Home > FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR Archive

四国の記憶


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

このところ毎日散歩コースの桜ばかり撮っていて少々食傷気味なので海の写真を。
ああ、そろそろ飽きてきたと思い始める頃にちょうど散ってしまう桜は実に有能だと思う。


いつもは平日の参拝なので扉が閉ざされている拝殿と社務所。
今回初めて日曜日旅のメリットを感じた瞬間かもしれない。


念願の御朱印をいただき、記念に御朱印帳まで購入してしまった。
今の御朱印帳がまだ10ページ以上も白紙だというのに。

近所を散歩するときはライカやX-H2のように軽快なカメラが心地いいのだけど、遠出してよし写真を撮るぞ!と気分がアガっているときはGFXやK-1のようなでっかいカメラでガッシャンガッシャンとシャッターを切るのが一番気持ちいい。今回M10も持って行ったものの結局「持って来たからには使わないと」的に持ち出した感が否めず、これならGFXとレンズ一式持ってきてサブ機は記録写真用のGRだけでよかったな…と、やや後悔。逆に考えると今回の旅はライカと50mmレンズだけでいいやと思えたとき、初めてその土地に馴染めたと言えるのかもしれない。

奈良県宇陀市 又兵衛桜 2023


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR
SONY α7RIII / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

今年も「見事!」としか言いようがなかった満開の又兵衛桜。
せっかくたくさん写真を撮ってきたので記事にまとめることにしました。

まあ細かいことは抜きにして春の風物詩をお楽しみください。

全文を読む

四国の記憶


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

本日は終日雨。今年の桜シーズンは踏んだり蹴ったりだなこれ。
明日には奈良の又兵衛桜が満開を迎える予報なので明日明後日の天候に賭けたい。
今回も深夜出発予定。この後しばらく軟禁業務が続くため、私の早春はマタベエと共に散ることになりそう。


もういちいち記事にまとめることもないけれど、もちろん加茂の大クスには毎回顔を出している。
最近はファインダー越しに見ている時間よりもベンチに座ってぼけーっと眺める時間の方が遥かに長い。
新しい巨樹との出会いは現地に到着するまでの冒険、対峙した瞬間の感動、カメラ片手にどう立ち向かうか等。実にエキサイティングな体験だ。
それはそれでとてもいいのだけど、別に手ぶらであってもいい。ふとしたとき顔を見たくなる巨樹が毎年増えていくのはとても幸せなことだと思う。
加茂の大クスに会いに行くときはカメラよりもパンとコーヒーが欲しくなるのだった。

徳島県阿波市 尾開のクロガネモチ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

存在こそ随分前から知っていたものの、その小ぶりなサイズがネックで訪問を後回しにしていた「尾開(おばり)のクロガネモチ」。
遠方からやって来る愛好家が初回からこの巨樹を優先的に目的地へ加えることはほとんどないのではないか。
いやいや初回からクロガネモチ、珍しい!と、この巨樹を目指したぜ?と仰るなら、貴方は相当な玄人に違いないでしょう。

全文を読む

四国の記憶


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

@鳴門公園
今回の旅の目的地は香川県の離島、志々島。
志々島の大クスとその他数本の巨樹を眺める以外には全く予定を立てないまま四国へと向かった。
夜明け前に無事四国上陸を果たし、たまたま看板が目に入った鳴門公園で朝のコーヒーをいただくことにする。
しかし初めて立ち寄ってみたこの公園がまた絶景で、これではむしろコーヒーどころではないのだった。


おっさんになって感じるのは旅の目的地なんかざっくりでいいということ。
偶然通った脇道にこそ面白いもの、驚きが転がっていることが多い。

目の前で道が二つに分かれている。
目的地までストレートに伸びる最短ルートとぐねぐね曲がりくねった遠回りの道。
ここで迷わず回り道を選べるようになると一層楽しくなるという点では、旅と人生は似ているのかもしれない。

ホーム > FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

CATEGORIES

Return to page top