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Carl Zeiss Planar 1.4/50 Archive

Planar 1.4/50 T*


SIGMA fp / Carl Zeiss Planar 1.4/50 (C/Y)

このレンズを持ち出す度に今は亡き親友を思い出すのです。彼の愛用レンズ、京セラCONTAX製のCarl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*。彼が亡くなってから自分も同じものを使ってみたくなり、CONTAX AriaとPlanar 1.4/50を購入したのでした。彼が使っていたカメラはご遺族の方が使っていらっしゃるはず。やい見てるか?なんだかんだあったけど結局今でも写真を続けてるぞと、そんなことを思いながらシャッターを切るわけです。

当時私は25歳かそこそこ。彼は36歳でしたっけ。ワタクシ、とうとう彼の歳を超えてしまいました。本当に何度も何度もカメラ片手に、一緒に東京の街を歩き回って写真を撮ってきました。すごい写真を撮ってやろう、とか思ってましたね。でも彼が亡くなった後、彼が遺したネガを見て衝撃を受けたんです。体力が衰えて街に出ることも出来なくなり、それでも彼が撮り続けた写真。自宅の庭とか、ベランダから眺めた空とか。めちゃくちゃ良い写真なんですよ。もう今まで自分が撮ってきた写真は何だったんだろうと。ガツーンと殴られたような感じです。そんなことがあって、街を歩き回ってカッコイイ写真を求めるのはもう終わりにしよう、と思いました。「写真はチキンレースではない。」ほとんど動けなくなった彼がぽろっと漏らした言葉。私もそう思います。他人が撮れない写真を撮ることが凄いのか?他人より一歩踏み込んだ写真を撮ることが凄いのか?他人が凄いと言ってくれたらそれは凄い写真なのか?そんな簡単なものでは無いと思うんですね。そんなのはきっと物事の表層をなぞっているだけ、です。

そもそも写真って何なんでしょうね。良い写真って何だろう。やっぱり今でもよく分かりません。が、写真は好きです。昔以上に。今は過去最高に楽しいかもしれない。自分もいつか体力が衰えて外に出ることすら叶わなくなって、そんなときでも写真を続けていられたらいいなと、それだけを願う今日この頃です。

初雪


SIGMA fp / Carl Zeiss Planar 1.4/50 (C/Y)

ええ、たしかに今年の私は雪に飢えていましたとも。しかし今回全く心構えができておらず。困った困ったどうしよう。事前に知っていたら雪景色を見に行きたい近場の巨樹がいくつかあったのになあ。とはいえ、この身を切るようにキリッと冷えた空気は気持ちいい。煩悩の塊である私の心の汚れも少しは落ちてくれたのでしょうか。


やはり冬はこうでないと。年甲斐もなくワクワクしてしまいました。

Diary


FUJIFILM X-Pro2 / Carl Zeiss Planar 1.4/50 (C/Y) / Film Simulation “PROVIA”

我が家に現存するまともに撮影できる唯一の銀塩カメラに、CR2という名の生命を吹き込んでやった。しかしCR2を2本てふざけてるんですかね。電池の消耗早すぎるし。久しぶりにペンタSPが欲しい。

Diary


FUJIFILM X-Pro2 / Carl Zeiss Planar 1.4/50 (C/Y) / Film Simulation “PROVIA”

仕事に疲れてきたのでそろそろ遠方へ…と、今回は鳥取方面へ進路をとってスダジイ2本を堪能しようかと目論んでおりましたが、どうも1本のすぐ近くに見応えのありそうな巨大カツラが存在する模様。そう簡単に行ける場所でもないし、どうせ行くなら新芽が芽吹いてからの方がいいよなあということで、鳥取方面は断念して明日は「岩屋の大杉」を再訪することに決定しました。「飯盛杉」なんてレンズが曇りすぎてろくに写真撮れてないしな。まだまだ回りきれてない巨樹がたくさんあるからそっちも楽しみだ。

Diary


FUJIFILM X-Pro2 / Carl Zeiss Planar 1.4/50 (C/Y) / Film Simulation “PROVIA”

買ったきり一度も使用したことがなかったヤシコンマウントレンズをFXマウントで使うためのアダプターを噛ませて、プラナー1.4/50を装着して散歩。センサーがAPS-Cなので画角は35mm換算で75mmになります。おおお、せまっ!


これ1本だけ持って出かけるとストレスが溜まりそうな予感ですが、それはそれで悪くないなと思う。
でもどうせならもう少し望遠寄りのレンズがいいな。

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