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FUJIFILM XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS

愛機X100Fを処分しようか悩む


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

先日の鞍馬撮影中、ファインダーをEVFに切り替えるとゴミの侵入が確認出来たX100Fさん。
やっぱり気になるのでフジに聞いてみることにしました。 全文を読む

兵庫県篠山市 藤坂の大カツラ 再訪


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

友人とちょっと山歩きでもしようか…という話になり、そういえば昨日鞍馬に行った際もうカツラの木に新芽が出ていたなあと思い出しまして、様子見がてら藤坂の大カツラに会いに行きたいと提案。ちなみにこれが前回の藤坂の大カツラ探訪です。雨上がりの前回とは違い今回は雲一つない晴天。霧がかった神々しい姿に感動したけれど、さてさてあの神秘的なヴェールを剥がれたカツラはどんなものなのか。


再会直後のファーストショット。
いや、やっぱり凄いわ。言葉が出ない。
まごう事なきカツラの神様ですわ。


まだまだ新芽が芽吹き始めたところ…といった感じですが、それでも前回とは違う生命観溢れる姿にやはり感動してしまうのです。


朽ちて命尽きる支幹を横目に「自分こそが次の幹だ」とでも言わんばかりにニョキニョキ成長するひこばえ。1個の巨大生命体の中にも生存競争があるのかもしれません。


人間ってちっぽけですよねえ。でもちっぽけだからこそ、このような巨樹の偉大さに感動できたりもするわけで。しかしソロプレイと違ってヒューマンスケール撮影が楽ですねー。基本集団行動があまり好きでないのでどうしても単独で動くことが多いto-fuさんですが、三脚立ててタイマーセットして走って…なんていう恥ずかしい姿を晒さずに済むなんて!と感謝の気持ちで一杯なのであります。ヒューマンスケール用に等身大のアイドルのポスターでも持ち歩こうかしら 笑


カツラは水辺でよく育つそうですが、この大カツラも横を流れる小さな沢の付近に根が集中していました。よくよく考えると凄い嗅覚だよなあ。


聞こえるのは小鳥のさえずりとカツラの幹が立てるギギギギ…という音のみ。
やっぱりここ、好きですわ。友人にも感動してもらえたようで何より。


去るのが本当に名残惜しい。
でもまた来ればいいのです。カツラ様はいつだって暖かく迎え入れてくれるから。
次回はまた雨上がりか、大雨の中のカツラ様に会ってみたい。

藤坂の大カツラ
兵庫県天然記念物指定・新日本名木百選
樹齢 不明
樹高 約20〜38m(30m強ではないでしょうか。)
幹周り 約13m

京都市左京区鞍馬 由岐神社の大杉


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak
FUJIFILM X100F / Film Simulation PROVIA / Grain Effect Weak

鞍馬寺への参道の序盤に現れる由岐神社。
ロープウェイに乗るとスルーされてしまうポイントなので徒歩で参拝します。


明らかに他のものより樹高のあるスギが三本。その全てが御神木ですが中でも最大のものが記事最初の画像のスギ。
こちらが「由岐神社の大杉」として紹介される巨樹です。


正直なところスギの巨樹としては大した幹周ではありません。
ですが、ズドン!とそびえ立つその姿は遠目に見てもいかにも荘厳で、あぁこれまた凄いのがいたもんだなあと驚かされます。スギの巨樹はこれが良いんだよな。遠くから見て「ウソだろ?」と思いながら近付き、いざ近付いてみると言葉も出ない。そんな小細工無し、男の中の男…いや、スギの中のスギ。どこに出展しても恥ずかしくないスギでございました。


スギの巨樹の樹皮が好き。
ささくれ立った樹皮がまた良い味出しているのです。


どうしても同じような写真ばかりになってしまうのですが…
この空まで突き抜けるようなストレートさ。もうたまらんわー。

枝が随分細かく伐採されていますが、真下に本堂への参道がありますからね。このサイズの巨樹になると枝といっても丸太みたいなものですから、そんなものが頭に落ちて来ようものなら重傷不可避なわけで。伐採も止むなしだと思います。


京都市天然記念物。
古くから「大杉さん」と呼ばれているんだそうな。「様」ではなく「さん」というところに親しみが込められているようで心地良く感じました。「天神さん」とか「コープさん」といった風に京都人は結構モノや場所を「さん」付けで呼ぶことが多いのです。うん、神様…というよりもっと素朴な、一家の家長であるとか地域の守り神みたいな身近なイメージ。


