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2023-03

四国の記憶


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

防波堤に腰掛けて地酒片手に夕日をぼけーっと眺めていた。
深夜から動きっぱなしだった旅先での一日。
お風呂上がりのさっぱりした体で過ごすこの時間こそが一日の締めであり、一番の楽しみかもしれない。


朝焼けや夕焼けを眺めていると太陽のスピードがいつもの10倍くらい早く感じる不思議。
こんなに早く動くのだったら日の出から日没まで3時間くらいで済んでしまいそうに思える。

実際空の上の方はまだまだ青っぽいのだけど、中望遠レンズがあると美味しいところだけ切り取れるのが良い。
前回ここで夕焼けを眺めたときは手持ちの最望遠が77mmリミテッドレンズで口惜しい思いをした。


最後に空が一層鮮やかに燃え、間もなく夜の帳が下り始める。
夕焼けを眺めながらつまむカツオのわら焼きタタキが異常に美味しかった。

四国の記憶


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

このところ毎日散歩コースの桜ばかり撮っていて少々食傷気味なので海の写真を。
ああ、そろそろ飽きてきたと思い始める頃にちょうど散ってしまう桜は実に有能だと思う。


いつもは平日の参拝なので扉が閉ざされている拝殿と社務所。
今回初めて日曜日旅のメリットを感じた瞬間かもしれない。


念願の御朱印をいただき、記念に御朱印帳まで購入してしまった。
今の御朱印帳がまだ10ページ以上も白紙だというのに。

近所を散歩するときはライカやX-H2のように軽快なカメラが心地いいのだけど、遠出してよし写真を撮るぞ!と気分がアガっているときはGFXやK-1のようなでっかいカメラでガッシャンガッシャンとシャッターを切るのが一番気持ちいい。今回M10も持って行ったものの結局「持って来たからには使わないと」的に持ち出した感が否めず、これならGFXとレンズ一式持ってきてサブ機は記録写真用のGRだけでよかったな…と、やや後悔。逆に考えると今回の旅はライカと50mmレンズだけでいいやと思えたとき、初めてその土地に馴染めたと言えるのかもしれない。

Diary


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

名もなき桜にて花見兼運動。スギ花粉がえぐい。
近くの民家の庭でアナグマを見かけました。うーん、可愛…くはない。


満開にはまだ少し早かった模様。
桜のオオモノもいいけれど私には名もなき桜の方が性に合っているみたい。
のんびり眺める桜がいい。

奈良県宇陀市 又兵衛桜 2023


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR
SONY α7RIII / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

今年も「見事!」としか言いようがなかった満開の又兵衛桜。
せっかくたくさん写真を撮ってきたので記事にまとめることにしました。

まあ細かいことは抜きにして春の風物詩をお楽しみください。 全文を読む

マタベェ


SONY α7RIII / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

行ってきました又兵衛桜。
近日中に記事にまとめたいので帰り際の一枚とボツカットで茶を濁す。

今年もほぼ満開でうつくしゅうございました。


私が毎回早朝行くのには理由があります。
単純に一番美しい姿が見られる時間帯ということと、深夜早朝以外は脱京都するだけでも渋滞が酷すぎること。

実はもう一つありまして。というか日中行きたくない理由としてはこちらが大本命だったりします。
桜や紅葉の名所を追いかけるカメラマンって度々世間を賑わす撮り鉄サン並みにマナーが悪くないですか?
ええ、あくまでも個人の感想…ではありません。客観的に見た事実です。

自分は写真を撮りに来たんだ→お前らも写真を撮りに来たんだろ?みたいに論理が飛躍しすぎな人が多すぎる。
ただ近くで眺めている一般の(写真趣味ではない)方に「すみません、そこ撮ってるんで…」って。知らんがな。
散策路のど真ん中に三脚ぶっ立てるアホも多数。大前提として混雑する場所に三脚を持ち込む時点で私とは永遠に分かり合えない人種ですが。
しかし私も写真が趣味なので一応その気持ちは察します。ファインダーに入らないよう体を縮めてササっと移動しますとも。
でもこれ、自分がただまったり桜を眺めに来ただけの立場だったら確実に殺意が湧く行為ですよね。邪魔なのはお前だろと。

ということで、勘違いしたカメラマンを見てイラっと来るのと自分も同類に見られたくない気持ちがあり、人が増え始めたらサクッと撤収しています。
桜のオオモノはとにかく美しいし写真を撮るのも楽しい。でもまあ年に一本眺めるくらいでちょうどいいのかも。

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