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ぶらり一人旅 Archive

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

人のいない静かな朝はそれだけで気分がいい。
そして無人の風景をぼけーっと眺めながら飲む目覚めのコーヒーの美味しさは異常だ。
自宅で丁寧に抽出した一杯よりも自然の中で適当に淹れたドリップコーヒーの方が遥かに美味しい不思議。


来月の目的地は久々の岐阜県でどうだろう?という案が急浮上している。
数年前に飛騨高山周辺は回ったのだけど下呂温泉から南側、「加子母のスギ」とかその辺りが完全ノーマークのままだったので。
問題は時期的にヤマビル先生の餌食になる可能性が高そうなのと針葉樹の巨樹が多いエリアなので秋冬でもいいんじゃない?など。

早朝下呂スタートだと午前中のうちに巨樹を回りきってしまい、岐阜県最大の楽しみであるケイちゃんを食せぬまま脱岐阜してしまいそうなのも難。
いや、下呂にお昼頃まで滞在できるよう調整すればいいんですけど、ワタクシ正午を過ぎるともうおうちに帰りたくてムリ。

旅の断片


FUJIFILM X-H2 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD

今回の旅の一番の収穫は「買ってよかった便利ズーム!」と思えたことかもしれない。
ええ、出発前は想像以上の画質の悪さがとにかく不満で、下取りに出して別のレンズに買い替えるつもり満々でしたから。
実際旅先で使ってみるとこれが何とも面白くてびっくり。当然画質はイマイチなのだけど、結果がどうあれ撮影中あれだけ楽しめたら十分かなと。


こちら恐らく人生で初めて見かけたコシアカツバメさんと、その巣。
とっくりのような形状をした巣が面白い。

ただでさえ画質に難のあるテレ端300mm、さらに夕暮れどきの薄暗い軒下ということで開放F6.3でもSS1/30秒しか稼げず、ブレ写真を量産してしまった。
流石にXF 150-600mmを持ってきていればなあとは感じたものの、いつもの標準単焦点装備だったらカメラを向けること自体諦めていたと思う。


同じくテレ端300mm。フナムシ?を咥えたメスのイソヒヨさん。
風景、野鳥、野生動物、人物スナップやテーブルフォトも。旅先の撮影ならこれ一本でOKですな。
もう少し画質がまともなら巨樹撮影も行けるのだけど。流石に撮る気にならんなあ。

とりあえず昨日から2日連続の真夏日ということで自宅待機確定。終わってますなホント。
農作物は不作だわ海産物も北へ逃げてしまうわで、この国の熱帯化深刻すぎませんかね。
逆に北海道では今まで育たなかった農作物が育つわ見たことのなかった魚が釣れるようになるわで、食において過去一アツい状況なのだとか。
これからの時代、生活の拠点を築くなら北海道一択ッスよ。私も紋別に消えたい。

旅の断片


OLYMPUS PEN-F / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

川北街道を少し逸れて阿波市のスパ銭で汗を流し、車中泊ポイントに移動して夕飯タイム。
今回PEN-Fも持って行ったけど便利ズーム装備のX-H2と役割が被ってしまって結局出番がなかった。
なかったというより、無理矢理でも買ったばかりのTAMRON 18-300mmを試したかったのが大きいか。

一度くらいPEN-Fと小型単焦点レンズ3本だけ持ってお気軽スナップ旅にも出かけてみたい。


富士フイルムの新型カメラは「味のある写真で自分らしさが表現できるカメラを目指した」

近日中に発表予定と噂されるX Halfを買ってみようかと思っております。
まあ、予約受付開始とほぼ同時に受付終了、みたいないつものノリだったら一気に気持ちが冷めてしまいそうですが。


(たしかFUJIFILM X100Sで撮影。FUJIFILM X20だったかもしれない。)

コメント欄に「この10年ほどでデジカメは極めて幅の狭いつまらないジャンルになってしまった」と書かれている方がいるけど完全に同意。
たしかに昔より簡単に綺麗な写真が撮れるようになった。でもその進化の過程で写真が楽しくなったかと言われると。うーん。
もちろん高性能は高性能でいいんですけど。各社似たりよったりのカメラしか作らないのは流石に不満かなあ。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

灼熱の暑さを誇る作業部屋がとうとう真夏日を記録したため今季初クーラー。
ギリギリ気持ちよく歩き回れる今のうちに、もっと積極的に遠出しておかないとだなあ。


珠洲市の「倒スギ」ってつるぎ町最奥地どころか富山の「洞杉群」よりも遠いのか…
まだまだ路面状況に難ありと思われるため、恒例の前夜入りして通勤渋滞を回避する戦術が使えないのは辛い。というか耐えられない。
わりとノーマークな岡山県を攻めてみるのも悪くないが結局瀬戸大橋を渡りたくなるのが想像に容易く、どうしたもんかという感じ。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

頭の中はいまだ巨樹王国。
一体なぜ私はこんな害人観光客まみれのろくでもない土地で暮らしているんだろう…と悲しくなりますが、また現実に戻らねば、です。
旅ジャンルの中では圧倒的にお金がかからない(山奥故に食事処がない)巨樹旅ですが、それでも高速代ガソリン代宿代と馬鹿になりませんからねえ。


正直来月もまた徳島県でもいいのでは?と思わされるくらいに満足度の高い旅でございました。
海あり山あり、巨樹に関しても程々な冒険ありで1、2泊程度の旅でこれほどの満足感を得るのは他所では難しいのではないか、と。
一応久々に和歌山→三重のクスノキ巨樹(訪問済みだけど未掲載)を撮り直さないと、とか震災後の能登半島巨樹は?とか色々プランがあるのですが。
徳島といえば祖谷の「鉾杉」とか「五所神社の大杉」を再訪して四国中央市の馴染みの鉄板屋に顔を出して帰るのもアリだな、など。

まあしばらくは日々の業務をこなしつつ、旅の思い出を反芻しながら過ごそうと思います。

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