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2022-10

愛媛の記憶


LEICA Q

ここを訪れるといつもベンチで駄弁っている爺さん二人組がいる。
「そういえば今回のトップガン観たか?」
「おう、あれはものすごい映画やな…あのバイクなんやろか。カワサキか?」
などと今回も延々会話が続いていた。

恐らく次の日の約束を交わすこともなく日が暮れる頃には帰宅して、明日もまた自然とここで再会するのだろう。
年をとってもこんな関係が続いてるって素敵だな、と思う。


展望台からしばし瀬戸内海を眺め、金砂湖畔公園へ。
10月半ばではまだまだ涼しい風が吹き始めたばかりだったが、そろそろ少しずつ紅葉が進んでいるのではあるまいか。
富郷ダム方面への湖畔ルートが最高に心地いい時期だと思われる。
それこそ車なんかではなくカワサキのバイクで走り抜けたら気持ち良すぎて昇天してしまうかもしれない。
スピードの出しすぎにはご注意を…

Diary


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ほとんど軟禁、雑務だけで終わってしまった二日間であった。
来月もまた色々と遠出したいのでやるときはやらねばならない。

ようやく当面のノルマも片付きつつあるので近所の山ベンチで息抜きを。
風の冷たさが秋めいてきましたなあ。

敦賀の記憶


LEICA M10 / Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TYPE 1

世の中には鉄塔マニアという人々が存在するらしい。
圧倒的存在感を誇るマッシヴな立ち姿に、気品すら感じさせる規則正しい骨組み。なるほどこれはたしかに魅力的かもしれない。
周辺の風景と絡めたり夕焼けの中に佇む巨大な鉄塔写真を狙ったりと、撮りモノとしてもなかなか面白そうである。

で、少し気になって調べてみたら、なんと関西電力ではダムカードならぬ鉄塔カードまで販売されていたそうではないか。
たぶんこれ一瞬で売り切れたんだろうな。(値段も手頃だしちょっと欲しかったかも。)世界はまだまだ広いぜ。


そんなことを思いつつ、目的もなくただぷらぷら歩いて訳の分からないものを撮り散らかすのもやっぱり好きなのだった。
何を撮るか、なんて根詰めすぎても窮屈になる。窮屈になると面白くない。
それをスランプと宣って写真の世界から離れて行った人を何人も見てきた。
写真ってこんなに自由なのに本当にもったいない。


ところで先日買ったこのULTRON 28mmが大当たりだったなと。
コンパクトで良く写る。でも決して完璧ではない。そして何より、壊れても現行品だからいつでも買い直せるのが素晴らしい。
これは自分にとってMマウント28mmレンズの決定版かもしれない。

敦賀の記憶


PENTAX K-1 / PENTAX HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW

カスタムイメージ 里び。
一眼レフで撮る喜び…というのは個人的にはわりとどうでもよくて、PENTAXの一眼レフ一番の楽しみはカメラ内RAW現像だったりする。
夜にごろんと寝そべってその日撮った写真を見返しつつ、ボタンをポチポチ弄ってあーでもないこーでもないと遊ぶ。うーん、楽しい。
もちろん他社のカメラにも似た機能はあるのだけど、カメラ内現像の優秀さにおいてPENTAXは他の追随を許さないレベルだと思う。


カスタムイメージ 雅。
冬が来たらまた同じ宿に泊まって早朝の海写真にチャレンジしてみたい。
いざその時が来たら寒すぎて心折れているかもしれない。


カスタムイメージ ほのか。
とりあえず2日間K-1とD FA★50mmのセットを持ち歩いてみて感じたことは、分かってはいたけどこれは重いぞ…と。
ラージフォーマットのGFX50S IIと35-70mmのセットなんかよりずっと重い。
いいレンズなのは間違いない。とはいえ使いどころが難しいんだなあ。
どうせ重いレンズを持って行くならD FA24-70mmの方がよかったのでは?という気もする。

敦賀から帰還


LEICA M10 / Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TYPE 1

6:00起床。目覚めてガバッとカーテンを開けると眼の前の海がえらい美しいことになっていたので、これはいかんとカメラを掴んで外へ。
毎朝こんな景色を眺められる人間が同じ国に生きているなんて実にけしからんですよ。
刻一刻と移り変わる空と海の色合いを夢中になって1時間ほど撮影し、身支度を整えてチェックアウト。
駅前のビジネスホテルがどこも満室だったので少し離れた旅館に宿泊したわけですが、むしろこっちが正解だったなと。満足しかない。


LEICA M10 / Voigtlander NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM

早朝の海だけでもう直帰してもいいくらいの満足度のところ、旅の締めはアレにしたいこともあり11:00まで時間を潰す。
本日も水晶浜をぶらぶら歩いたり、気比の松原をだらだら歩いたり。何時間歩いても飽きない。
ほんの少しだけ変わりゆく敦賀駅前を散策して家族への手土産を購入。
ヨーロッパ軒に開店ジャスト入店してソースカツ丼を食らって帰路に。

旅ってのは距離に関係なくいいもんだな、と。
この勢いでまたどこかに消えたいところだけど月末恒例雑務たちが待ち構えている。頑張ろう。

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