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2021-03

PENTAX K-1のカメラ内RAW現像


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

カメラによって付いていたりいなかったりするカメラ内RAW現像機能。手持ちのメーカーだとシグマにはあり、ソニーとライカにRAW現像機能はありません。カメラメーカー各社の中でもPENTAXのカメラ内RAW現像機能は群を抜いて奥深いと思います。写真を趣味とする方々からLightroom(あるいはPhotoshop)で現像するしそんなもん要らんわ!という声が聞こえてきそうですが、これが結構面白いんですよ。出先でベンチに腰かけて休憩がてらポチポチ弄ったり、帰宅後にのんびりくつろぎながらあーでもないこーでもないと操作したり。こちらの写真は普段あまり使わないカスタムイメージ「ほのか」に設定してレッド系の調色を追加、彩度と明度をちょろっと上げてファインシャープネスを+1、あとは明瞭度を-3と大きく下げて柔らかくしました。近所を散歩して適当にポチポチ撮ってきた写真を素材に帰宅後もまた暇つぶしができる。これはなかなか良いです。楽しい。


こちらはカスタムイメージ「雅」。シチュエーションによってはわざとらしくなりすぎますが、ピタッとはまるときははまる。みたいな。あとはファインシャープネスをかけて明瞭度を下げて…とほとんど同じ感じで。空に写り込んだセンサーダストの影を消したい…とか言われるとアレですが、これ普通に仕事でも使えるんじゃね?くらいに優秀です。弄りだすと楽しくなって軽く1時間とか経ってるという。ZeissのZX1でしたっけ?昨年発売されたLightroom内蔵のフルサイズコンデジ。Lightroomなんてスマホやタブレットに移植されて久しいのに今さら誰が買うねん、なんて思ってましたがカメラ内で完結するというのは今考えるとそれはそれで面白そうな気がしますね。「ほな6000ドルで。」と言われたら「さよか。」でこの話は終わりですが。

コンデジといえばとうとうシャオミが1/1.12サイズセンサー搭載のスマホを発表しました。今やスマホ市場も完全に中国が牽引する形になりましたねえ。新型iPhone発表の度にワクワクしていた時代が懐かしい。最近のようにも感じますが、それももう10年くらい(もっと?)昔の話なんですね…私も歳をとるはずだ。デジタルの世界で10年といったらもう1世紀にも等しいくらいのスピード感ですよ。この流れだと数年内には国内の高級コンデジ市場も一気に駆逐されそうで心配です。

マタベェ


LEICA M10 / Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM

2:30起床、6時現着 笑
走り出したらシーズン終了まで突っ走りたくなるのが桜めぐりというもの。今回の桜は流石に平日であろうと混雑することが予想されるので、地獄の深夜起床で出発いたしました。まあ、釣りに通ってた頃はこれくらい当たり前だったし…しかしもう無理だなと。私も衰えましたね。驚いたことに、いえ、皆さん現地で車中泊されてたんでしょうか。決して少なくはない方が既に撮影を開始されていました。恐るべしマタベェ。

しかし本当に見事の一言ですね。素晴らしい。早く記事を書きたくてワクワクするほどの巨樹と出会えたのは随分と久しぶりな気がします。これでもう今年の桜は大満足、お腹いっぱいですわ。最高の春を迎えられて私は幸せだ。


まあ本音を言うと他にも数本の桜を回りたかったんですけどね。某ブログの桜記事を熟読して、奈良県の桜情報も大幅にアップデートできましたから。しかし私は一応他県の人間なので、世の人々が動き出す時間には帰るべきだろうと撤退を決意。8:30撤収、針テラスにだけ立ち寄ってお土産購入、朝食そばセットをいただいて帰宅しました。お昼の12時にして既に眠くて仕方ありません。健康なのか不健康なのかよく分からないなこれ。

滋賀県甲賀市信楽町 畑のしだれ桜


PENTAX K-1 / PENTAX HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

四国巨樹めぐりの夢を見て3:40目覚める。目覚めてからも夢の中の興奮が収まらず、これは出かけるしかあるまいと滋賀県甲賀市、信楽町を目指しました。(流石にこのご時世ですから四国はムリです 笑)タヌキの焼き物で有名な信楽ですが、ここに近畿圏では名高い一本桜が存在します。桜の名所に詳しい方におすすめの一本桜は?と聞いたら結構な高確率で耳にする名が、この「畑のしだれ桜」。ずっと気になっていながら今回が初めての訪問。ちなみに甲賀忍者で有名な甲賀市ですが、読み方は”こうがし”ではなく”こうかし”なのでお間違いなく。 全文を読む

魚ヶ渕吊り橋の桜(魚ヶ渕の枝垂れ桜)


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-D FA MACRO 50mm F2.8

天気予報は雨。これはチャンスなのでは?と、京都市の外れにあるシダレザクラの名木を眺めに行くことにしました。昨年も記事にまとめたこの「魚ヶ渕吊り橋の桜(魚ヶ渕の枝垂れ桜)」はそもそも京都の中でも知る人ぞ知る的なサクラなので、天候関係なしにまずまずのんびりと眺められるんですけどね。それでもこのご時世ですから人が少ないに越したことはありません。 全文を読む

Diary


LEICA M10 / Leitz Summicron 50mm F2 2nd

月内の仕事が全て片付いたので京都の外れの桜でも…と思ったのですが、むしろここまで気候が良すぎるとそれに比例して混雑具合も酷いことになってるのではないか。ということで結局断念することにしました。こう言っちゃアレですが、どれだけ来るなと言っても宴会目的の類人猿を殲滅することは不可能だろうし、あまつさえ今日から私の大嫌いな土日ですからね。たしかCP+のアーカイブ動画の多くが今月いっぱいで公開期限を迎えるはずなので、お酒を片手にそれらをのんびり観ようかなと。今年の桜はこれでほぼ終わりでしょうか。混雑嫌いの人間にとっては気候が良すぎるのも考えものです。


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-D FA MACRO 50mm F2.8

私が勝手にこの方のレビューはなかなか参考になると思い込んでいるPENTAX兄さんのサイトによるとDFA100mmマクロとの使い分けも悪くないとのことだったので、ついつい釣られて購入してしまったDFA50mmマクロを近所で試し撮り。なるほどこれは悪くない。というか良い。まさにレビューどおりで100mmマクロと比べるとあっさりした色乗りの柔らかい描写。こってり濃厚で輪郭のくっきりした100mmマクロとは対極と言ってもいいレンズだった。ワーキングディスタンスの短さを考えるとマクロ的に使うにはいまいち(カメラの影が被る)かもしれないけれど、対抗馬の43mmリミテッドは設計の古さもあってあまり寄れないので充分に共存が可能だと思う。あくまでも疑似マクロ含めて万能的に使える標準レンズとして優秀な一本。がっつりマクロ撮影がしたいなら黙って100mmマクロを買うべきだとは思う。え?AFのスピードですと?PENTAXにそれを求めますか?

それにしてもPENTAXレンズの出来の良さは異常。K-1導入以降色々なレンズを買い求めましたが、今までに手放したレンズは本命が入手できるまでの間に合わせに買ったsmcDA40mmリミテッドくらいです。唯一の欠点はそもそもの選択肢(ラインナップ)が少なすぎることくらいでしょうか。はいはい。あとAFの精度とスピードですよね。分かってますって。

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