with photograph

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

まだ明るいうちに海を眺めながらお風呂に浸かり、きれいさっぱり部屋着に着替えて夕方の散歩。
観光客が去ると同時に港付近には猫たちが集まり始めていた。
志々島の猫たちは数匹の例外を除いて警戒心強めであまり人懐っこい奴がいない。
いや、単純にお前が嫌われているだけだと言われたらそうなのかもしれませんが。


そういえばPENTAX 645Zがディスコンになったとか。
バケペンから脈々と続くPENTAX中判カメラの灯がとうとう消えたのかと思うと流石にちょっと寂しい。
HASSELBLADも先月日本唯一の直営店が潰れたばかりだし、FUJIFILMのGFXをメイン機にする私としては中判デジタルの未来が不安。
でも最近のフルサイズも似たり寄ったりでおもんないんよな…写真機そのものの未来が不安。

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

今年も行ってきました。毎年恒例になっている梅宮大社神苑でのあじさい散歩。
三室戸寺や楊谷寺のような有名スポットは一度見たらもういいかなという感じで結局梅宮大社に行き着いた。
しっとりした紫陽花はやはり人のいない静かなところで眺めてこそ風流なのではないかなあ。


ここまでローキーでの撮影が似合う花を私は他に知らない。

しかし今回は機材の選択ミスだったなと。
GF 110mmはとにかく寄れない上に、引きで撮って様になるほどたくさんの紫陽花が咲き誇っているわけでもないという。
挙句の果てにサブとして持って行ったのがLEICA M10とSummarit 50mmとか気でも触れていたとしか思えない。
最短撮影距離1mの標準レンズで一体何を撮るつもりだったのか。


帰宅後は梅酒の仕込み2023。
ここ数年は泡盛梅酒にハマっていたのだけど今回はブランデーとハチミツでフルーティ仕様に。
密封前から既に芳醇な香りが漂っていて勝利を確信。これ無難に一番美味しい組み合わせでは?
どうして自家製梅酒はあんなに美味しいのに市販の梅酒は甘ったるいだけでくそ不味いのか謎。

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

入浴前に深夜の散歩。昨晩は下京区エリアをぷらぷらと。
京都はとにかく夜暗い街なので、カメラを持って散歩できるエリアが限られているため仕方なく。
このご時世でっかいカメラを提げて住宅街を散歩しようものなら通報されてもおかしくありませんからね…


うるさい繁華街は嫌いなのです。
結局こういうところで一人静かにぼけーっとカメラを構えているのが落ち着く。


本当は花脊あたりで三脚構えてコーヒー片手にのんびり星空でも撮影したかった。超曇天につき却下されましたが。
星空がきれいな冬が待ち遠しい。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

夕方になり最後の定期便が観光客を連れ帰ると、島はさらに静けさを増した。
これで志々島に残るのは明日の朝まで地元島民と私だけ。
この島時間を味わえるのは自分だけなのだと思うと何とも言えない優越感がある。


日中ぐったりしておりこのまま衰弱して死んでしまうのではないかと思われた子ヤギは、涼しくなったからか活発に歩き回っていた。
久しぶりに我が子を見守る父親の心境だ。(本当の我が子はもう近くで見守るような年齢ではないので。きっとウザがられるだけだろう。)


ヤギはいい。ちょっと飼ってみたくなった。
しかし大人になるとふてぶてしいんだよな、こいつ。

旅の断片


FUJIFILM X-H2 / SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary

今のところ一番の旅用サブカメラ。
携行性こそGR IIIxに大きく劣るけれど、やはり色々弄りながら撮影行為を楽しみたいのです。
それにメイン機のGFX50SIIと操作系が似ているのとバッテリー規格が共通なのも嬉しい。

一つ残念なのは、なんとなくASTIAとClassic Chromeの発色傾向変わりました?これはX100Vで撮っていても感じたことです。
X100SからX-Pro2、X100Fの世代まで私のお気に入りはずっとASTIA。トーンは柔らかいけどコクがある的な?以前はそんな描写だった記憶。
デフォルトをPROVIAからASTIAに変更して常用しておりましたが、X100V世代からどこか違和感を覚えて使わなくなりました。
発色がお菓子っぽいというか食品サンプルっぽいというか。とにかく安っぽくなった気がする。


缶ビール片手に庭からぽけーっと景色を眺める素晴らしきスローライフ。
時間的余裕とは即ち心の余裕で、豊かさとはこういうことなのだと強く実感する毎日でございます。
だって日帰り旅だと車の運転があるから缶ビールをキメることすら出来ないんですもの。

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