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復活の結城酒造 結ゆい


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

2年前に蔵を全焼した茨城県の結城酒造さんが北海道の三千櫻酒造さん、茨城県の来福酒造さんの製造ラインを一部間借りする形で生産を再開しているという話を聞き、居ても立っても居られず西院のリカーイン シマへ。何でも去年から生産を再開されていたのだとか。(相変わらず情報収集能力が低いワタクシ…)雄町100%の三千櫻版と来福版がありましたが、せっかくなら仕込み水の味わいがガラッと変わっているであろう北海道の三千櫻版、純米吟醸生原酒を購入。

水源以外は焼失以前の「結ゆい 雄町」と変わらず、茨城県産の酵母と岡山県産の雄町100%。
水質が変われば当然100%同じ味とはいかないはず。そこはむしろ変化と捉えて楽しみたいと思います。


製造本数が限られることもあって4合瓶が2530円となかなかのお値段ですが、人の手で真面目に醸した日本酒はこの国の文化、宝と言っても過言ではありません。
私はオートメーションで作られたそれなりの味よりも、たとえ高価になっても手間隙かかったこだわりの逸品にお金を落としたい。

蔵を再建するか否か家族会議を行ったところ、満場一致で再建の道を選ばれたのだとか。
長く険しい道のりになるとは思いますが、一日も早く茨城県結城の地で酒造りを再開できることを願っております。

コメント:2

RYO-JI 24-07-22 (Mon) 21:33

エチケット(日本酒でもそう呼ぶのか?)が秀逸で手に取りたくなりますね。
やはり女性杜氏ということなのか、こういうこれまでの型にハマらないデザインはとても良いなぁと思います。
調べたら奈良では買えないんですね。
日本酒好きの奥さんにプレゼントしようと思いましたが、残念。

to-fu 24-07-23 (Tue) 11:23

> RYO-JIさん
ワインのエチケットはぶどうの品種や産地、格まできっちり表記した上でデザインしてますから、完成度の高さは日本酒の比ではないと思っています。
日本酒はこの辺結構雑で、まあ大手酒造メーカーに忖度した結果だと思いますが、文化として誇るためにも欧州のワインのようにしっかりやってほしいですね。

味わいも女性杜氏らしい和三盆のような繊細な甘みで、もしどこかで見かけましたら是非奥様にもおすすめいただきたいです。
傷みやすい生原酒でなければRYO-JIさん(の奥様)にお送りしたかったですよ。

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