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セイコー サードダイバー復刻モデル SRP775K1とSRP777K1

サード復刻
リアルタイムでサードダイバーに触れてきたわけではない僕は、購入当初ピンと来なかったんです。
しかしこれ良いですね。着ければ着けるほど自分の道具として馴染んでくる感じ。

手荒に扱っているわけではありませんが、使い込んで少しずつ傷付いていくのが楽しみな時計。

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SRP777K1はスタンダードな黒ベゼル黒文字盤、シリコンバンドのタイプ。
風防がわりと豪快に光を反射しますがマットな黒文字盤に対してインデックスと針のコントラストが充分なため、視認性はそこまで悪くありません。日常的に身に着けていて特にストレスは感じないです。

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SRP775K1は黒金カラー、ステンブレス。画像では分かりにくいですがインデックスの縁も金色です。
色味に関しては完全に好みの問題だと思いますが、このブレスレットは本当にイマイチですね。値段相応と言ってしまえばそれまでですが、本当にシャラシャラ感が酷い。そしてコマ調整がセイコー廉価ラインお得意のCリング方式なんですね…調整用工具をお持ちでない方はセルフ調整が困難だと思うので、時計店に持ち込みましょう。構造を理解すると難しいものでもないんですが、調整に不慣れな方が迂闊に弄るとCリングを紛失したりと碌な事になりません。

もしもカラバリ抜きにブレスとシリコンで悩むことがあれば、僕はシリコン一択だと思います。(ブレス単体で買うと確かに高く付きますが、このクオリティのブレスを買うくらいならタイコノート辺りのブレスを買った方が遙かに満足度が高いです。)

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まあ、思い立ったら…ということでSBBN017付属のウレタンバンドに替えました。
真夏の日焼けした腕には黒銀よりも黒金の方がシックリ来るような気がしますね。

最後に純正ブレスを擁護しておくと、クラスプに調整穴が4つも空いているのでフィット感は出しやすいです。
GSのクラスプなんて調整穴すら空いてませんからね。それと比べると遙かに実用的。

この手の復刻モノは30代半ばの僕にとって真新しい時計の1つでしかなく、なんとなく雰囲気を楽しむことしか出来ません。コスプレみたいなもんです。しかしリアルタイムで身に着けていた方にとっての価値は別物なんでしょうね。実は僕が最初に買った黒金SRP775は酒場でサード世代のおっちゃんに売ってくれ!と頼まれたので譲り、今手元にあるものはその後買い増したものです。

復刻サードを譲ったその方は数年前までサードを所有されていたそうですが故障が続くので手放してしまったとの事。少年のような目をして腕時計との思い出を語るその方を、本当に羨ましく感じました。

モノの価値は値段でなんて決まりませんね。
各々のセンチメンタルバリューに勝るものなんて無いです。きっと。

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