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PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW Archive

晩夏の瀬戸内旅 2024


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW

予報は曇りときどき雨。早速小雨がぱらつき始めていたけれど邪魔くさい傘は結局車に置いてきた。
ずぶ濡れになってもシャワーを浴びて洗濯してしまえばいいし、庭から薄靄でかすんだ海をぼけーっと眺めるのも悪くはない。
何より大クスさんが雨なんか降らせるわけないよなと変な自信に満ちていたのだった。


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 33-55mm F4.5 AL

大量の荷物を置いて身軽になり、棒をブンブン振り回して巨大なクモの巣を払い除けながら近道(藪道)を抜けて大クスを目指す。
そこら辺に落ちた適当な落ち枝を探すのだけど、いい形の棒が手に入るとそれだけでテンションが上がるのだ。男の子なのでね。
手ぐすね引いて待っていた蚊の大群が久々の人間だぜえ…とゾンビの如く集ってくるので虫除けスプレーは必須装備ですぞ。


ファーストショット。
何度訪れても、すべり台のようにツルツル滑る階段を下った先に待つ大クスの姿が見えると「おおっ!」と声が漏れてしまう。
今回私の他に観光客はいなかったけどベンチに腰掛けてぼーっと大クスを眺めていると、皆さん同じポイントで「おおっ!」と声を上げていて面白い。

晩夏の瀬戸内旅 2024


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW

目の前の名もなき離島。いえ、たぶん名前はあると思いますけど。
あそこには戦争中の砲台や防壁、防空壕がそのままの形で残っているのだとか。

志々島の「天空の花畑」をお世話されている孝子さんは戦時中京都、それも私が住むところから徒歩10分くらいの地区で生活されていたらしい。まさかの学区内の大先輩。「四条大宮で映画を見ていたらいきなり空襲警報でみんなパニックだよ。そんなことばっかりで、京都にはいい思い出がない。」なんと言いますか、言葉を失います。これがほんの数十年前の話なんだから。こういう歴史をしっかり認識した上で平和を謳歌したいものだなあ。我々が慢心すれば平和なんて一瞬でぶっ壊れてしまうのです。


本日、今季初めて虫対策以外で長袖を羽織った。初めて秋の到来を感じた一日。
田んぼベンチの爺さんズも「これで夏も終わりやろ!」と騒いでおりましたとも。(聞き耳立てなくても声がでかいから聞こえてしまう)
旅先でこれくらいの気候だとベストだったのですが。
まあ、汗だくになって歩き回ったのも夏の締めっぽくてよいではないか!と思えば、そう悪くもないか。

秋の瀬戸内旅 2024


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW

昨晩は持参した残り僅かなバランタイン7年でハイボールをちびちびやって読書、はみがきついでに海辺を深夜徘徊して24:00就寝。
湿度が高いからかやや蒸し暑く、Tシャツ1枚にブランケットがわりのストールを被ってちょうど快眠でございました。
寝袋持ってきたけど要らんかったな。

5:00起床からの海辺を散歩、食材の買い出しに出かけて通勤渋滞に巻き込まれながらも無事朝うどんを食して定期船を待つ。
沖縄土産の謎コーヒーは大変美味でございました。なんかサンゴで豆を焙煎してるとかそんなの。
安物ドリップパックは豆が7g(7g!!)しか入ってないところ、まともな値段のものはしっかり10g入ってるのが嬉しいですな…


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 33-55mm F4.5 AL

とりあえず上陸のご挨拶を済ませて早々にチェックイン。今晩は地物のでっかい真鯛で一杯やりましょう!と嬉しいお誘い。
こうなる予感はあったのですが、勝手に期待して食材を買ってこないわけにもいかず。
チヌの切り身を2切れも買ってきてしまった。どうしよう。(とりあえず昼食として1枚塩焼きにした)

うん、行けるじゃない645Z。これは楽しい。結局午前中いっぱい大クスの前で過ごしてしまった。
今朝の定期船でやってきた観光客は私一人だけ。いやーおかげさまで満喫できました。皆さんありがとう。


本日雨の予報で実際私が志々島に上陸してからしばらく雨がぱらついていたのですが、傘は車に置いてきました。ノーガード戦法。
いや、ワタクシが行くというのに大クスさんが雨なんか降らせるわけないでしょ、と 笑
まあそれは冗談として何となく変な余裕があったのも事実。実際今では晴れ間が覗いてくそ暑いです。

流石に半袖で虫地獄の大クス周りをうろうろするのは自殺行為なので長袖で向かいましたが、早速汗だくでべったべたになったので洗濯中。
午後は海辺をのんびり歩いて猫やヤギと戯れようかな。時間が過ぎるのが早すぎるわ…

Diary


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW

本日も35℃の予報なので気温が上がりきる前に朝散歩。
通勤通学の時間から動き回っている修学旅行生は一体何時に起こされてるんだろう。
修学旅行といったら明け方まで友達とダラダラと駄弁るのが醍醐味なわけで、もう少し空気を読んであげても。ねえ。
まあ私みたいなオッサンでも深夜ドライブ→仮眠から旅先で一日中歩き回ってたりするし、若いモンならそんなの余裕か。


明日も36℃、明後日も36℃。まーじで出かける気にならんのですが。
巨大隕石でも落下して地軸をガッツリ傾かせてくれないものか。
イライラするだけなので午後は昼寝に精進します。氷河期が始まったら起こしてください。


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

最近(私の中でだけ)レフ機が熱い。
円安や物価高騰でカメラが高い!買えない!と嘆く方が多いけど、彼らは最新機種でないと写真が撮れない呪いでもかけられてるんですかね…
中古市場を覗けば捨て値のレフ機で溢れてるのに。一昔前のフラッグシップ機が現行エントリー機並みのお値段!なんてことも。このK-1とか。

個人的に今欲しいのが昔のCCDセンサーの一眼レフ。買うならレンズ資産を活かせるK-7かな、と。
パンがなければケーキを、ではありませんが、写真にかぎらず物事を何でも卑屈に考えて楽しまない人が増えたよなあ、と感じる昨今。
ミラーレス機がなければレフ機で写真を楽しめばいいじゃない。たぶんレトロなレフ機も数年後には高騰すると思うんです。そうなる前に。

Diary


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW

まだ気温の上がりきらない朝早い時間帯に川沿いのサイクリングロードをだらだらと。
ところでここのサイクリングロードを原付並みのスピードでかっ飛ばすオッサン数名とすれ違いましたが、サイクリングロードとは名ばかりで道交法上はあくまで「自転車で走行してもよい遊歩道」の扱いなので、マジでよろしくないと思います。ロードバイクがいまいち普及しきらない原因の一つに無法オッサンチャリダーのモラルの低さ、要はイメージの悪さがあるのではなかろうか。地球ロックとか無茶苦茶なこと言って他人様の設置物に勝手に鍵を噛ませたりだとか。自転車乗りの私から見てもチャリカスだな、と思う。

自分が乗る乗り物に関するルールも調べられないオッサンと、サイクリングロードなんて如何にも勘違いを誘いそうな名を付けたアホな行政。
まあ、どっちもどっちな気もしますが。


しかし645Zはいいなあ。
見飽きた景色も645Zのファインダー越しに眺めると何だかワクワクしてくる不思議。

趣味の世界ってある程度の制約や不自由があった方が楽しいのではないか。
最新テクノロジーの塊みたいなミラーレス機と645ZやライカM10のような不自由機を同時に使うと、とりわけ強くそう感じるのです。

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