いくら眺めていても飽きないから不思議。


周辺の木々と比べると高さが郡を抜いているので落雷が心配ですが、このまま更なる高みを目指してグングン伸びていって欲しいものです。それにしても平日早朝の鞍馬は人も少なくて本当に気持ちいい。オススメです。

由岐神社の大杉
京都市天然記念物
樹齢 約800年
樹高 約53m
幹周り 約6.5m

京都市左京区 大悲山峰定寺の三本杉


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

峰定寺(ぶじょうじ)の三本杉を見るため遠路はるばる山奥まで。
この三本杉はつい最近まで樹高35m程度だと思われていたのですが「あれ?何かこれデカくね?」ということで昨年11月、林野庁から依頼を受けた専門家がドローンとレーザー測定器を用いた最新技術で測定し直したところ、なんと樹高60mオーバー。見事、樹高日本一のスギとして名を馳せることになりました。

まあ同じように全国の巨樹を再測定したら簡単に日本一の記録を塗り替えられると思いますので、暫定日本一といったところでしょうか。


さて。この峰定寺まで到達するのが本当にシンドイわけです。京都人が連想する北の最果てというと貴船や鞍馬辺りではないかと思いますが、その鞍馬から山一つ越えつつ30分強車を走らせてようやく到着します。

なぜこんな山奥に…という話ですね。この峰定寺はそこらの生臭坊主だらけの寺とは全く性質の異なる、ギリシャ正教の聖山アトスのように超ストイックな修行僧のためのお寺でして、拝観するにも当然カメラは持ち込み不可、団体客や子供の入山禁止、雨天時や冬季は入山禁止など今も厳しい制限が敷かれているのです。険しく、簡単には逃げ出せない環境だからこそここに建てる必要があったのでしょう。


三本杉は峰定寺の手前にある橋を渡り、しばらく林道を歩いた先に立っているという情報を仕入れてやってきました。が、この黄色と黒の看板はいつ見ても背筋が凍りますねえ…人っ子一人見当たらず、流石に鈴だけでは不安なのでモシモシから大音量の音楽を流しながら歩きます。あぁ…このジャンル、クマが好きだったら寄ってくるんじゃねーか?クマったなあ。なんて考えながら20〜30分。


天高くそびえ立つ三本杉に到達。
これだよこれ。スギの巨樹に求めてるのはこの一発なんだ。
いや、でもこれが35mってのは流石に無理があるぞ 笑


ところが早々に興醒めしてしまったのがこの囲い。
あれ?その筋のサイトで写真を見たときはこんなの無かった気がする。


この真新しいロープから察するに、日本一のスギ認定されてから設置されたものでしょう。分かるよ?いや、分かるんだ。でもねえ…やっぱり幹に触れたかったな。

もちろん根の保護ってのも分かるんです。でも以前から保護のために囲われてただとか木が弱ってきたから設置したというなら納得できますが、今まで放置しておいて日本一認定されたからと急遽待遇を変えたようで、ちょっと萎えるんですね。肩書きにヘコヘコする冴えないオッサンを見たような、そんなイヤな感じ。

巨樹を見て、そのものから何かを感じ取ることを期待してやってくるわけで、正直日本一だとか世界一だとかそんな肩書きは見る者にとってどうでもいいわけです。このスギが55mや50mだったとしても下から眺める僕には何も変わらないですよ。


三本杉自体は想像していた以上に立派なものでした。
正直、3本の合体樹だしどうせ1本1本は大したことないんでしょ?と思いながらやってきました。とりあえず市内の名だたる巨樹は制覇しておきたい。それくらいの気持ちです。しかしそれぞれの幹に予想を上回る凄みがあり、スギならではのズドンッ!と天に突き抜ける迫力は心を打つものがありました。


これぞ正当派!という出で立ち。
見るからに固そうな樹皮も良し。


でも…触りたかったなあ…という感想だけが残ってしまうのです 笑
いや。いつまでも女々しいこと考えてても仕方ないんですけどね。


樹齢1,000年オーバーだそうですが、非常に若々しく見えます。
老木の放つ威圧感ではなく、不思議とフレッシュな勢いを感じるんですよね。
落雷などの被害に遭わなければ軽く2,000年なんて突破しちゃうんじゃないでしょうか。

