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石川

石川県加賀市 十村屋敷跡のスダジイ巨木群


SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

前日に富山県の洞杉群をはじめ県内トップクラスのケヤキなど大型の巨樹を堪能したため、充足感に満たされながら目覚めたワタクシ。気分的にはもう高速に飛び乗って直帰しても構わないくらいでしたが、石川県南部からならいくつかの巨樹をめぐりつつ下道でダラダラ帰っても半日もあれば京都の自宅へと辿り着けます。うん、次はいつ来られるか分からないのだから近場の巨樹だけでも見て帰ろう。そう思ってやって来たのがこの「十村屋敷跡のスダジイ巨木群」でした。

記事とは全く関係のない話題で恐縮ですが現在新型コロナウイルスの感染がさらに拡大しており、以前のように巨樹探訪のために遠方まで…と動くことが非常に困難な状況が続いています。正直なところ巨樹の写真を見返すだけでも今すぐ出かけたい!また早く巨樹に出会って撮影したい!という気持ちが膨らんでしまうものですから、ここ最近は過去撮影した巨樹写真を見返すことすら避ける日々が続いていました。気持ちが膨らんだところで結局行けるわけでもなし。行きたいけど行けない、それがただただ辛かったんですね。それなら端から考えないようにすればいい、と思考を停止する毎日。

しかしそろそろこの状態を非常事態ではなく今後も続く日常として受け入れ、この状況下でも出来る範囲で楽しむところから再開しようと気持ちの整理が付いてきました。考える時間だけは腐るほどありましたからね。いつまでもウジウジと生きたところで何の得にもなりゃしません。イヤだイヤだと言っても人生は続くのです。前向きな奴だなと呆れたそこのアナタ。前向きじゃないってことは今アナタは足元や真横を向きながら歩み続けてるってことですか?それってかなりヤバいので前向いて行きましょう。ということで前置きが長くなってしまいましたが、スダジイの紹介を進めたいと思います。 全文を読む

素晴らしき北陸旅


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

昨日15時出発。考えてみれば京都から高速に乗ろうが敦賀から乗ろうが時間はほとんど変わらないじゃないか、ということで敦賀までは下道で行って、浮いた差額分でヨーロッパ軒のソースカツ丼を食べてから魚津へ向かうプランに変更。(たった10分の違いで2,000円の差があるのですよ。)ええ、実は出発して早々に車のタイヤがパンクしましてね…鋭利な何かを踏んづけてしまったようで速攻スペアタイヤにチェンジして最寄りのガソスタへ。これくらいなら穴塞げますよ?ってことだったんですけど、長距離走行&山道走行する予定なので大事を取ってその場でタイヤ×2を交換致しました。ああ、タイヤ代で旅費の倍以上のオカネが飛んでいく 笑

ということで最悪の出発となりました(オカネ以外にも1時間無駄になった)が、気を取り直して出発。あ、ソースカツ丼はめちゃくちゃ美味かったです。なんといってもコロナ騒動始まって以来数ヶ月ぶりの外食ですからね…ええ、これでも結構「気にしぃ」(関西弁)なので外食や散髪など、他人との接触を徹底的に避けてたんですよ。ああ、人様が作ってくれる、あまつさえ片付けまでしてくれるメシの何と美味きことか。感無量です。

あ、怪我の功名と言いますか、出発が遅れたおかげで石川県で素晴らしい夕焼けを眺めることが出来ました。高速を走りながら水平線に沈む太陽を見て「おおおおおおーーーっ!!」と一人で騒いでたんですけど、安宅PAから徒歩で海岸線まで出て完全に日が落ちるまでぽけーっと夕焼けを眺めることが出来ました。盆地民にとってはかなりの感動なんですけど、この辺にお住まいの方はこのオーロラのような夕暮れを毎日見飽きるくらいに眺めてるんですかねえ。いや、もうとっくに見飽きていて夕焼けだと意識することもないのか?そんな人生もあるのかと思うと許し難…いえ、羨ましいですホント。


そこから車中泊して5時起床からの色々と割愛しますが、とにかく富山県の「洞杉群」は本当に素晴らしかったです。巨樹に全く興味のない方にも死ぬまでに一度は訪れていただきたい。(ただし複数人でどうぞ。)それからさらに割愛して色々巡りつつ安宿にチェックインしてちびちびやっております。富山といったらやっぱり「立山」の特別純米と、地物のふくらぎ(ブリのちっちゃいの、です。北陸の人と釣りする人くらいしか分からないかも)の刺身と白えびカマボコを。余所者の京都民が飲み屋に行くのは流石に人様に不快な思いをさせないかとちょっと抵抗があり、今回は宿でのんびりと。そして宿にせっかく大浴場があるんですけど超絶クラスターなトーキョーの人とかが出張で来てないとも限らないので備え付けのユニットバスで済ませました。まあ締めるところは締めて、ですねえ。

明日はまあぷらぷら名所を巡りながら、のんびり京都まで戻ろうと思います。山中温泉に浸かって「栢野の大杉」だけは再訪したいなあ。ということで、ご清聴ありがとうございました。立山を飲みながらポチポチやってるので、既に酔ってます。

石川県白山市 太田の大トチノキ


SONY α7RIII / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

日本一のトチノキの巨樹「太田の大トチノキ」。トチの巨樹あるあると言ってもいいかもしれませんが、ここへ来るまでの道のりもなかなかハードなものです。勝山方面から国道157号線を北上、堂の森神社向かいにある未舗装の林道を突き進んだ先に待つこのトチが視界に入った瞬間はちょっと感動してしまいました。一応巨樹の目の前まで車で乗り入れることが出来ますが現地は紛争地帯の国境越えかと思うような凸凹の悪路の連続。ええ、私も路面の凹凸で車の底を擦りましたとも。車を傷付けたくない、汚したくないという方は素直に林道入口に駐車して徒歩で向かうことをオススメします。 全文を読む

石川県白山市 太田の子トチノキ


SONY α7RIII / SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM

昨年11月後半に訪れたものの完全に落葉していたため敢えて記事にしなかった、日本最大のトチノキの巨樹「太田の大トチノキ」。やはりどうせ紹介するならベストな状態で紹介したいし、そんなことよりも私だって見に行くならベストな状態を見てみたいに決まっています。福井県勝山市より国道157号を北上。悪名高い「酷道157号」ですが、その酷道の酷道たる部分は大野市以南の岐阜県側なのでご安心を。途中で東に折れ、未舗装の林道を突き進んだ先にそのトチノキが待っています。

一応普通の乗用車でトチノキの目の前までアクセス可能ですが路面は凹凸だらけ(この写真のような平面に均された箇所なんて本当にごく一部しかありません)。私も凸凹で一度車体の底を擦りましたが、車を絶対に傷つけたくない、それ以前に運転に自信がないという方は距離にして2~3km程度の一本道なので、林道の入口に駐車して徒歩で来られることをオススメします。 全文を読む

石川県白山市 猫ヶ島の弥四郎の大栗


SONY α7RIII / SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM

「瀬戸の夜泣きイチョウ」を離れ、さらなる奥地へ。そこには個人的にまだ出会ったことのないクリの巨樹が待っているという…ええ、今回の旅路では最も楽しみにしていた巨樹かもしれません。拠点をこの近くの道の駅 瀬女に決めたのも実はこのクリの巨樹へのアクセスを重視してのことだったのです。 全文を読む

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