ホーム > タグ > 富山

富山

富山県砺波市 厳照寺の門杉


SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

早朝から「洞杉群」を散策してその後も埋没林博物館、2本の大ケヤキと回っているうちに充足感に包まれてしまい、もう早々にホテルを目指して進んでしまってもいいのではないかという気になって来ました。とはいえまだまだお昼を回ったところ。最後にもう一箇所だけ寄ってみることに致しましょう。今度は少し趣向を変えて山方面へと向かい厳照寺を目指しました。本願寺五世宗主、綽如(しゃくにょ)上人によって開基された厳照時。もちろん浄土真宗本願寺派のお寺さんです。こちらに推定樹齢450年の大杉が…と、既に否応なしに視界に飛び込んできました。おお…これは。 全文を読む

富山県富山市 西岩瀬諏訪社の大けやき


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

「宮川の大ケヤキ」を離れようと思ったのがちょうどお昼時。当時は新型コロナも関東圏以外においてはほぼ終息状態でありましたが、大事を取ってコンビニ飯で済ませることにします。とはいえ移動しながら車内でコンビニ飯をムシャムシャ食べるのはあまりにも寂しすぎますから、せめて海辺にある巨樹を訪問するついでに富山湾でも眺めながら昼食休憩を取れないかと企んだわけです。(そんな適当な動機かよ。)で、その目的にビンゴ!だったのがこの「西岩瀬諏訪社の大けやき」なのでした。 全文を読む

富山県中新川郡上市町 宮川の大ケヤキ


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

「洞杉群」の興奮を一旦クールダウンするため魚津市の埋没林博物館を経由し、この日宿泊予定の石川県小松市を目指して出発。本当ならお土産を探したりカメラ片手に街を散策してみたいところですが、この状況下で他県の人間が大手を振ってふらふら歩き回るのもいかがなものか。ということで今回は寄り道なし、巨樹と巨樹を結ぶような形でピンポイントに目的地を設定しつつホテルへと向かうことにしました。まずは埋没林博物館から車で30分ほど、富山地方鉄道本線 上市(かみいち)駅近くの日吉神社を目指します。ここにケヤキの大物が立っているというのですが…って、これはもう見間違うはずもありません。あれか。境内に車を停めさせていただき、早速バタバタと撮影の準備を進めます。 全文を読む

富山県魚津市 洞杉群 2 「広場の洞杉」


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

観察路を散策、「最大の洞杉」を堪能して先ほどの広場へと戻ってきました。綺麗なテーブルとベンチが整備してあったので、荷物を置いてひとまず一服。ふう。一応パンを持って来ているので腰を据えてパン休憩でも取りたいところではあります。が、やっぱり怖いんですよねえ。その場に留まっているともちろんクマ鈴もチリンチリン鳴らないわけで、食べ物のニオイに釣られて奴がやって来るのではないか。そんなことを想像するとどうにも落ち着きません。

それにしてもデカいな…幹周では最大洞杉に及ばないとはいえ、樹形がとても美しい。いえ、この荒々しい魔物に対して美しいという表現は適切ではないかもしれませんが、とにかく造形が整っているということは間違いない。場所が開けていることも影響しているのかもしれませんが、あの観察路で見た洞杉群のような鬼気迫る威圧感は感じられません。これはこれで良いな、じっくり対峙できる。最後の洞杉としてこれ以上の存在は無い…ような気が致します。(広場→観察路を経て最大洞杉という流れもそれはそれで悪くなさそうではある。) 全文を読む

富山県魚津市 洞杉群 1 -洞杉群口~最大洞杉群口まで-


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

とうとう「洞杉群」までやってきました。当たり前のようにドウスギ!ドウスギ!と連呼してきましたが、そもそもの話として洞杉群というのは一体何なのか、というところから始めなくてはなりません。もちろんのこと「洞杉(どうすぎ)」が群生するエリア=洞杉群でございます。

ええ、そうなると当然「洞杉」とは何ぞや?という話になるわけで。洞杉とはこの魚津市の片貝川源流域に群生する、主に日本海側で多く見られるウラスギ。芦生杉(アシウスギ)の一種である立山杉(タテヤマスギ)の巨木を指します。樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っているとされる巨木群。洞杉の多くが巨大な岩石を根本で抱え込むように生長しており、その岩を抱え込む根本の様が空洞、「ほら」のようであることから「洞杉(どうすぎ)」と呼ばれるようになりました。とまあ言葉で説明されてもシックリ来ないと思いますので、この話の続きは洞杉の写真と絡めて進めることに致しましょう。

さてこちら洞杉観察路の入口。二つの入口にはそれぞれクマ避けの鈴が設置されています。それだけクマの気配が濃いことの証明でもあり背筋が寒くなる思いですが、ここまで来て引き下がるわけにもいきません。ガンガンガンガンガンガン!!と念の為10回ほど大音量の鐘を響かせ、恐る恐る観察路へと進みます。 全文を読む

Home > タグ > 富山

CATEGORIES

Return to page top