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MS-OPTICS VARIOPRASMA 50mm F1.5 Archive

Diary


LEICA M10 / MS-OPTICS VARIOPRASMA 50mm F1.5

昨晩も全く眠れず。4時半にもう諦めて行動を開始しようかと思いかけた途端、緊張の糸が切れたのかソファに座ったまま就寝。8時に目覚める。本日もまるで4月中旬のような陽気。こうなると俄然外に出かけたくなるんだけど、車にせよ自転車にせよ寝不足の状態で乗るのは危険すぎるので仕事に集中することにする。で、明日こそは出かけるぞと天気予報を調べてみると明日は今日より10℃くらい低いんですね。出かけようと決めた日だけ気温爆下げするのホント止めていただきたい。前回なんて雪積もってたし。

Diary


LEICA M10 / MS-OPTICS VARIOPRASMA 50mm F1.5

本日も快晴。2月とは思えないような…いえ、2月どころか一気に3月すらすっ飛ばして4月になってしまったかのような陽気。昨日に引き続きシャツの上に薄手のパーカーを羽織るだけでも軽く汗ばむくらいです。こんな日に家の中でごろごろ転がっているなんて俺は許さん!ということでムスメ×2を引き連れて軽くポタリングしてきました。体を動かした後のアイスクリームは格別に美味しい。


各所で猫を見かけましたが皆さん日陰でぐでーっと。日向ぼっこするにも暑すぎますわな。これも異常気象なんでしょうかね。毎年のように異常気象と連呼され続けているので、正常な四季ってどんなものだったのか最早思い出すことすらできませんが。そろそろソメイヨシノが開花してしまうのではなかろうか。冗談抜きで。

宮崎光学 MS-OPTICS VARIOPRASMA 50mm F1.5 試し撮り


LEICA M10 / MS-OPTICS VARIOPRASMA 50mm F1.5

2本目の宮崎レンズ。こちら幻のクセ玉「KinoPlasmat(キノプラズマート)」のオマージュだそうです。宮崎レンズの真骨頂とも言える収差のコントロール機能が付いていますが、私の場合は例の如くM型ライカでの使用前提となるためポジションは距離計と連動する6番固定で撮影することになります。この写真はポジション6、開放のF1.5で撮影。たしかにかなり強烈な滲みとクセがありますがそこまで使いにくくもないかなあという印象。ただ、まるで一枚のキャンバス全体に光を拡散させたかのような柔らかい滲みを見せてくれるSonnetar 1.5/73と比べると、確かにクセこそ面白いものの実際これで何を撮ればいいのか現時点では全く思いつかない。


F2.8。Sonnetar同様、少し絞るだけで描写は安定。F5.6まで絞るともはや最新の大手メーカー製レンズと遜色ない写りに感じられます。ただまあ、そこまで絞るなら別にこのレンズを使わなくてもいいのでは?という気がしなくもないわけで。うーん。

この手の所謂クセ玉レンズ全般に言える話ですが、決して10,000枚撮ってアベレージ60~80点の写真を量産できるようなシロモノではなくて、10,000枚中9,990枚はボツだけど残り10枚は写真の神様が降臨したとしか思えないような100点満点以上の奇跡的カットが生まれることがある。そんな奇跡を信じながらボツカットの山を築くことに抵抗を感じない、むしろ喜びすら感じるようなマゾヒスト向けのブツですから、たった数十分試し撮りしてウニャウニャ語ることにはあまり意味がないようにも思います。それならそもそもこれは一体何のためのレビューなのか、というところに戻るのですが。結局黙って撮れよ、という話ですね。写真とはきっとそういうものです。

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