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FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

まだ明るいうちに海を眺めながらお風呂に浸かり、きれいさっぱり部屋着に着替えて夕方の散歩。
観光客が去ると同時に港付近には猫たちが集まり始めていた。
志々島の猫たちは数匹の例外を除いて警戒心強めであまり人懐っこい奴がいない。
いや、単純にお前が嫌われているだけだと言われたらそうなのかもしれませんが。


そういえばPENTAX 645Zがディスコンになったとか。
バケペンから脈々と続くPENTAX中判カメラの灯がとうとう消えたのかと思うと流石にちょっと寂しい。
HASSELBLADも先月日本唯一の直営店が潰れたばかりだし、FUJIFILMのGFXをメイン機にする私としては中判デジタルの未来が不安。
でも最近のフルサイズも似たり寄ったりでおもんないんよな…写真機そのものの未来が不安。

京都府京都市北区 北山大台杉


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

できれば外出したくない土曜日ですが、貴重な梅雨の合間の快晴ということで散歩がてら出かけることにしました。
京都市北区といえば金閣寺(鹿苑寺)や上賀茂神社、北山通りにはレストランが並び…と市内でも比較的人気の高いエリアですが、実はとても広大なのです。
こちら中川地区は完全に山の中。基本的には市内中心部からは車かバイク、公共交通機関ならバスでしかアクセスできません。

そんな中川に面白いスギの木が生えているというではありませんか。
人混みや渋滞に巻き込まれる心配もない。これは行ってみるしかないでしょう。

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旅の断片 志々島の大クス 1


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

早朝まで雨が降り続いていたが宮ノ下港で乗船時間を迎える頃にはすっかり青空が広がっていた。
なんと幸先の良いスタート。これも日頃の善行の賜物に違いない。
志々島上陸後まずは荷物や食料を拠点となるきんせんかに置き、早速大クスへと向かう。

既に幾度となく記事にまとめてきた巨樹なので、今回は旅先の一風景として断片的に掲載していこうと思います。


やはり雨上がりのしっとりした巨樹も美しい。
そよ風が吹く度にふわっと香るクスの花の香りが心地よく、到着後しばらくはテーブルの上にカメラを置いて香りを楽しんでいました。


珍しくGRで大クスと向き合う図。
結局サブ機としてX-H2 + SIGMA 18-50mm F2.8のセットとGR IIIxを持ってきました。
X-H2があるとX-H2ばかり使ってしまうのでGRの出番はごく僅かでしたが、正直持って来たのがGRだけだったらそれはそれで不満はなかったかもと思わなくもない。どうせほぼ全ての写真をメイン機のGFXで撮ってしまうわけで。しかしその覚悟を踏みとどまるだけの退屈さがGRにはあるんだなあ。

何にしても旅先にどの機材を持って行こうか、と思い悩むことも旅の醍醐味の一つ。
そう考えるとこれが旅用セットだ!と決まらないくらいの方が写真人生面白いのかもしれない。
どんなときだって選択肢は多いに越したことはないのだから。

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

何もしない一日。帰宅後の一日だけは旅の写真をぼけーっと眺めて過ごそうと決めていたのです。
あ、ムスメと一緒に髪を切りに行ってそのまま温泉に浸かってきたから完全なる引きこもりデイではない。
しばらく切っていなかったので、住所不定無職のおっさん→儲かってない古着屋の店長くらいには見栄えが良くなったと思います。

志々島一人旅


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

さらば志々島。
本当にたくさん歩いたし、本当にたくさんの写真を撮った。
朝日が射す早朝の大クスの美しさや海辺に腰掛けてただ海を眺める時間のあの心地よさは生涯忘れないと思う。
これからしばらくは虫問題的に大クスの前で何時間も過ごすのが難しいので、また涼しくなった頃にお邪魔します。


宮ノ下港に帰還し、うどんを食して徳島県へ。
GoogleMapで見るかぎりでは随分とストイックなグネグネ道に見えた山中にあるコナラの巨樹を訪問。
海からの山。そして加茂の大クスに軽く挨拶。これ以上はどこに行っても蛇足になると判断して鳴門市の宿へ直行しました。
ホテルの駐車場で車載してきた自転車に乗り換えて周辺をぶらぶら、食料を買い集めて連日連夜の一人宴会からの22時就寝。

本日は5時起床。
早朝の鳴門公園から行き交う船をぼけーっと眺めて帰路へ。お昼前には無事帰宅しました。
(高速道路の反対車線で大型トレーラーがガッツリ2車線塞ぐ形で中央分離帯に激突して大渋滞が出来ているのを目撃。今日出発じゃなくてよかった。)
歳をとったからなのか、昔のようにガツガツ点と点を移動しまくる旅に魅力を感じなくなりつつある今日この頃。というか単純にしんどい。
大きな目的地が一つあれば十分。あとはそこでのんびり過ごして、余裕を持って帰ってくる旅がいい。

とにかくまあ最高の旅でした。
こんなに心穏やかな時間を今から味わってしまうと老後の楽しみがなくなってしまうかもしれない。
しばらくは旅の余韻に浸っていたい。

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