完全に不審者と化してしまいましたが、イタジイはお寺の脇道を登った先に立っています。車が離合できるほど幅のない地元の方の生活道路に面しているので、車はお寺の駐車スペースに停めさせて頂きました。


根元から50cm程度のところで幹が大きく2本に分かれています。と言いますか、2本のシイが癒着した合体樹と思われます。


片方の主幹は完全に空洞化してしまっていて、もう一方の幹に肩を貸してもらうことで何とか立っている。そんな様相です。


こちらがそのもう一方の幹。ところどころ空洞化が進んでいるようですが、それでもまだ健康そうに見えます。


背面から。ガッシリと手を繫ぐような根元。


庚申神。庚申信仰という奴ですね。


こうして見ると本当に幹が分かれているようには見えない。
そして寝癖ヘアーがキュート。


眼下の集落を見守るように高台にそびえ立っていました。
ちなみに地平線の彼方まで広がっているのは水田ではなくレンコン畑。
収穫時期だからなのか結構なニオイが…いや、レンコン美味しいですよね。
普段周囲を山に囲まれた盆地で暮らしているからか、ここはサバンナかよ!と思うような地平線の見える関東平野の風景が地味に感動的なのでした。


驚くような大きさ!というわけではないのですが、何より立地とこんもりした形状が良い。部活帰りに突然の夕立。ああ傘持って来ればよかった…なんてブツブツ良いながら木陰でしばらく雨宿り…そんな光景を妄想します。


少しずつ分かってきたことは、自分の場合このイタジイのように地元に愛されていて、その暖かい幹に直接触れることができる。木とゆっくり対話できるタイプの巨樹が好みなんだなあと。神社の本殿に生えていて遠目にしか見ることができない巨樹なんかの撮影はどうも気持ちが入っていかないんですよね。

今回はあまり時間が取れずパッと撮影して帰らなければならなかったので、この木に対してちょっと失礼だったなあと反省しています。次回こそは時間を気にせず、それこそ「最近どうよ?」なんて語らいながら撮影したいものです。

空禅寺のイタジイ
土浦市名木・古木指定
樹齢 不明
樹高 13.5m
幹周り 11.4m(5.0m+6.4m)

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