事前に囲いの存在を知った上で来ていたら評価が180度違ったような気がします。
そういう意味では訪れるタイミングが悪かった一本。

大悲山峰定寺の三本杉
「京都の自然二百選」「森の巨人たち百選」
樹齢 推定1,200年
樹高 各62.3m、60.7m、57.2m
幹周り 13.6m(三本合算値)

京都府亀岡市 御霊神社のムクノキ


FUJIFILM X-Pro2 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

先日大阪府能勢町にある野間の大けやきを訪れた際の帰り道、少し脇道に入れば寄れそうだったので急遽寄り道することにした御霊(ごりょう)神社、御神木ののムクノキです。大けやきでアホみたいにパシャパシャ写真を撮ったのでX-T20のSDカードがパンパンになってしまい、ズームレンズをX-Pro2に換装。これなんかも全部JPG撮って出しなんですが、巨樹に関しては一応RAWデータも残すようにしてまして、流石にRAW+JPGで撮影していると数十ギガバイトなんて一瞬で食い尽くされてしまうわけです…データの管理が大変だぞ、これ。


さてこの御神木。案内板があるにはあるものの、残念ながら完全に擦れてしまって解読不可能な状態になっています。案内板の木材自体は比較的新しいようにも見えるのですが。あぁ、案内板が綺麗に残っている場所は巨樹そのものだけでなく、実は案内板や注連縄に対しても日頃の手入れを欠かしていないんだろうなあと関心するのでありました。


なになに…少しだけ解読できそうですぞ。
このムクノキの実、ムクの実はかつて童(こども)のおやつとして愛されていたと。鳥だって食べに来るんだぜ、ということです。ムクドリが食べに来るというのは有名ですね。


立派なムクノキではあるのですが、もう可哀相なくらいに内部が腐って空洞化しており、主幹も高さ数メートルのところから欠損しているのが伺えます。


根元から高さ数メートルまでは円形ではなく不思議な形をしているのです。
案内板の面、朽ちた面、そしてこの比較的健康そうに見える面の三面を貼り合わせた三角錐のような形状をしています。


根っこの形状が良い。なかなか見応えがあります。


10mくらいのところで完全に折れてしまっているのかな?と思い込んでいましたが、遠くから眺めると意外にも結構な高さがありました。後から知ったところによると京都府下で最大級のムクノキだということです。


裏は遺跡の発掘現場…というよりも住宅地として整備しようと思ったら遺跡掘り当てちゃったよ、マイッタナーのパターンかと思われます。雄のキジが顔を覗かせていました。キジって美味いらしいですねえ。鹿や猪は毎年堪能してるけどキジは未経験。キジ鍋食べてみたいなあ。


本当に痛々しい。でも一番心を捉えるのはやっぱりこの空洞なんだなあ。
ヤドリギの根が張っていたり落雷の被害と思われる焦げ痕が見つかったりと、この傷跡をじっと見つめていると数百年生きるということの重みや痛みがズシッとのしかかってくるのです。


とてもじゃないけど健康状態良好とは言い難く、さらに個人的な感想としてはこのムクノキを将来にわたって大切に守り続けていこう…という意志をあまり感じることが出来ませんでした。様々な薬剤を注入して空洞はコーキング剤で埋め、折れた箇所は綺麗に切断してあげて金属で覆う。そんな半分サイボーグのような状態にしてまで木を生かすことが正しいことなのか僕には判断がつきません。木はただあるがままに、自然の摂理に従って朽ちていくことを望んでいるのかもしれません。しかしこうして千年近く(一説には千年を超えているとも)生きて、集落を見守ってきた立派な御神木です。ちょっとくらい手入れをしてあげてもバチは当たらないんじゃないのかな、と個人的には感じますがどうなんでしょう。でもなあ…自分が体中管だらけ、意識不明の植物人間になってまで生にしがみつきたいかと問われれば、ごめんなさいと答えてしまう。処置を施さないという愛の形もあるわけで、難しい問題ですね。何にしても長生きしていただきたいですね。ホント。

御霊神社のムクノキ
「亀岡の名木」指定
樹齢 推定800年以上
樹高 約22m
幹周り 約8.5m

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