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FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR Archive

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

今年も行ってきました。毎年恒例になっている梅宮大社神苑でのあじさい散歩。
三室戸寺や楊谷寺のような有名スポットは一度見たらもういいかなという感じで結局梅宮大社に行き着いた。
しっとりした紫陽花はやはり人のいない静かなところで眺めてこそ風流なのではないかなあ。


ここまでローキーでの撮影が似合う花を私は他に知らない。

しかし今回は機材の選択ミスだったなと。
GF 110mmはとにかく寄れない上に、引きで撮って様になるほどたくさんの紫陽花が咲き誇っているわけでもないという。
挙句の果てにサブとして持って行ったのがLEICA M10とSummarit 50mmとか気でも触れていたとしか思えない。
最短撮影距離1mの標準レンズで一体何を撮るつもりだったのか。


帰宅後は梅酒の仕込み2023。
ここ数年は泡盛梅酒にハマっていたのだけど今回はブランデーとハチミツでフルーティ仕様に。
密封前から既に芳醇な香りが漂っていて勝利を確信。これ無難に一番美味しい組み合わせでは?
どうして自家製梅酒はあんなに美味しいのに市販の梅酒は甘ったるいだけでくそ不味いのか謎。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

夕方になり最後の定期便が観光客を連れ帰ると、島はさらに静けさを増した。
これで志々島に残るのは明日の朝まで地元島民と私だけ。
この島時間を味わえるのは自分だけなのだと思うと何とも言えない優越感がある。


日中ぐったりしておりこのまま衰弱して死んでしまうのではないかと思われた子ヤギは、涼しくなったからか活発に歩き回っていた。
久しぶりに我が子を見守る父親の心境だ。(本当の我が子はもう近くで見守るような年齢ではないので。きっとウザがられるだけだろう。)


ヤギはいい。ちょっと飼ってみたくなった。
しかし大人になるとふてぶてしいんだよな、こいつ。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

未だ旅の余韻の中。
旅先での時間は一瞬で過ぎ去ってしまうけれど、旅先で撮った写真を眺めていると噛めば噛むほど旨味が広がるスルメ的な楽しみがある。
お気に入りの数カットをセレクトして大判プリントしたり。旅先で楽しんでハイ終わりではないのですよ。


今は完全に満たされた状態。もうしばらくは旅欲が疼くこともないのではないか。
ということで、このタイミングで次の旅に備えて機材を揃えておくのが真の賢者というものでしょう。

え、カメラ?レンズ?一体何の話をしてるんですか?
虫除けとか日焼け止めの話に決まってるじゃないですか。

旅の断片 ベテラン


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

私と友人でベテランと名付けたヤギ。
なんというか、この方だけ風格が違う。


実際母ヤギとしてはベテランのようで、既に10頭もの子ヤギを産んでいるそうな。


友人がベテランに葉っぱを食べてもらおうと声をかけまくっていたが結局最後までスルーされていた。
その辺の仕草もベテラン感があって良い。ベテランは決して人間には媚びないのだ。

なお、私があげた葉っぱは普通にムシャムシャ食べていた。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

もうヤギは増やさない。
つい先月そう聞いたばかりなのに、小屋を覗くと3頭の子ヤギが誕生しているではありませんか。
なんと半年前に最後の雄ヤギを手放した際には既に2頭の雌ヤギが身籠っていた模様。
お腹の大きくなった雌ヤギを見てもまさか妊娠しているとは思わず、最近太ったな程度に考えていたので大変驚かれたそうです。

3日前に産まれた2頭の子ヤギはベテラン母ヤギの下で元気に育っていましたが、問題はこちらの1日前に産まれたばかりの子ヤギ。
母ヤギが若すぎるからなのか育児放棄気味で、乳も飲ませてもらえずとにかく元気がない。
母ヤギは人間の年齢に換算するとまだ中学生くらいなのだとか。


子ヤギを産み落とした瞬間も「うわ、何か落ちてきた!」くらいの感覚で、どうやらそもそも自分の子だという実感がない様子。
それでも自分にまとわりつく子ヤギに対して何か特別な存在だという意識が芽生えてきたのか、一応気にかけているのが見て取れました。


今後の予定など何もないワタクシはそのままじっくりヤギさん鑑賞を続ける。
なんと乳をもらうことに成功した瞬間を目撃してしまいました。いやー感動しましたね。

時間の流れを忘れて、ただヤギをぼけーっと眺める。贅沢な旅時間ってこういうものだよなあ。
忙しなく点と点を移動する旅から、一点を中心にした円の中に留まるスローな旅へ。
きっと今の年齢になったからこそ楽しめる旅。歳を重ねるってのも悪くないと思う。

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