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PENTAX smc PENTAX-FA645 45mm F2.8 Archive

旅の断片


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 45mm F2.8

ランチタイムを待つノスケ。
私はアイスコーヒーからのハーブティーを。


基本的に島には食事処が存在しないため、昼食は持ち込んだスーパーの出来合いで済ませる。
これにプラスしてチヌの塩焼とエビスビールもう一本。
夜は少し頑張って調理するのだけど昼は時間が惜しいこともあって毎回ざっくりと。

プラ容器や生ごみは食べたらすぐ洗って袋にまとめておいて、四国本島に持ち帰ってから処分しています。
(大抵は翌日泊まるホテルに一言ことわって宿泊時のゴミと一緒に処分してもらっている。)


観光客(お前も観光客だ)を見送る。
さあ、ひとまずここから午後の定期便が来るまでは私だけの時間だ。

しかしこの日の志々島も暑かったけど本日は早速気温が限界突破してますね。4月にして真夏日とか。
また早朝と深夜しか外に出られない日々が始まるのか…一年の半分が夏とか絶望しかない。
本気で紋別とか北見とかその辺に引っ越したいです。

Diary


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 45mm F2.8

ゴールデンウィークということで心を無にして地元に引きこもる。
心頭滅却すればくそ外人もまた涼し。

外国人も今の東京や京都なんかに来て果たして本当に楽しいのだろうか。謎過ぎる。
まあ安いから日本でいいや、的な感じなのかもしれないけど。


円安が止まりませんな。
植田の爺さんが記者の安い挑発に乗ってしょうもない発言をしたもので、これは間違いなく円安進むなーと就寝前にほんの少しだけFXに突っ込んでみたら案の定すさまじい勢いで円が暴落して笑った。(で、さっさとポジション整理して寝て、朝起きるとさらに1円くらい進行していて流石に今度は苦笑い)ここまでイージーだと投機筋の方々は笑いが止まらないだろうな。ホント。

しかし中央銀行の総裁が老人…までは仕方ないにしても、もう少しクレバーに会話できる爺さんはいないのでしょうか。
絵に描いたようなキレる高齢者で笑えないんですが。

旅の断片


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 45mm F2.8

島に上陸し、まずは何よりも先に食料品を冷蔵庫に放り込む。
くそ重いスーツケースと大量のエビスビール、金陵の4合瓶から解放されると嘘みたいに身軽になった。
いや、嘘です。645ZとGFX50SII、そして三脚とペットボトルの装備だけでも充分重い。

別に急いで大クスに会いに行く必要もあるまい、ということで早速1本目のエビスビールを解禁して庭からぼけーっと瀬戸内海を眺めていた。


島の猫がお出迎え。名前はノスケという。
他の猫たちは警戒心が強く一定の距離感を保っているのに対して、ノスケだけは人懐っこく寄ってくる。
ただし触ろうと手を伸ばすと逃げていくのだった。(早朝だけは腹を空かせているからか、やたら愛想を振りまきながら足元に擦り寄ってきた。)


今回出発直前まで悩んでいたのが645Zに装着するレンズについて。
対大クス用にベストな33-55mmか、あるいは万能レンズっぽく使える45-85mmか。いっそ複数本持って行くか。

結局大クスはGFX + 20-35mmに任せることにして散歩スナップ用の45mm単焦点1本に絞ることに決定。
今回ズームレンズは巨樹用の20-35mmだけでその他はGF110mm、XF35mm、そしてこのFA645 45mmと全て単焦点レンズで揃えてみた。

結果的にこれで大正解。
旅先で見たものを全て持ち帰る必要なんてない。そのとき撮れるものだけ撮って、撮りこぼしたものがあればまた訪れればいい。
旅を楽しむのに最適なおおらかさみたいなものが単焦点レンズにはあるように思う。
写真なんて記憶の断片が残っている程度でいいんだ。あとは目で見て体で感じられたらそれでいい。
今回の四国旅で、ばかみたいに重い上にクセの強すぎる645Zが少しだけ自分に馴染んだように感じるのが嬉しい。

旅の断片


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早めに到着してのんびり荷物をまとめ、宮の下港をぶらぶら撮り歩こうと思っていたワタクシ。
出港1時間前だというのに既に並び始めているではありませんか。え?もしかして混雑する?
万が一定員オーバーになると海上タクシーを呼んだりと色々面倒なので仕方なく並ぶことに。


結果的に平日朝イチの便だというのにほぼ満員でした。どうやら前日のテレビで志々島の花畑が紹介された模様。
まあ例年この時期だけは(大クスではなく花畑目当てで)混みますからね。
今回島に宿泊して観光客不在の時間帯に好き勝手歩き回れる私にはあまり関係ありませんが。

大クス目当て、かつ日帰りで考えている方は4月後半から5月前半までの花畑最盛期を避けた方が無難かもしれません。
一対一で大クスと向き合えないと魅力が半減してしまうように感じます。というか私は絶対にイヤだ。


津嶋神社でも感じたばかりだけど、船に乗って遠ざかる宮の下港を眺めていると「ああ、帰って来たな」なんてしみじみしてしまう。
島生まれでも何でもないのに。

かつて隣の粟島で生き方を変える決断をした自分としては、瀬戸内の離島が第二のふるさとのようにも感じるから不思議。
というか幼少の頃から引っ越しが多かった私にとって「ここが故郷!」というものが無いので、ふるさとがあるってこういう感覚なのかなと思ったり。
志々島を想って郷愁のような気持ちが芽生えるのは、ただ単に歳をとってオッサンになったから、という理由だけなのかもしれませんが。

旅の断片


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いつもの神社で旅の安全を祈願。
というよりも、これだけ通い詰めると実家に顔を出す感覚に近い。
おかげさまで元気にやってますよと報告して、また来ますわと去る感じ。

コロナで世間がゴタゴタしていた頃から我が家は大病やトラブルとは無縁に、平穏無事に過ごすことができたのもこの津嶋神社のおかげだと思っている。
(今思い返してもあの頃はトチ狂ってる人が多かったなあ。ニュースに触れすぎている人ほどトチ狂っていた印象。私の親とか…
両親とも聡明な人だし母親なんて医療従事者なのに論理的な会話がまるで出来なくなって驚いた。人ってこうして偏った情報に洗脳されるんだなと。)


平穏無事に過ごせたといいますか、多少のトラブルにいちいち気を揉まないといいますか。
結局のところ寛容に生きることが大切で、そのためにもストレスになりそうな場は極力避けて生きるのが賢明かと考えております。
これからも毎年こうして生存報告をしに津嶋神社に帰って来られるといいなあ。

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