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LEICA M10

須田港


LEICA M10 / Leitz Summicron 50mm F2 2nd

最後に粟島に渡ったのはいつだったかとログを見返してみたところ、2012年の6月だった模様。ああそうだ、ちょうど今くらいの時期で小雨がぱらついてたっけ。今はなき道久製麺所(数年前に店主が体調を崩されて、そのまま閉業してしまった。本当に美味しかったので残念。)で朝うどんを食べて、以前写真仲間のなっちゃんに連れてきてもらったレイジーボーンでコーヒーを飲んで須田港へと向かったはず。

流石に9年も経つと須田港も変わっていて、ストイックなボットン便所しかなかった待合室はバリアフリーな水洗トイレが設置された小綺麗なガラス張りの小屋へと進化していた。あれからもう9年か。歳をとるわけだなあ。


しばし突堤に立ってぽけーっと景色を眺め、粟島汽船を見送った。本音を言うと、もし誰も乗っていなかったら粟島に渡ろうかとも思ったのだけど、待合室に地元中高生と思わしき集団が見えたので今回はやめることにした。うん、別に今回でなくても構わない。またここまで来ればいい。

ここで景色を眺めていると当時3歳になるより少し前だった長女の姿を思い出してしまい、涙が出そうになる。地元のちびっ子と一緒に海に石ころを投げて遊んでなあ。その日撮った写真は暗室で焼いたものが数枚手元に残っているが、肝心のネガフィルムはしょうもない街撮りのネガに紛れて段ボール箱の奥底に眠っているはず。あの頃も今みたいな写真との向き合い方が出来ていれば、と本当に後悔しかないのだけれど、あの日々があったからこそ今の写真との関係があるのだろう。たった少しのプリントでも残っていてよかった。そして、写真を続けていて本当によかった。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summicron 50mm F2 2nd

3日連続の睡眠スコア80オーバー「良い」をマーク。しかし体が重い。
歩きながらしっかり糖分と塩分を補給しなかったダメージが響いてる模様。
あとで塩タブレットと井村屋のスポーツようかんを補充しに行こう。


今回Biogon 28mm F2.8 ZMを持って行ってみて、旅レンズ的に使うならライカレンズよりもコシナツァイスレンズの方がしっくり来たのでPlanar 50mm F2 ZMを購入してみた。ライカのレンズで撮るとレンズのクセが強すぎて何を撮ってもライカの写真になる、みたいな。フジのカメラ(フィルムシミュレーション)で撮ると何を撮ってもフジの写真になってしまうという、あのジレンマに近い。コシナツァイス50mmなら既にCゾナーがあるのだけど、最短撮影距離90cmを付けっぱなしにするのはちょっと辛いのだった。

Dairy


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

昨日一日がかりで溜まりに溜まった雑務を片付け、今日は疲れを癒そうということで一日中のんびりごろごろ転がっておりました。今現在の歩数は800歩強。まあこんな日があってもよいのではないかと。しかしこれ、撮ってきた写真を見返しているだけでお酒が何杯でも行けてしまいますな。来月もまた行きたいところだけど7月の四国で車中泊はちょっと現実的ではないので、とにかくこのタイミングで行っておいてよかったと思う。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summicron 50mm F2 2nd

5時起床。のんびり身支度して「加茂の大クス」を目指す。どうやら途中で「財田駅前のタブノキ」なる巨樹の近くを通るみたいなので、せっかくの機会だし立ち寄ってみることに。これが予想に反して…と言ったら失礼だけど実に良かった。もう半年くらい?巨樹巡りが出来ていなかったのでリハビリ半分で立ち寄ったという超不純な動機にもかかわらず脱帽でございました。というかこのタブノキの雰囲気が良かったのももちろんだけど、そもそも巨樹と対峙するって体験自体がこういうものだったのかもしれない。今年に入ってからのたった数ヶ月だけで、ひょっとすると自分は大切なものを気付かぬうちにポロポロ落とし続けてきたのかもなあ。

本日はどちらの巨樹もライカM10で撮影。巨樹図鑑のような綺麗な写真をガンガン撮るというよりは、たとえ写真の出来栄えはアレでも巨樹とじっくり向き合ってみたかったもので。向き合うという意味では文句なしだった。が、何しろMFレンズはじーっと動かず構えることになるわけで、そうなると蚊の大群が…今シーズン初めて虫除けスプレーを解禁したのに効果があったのかは不明。それにしても、やっぱり巨樹はいいなあ。最高だ。


帰宅して早々に旅の最中スルーしていた客先や外注先からのメールに対応し、汗と汚れで地獄のごった煮のようになった洗濯物を片付け、クーラーをフル稼働させてようやく一息ついているところ。(京都に帰って近所の気温計を見てみたら34℃ですってよ奥様。何でこんなところに住んでるんだろう。私を含む全京都市民はアホなのかもしれない。)さて、モニターで写真を見返しては現地の空気を思い出してニヤニヤしております。よし、仕事を頑張ってまた行かないとな。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summicron 50mm F2 2nd

海を眺めにはるばる香川県までやってきました。今回はこのクソ暑い時期に宿を取らず食事も全て車内でまかなう車中一泊ということでハードな旅になりますが、コロナの時代における旅とはこういうものになるだろうと思われるので仕方ありません。え?ワクチン?万能ではありませんから個人的には期待ゼロです。まだまだコロナは続きますよ。日の出からのんびり満喫したいがために深夜出発。無事朝焼けを眺めることができました。5時着ということでギリギリでしたが。


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

コーヒーを沸かしてのんびりと海を眺める。ああこれだ、考えないようにしていただけで、これがやりたかったんだなあ。車で海岸線を移動しながら適当に車を停め、ぶらぶらと散策しながら水平線に向かってシャッターを押す。本当にこれだけの一日でしたが最高に贅沢な時間の過ごし方だったように思います。藪をかき分けて蚊に軽くひと夏分くらいの血を吸い取られたし死ぬほど汗もかきましたが、たまに立ち止まってぼけーっと考え事をしながら写真を撮っていると日々のストレスなど最早どうでもよくなってしまいました。このエリアは10年ほど前に生き方を変えるきっかけにもなった土地なので、なかなか感慨深いものがあります。本当ならここで銭湯にでも浸かりたいところですが地元の方との接触を考えるとそうもいかず。人生で初めてガソリンスタンド設置のトラック野郎御用達コインシャワー(その存在すら知らなかったのですが、検索したら出てきました。すげえ。)を浴びて身も心もリフレッシュ。現在車中泊予定地で地物のアジ刺しをつまみつつサッポロラガーを決め込んで悠々自適に更新している次第です。

アホほど歩いて流石にストレスの欠片も残っていないので、明日は徳島県の「加茂の大クス」だけ眺めてササッと帰ろうと思います。仕事を頑張って日銭を稼がないとこの時間も存在しないわけで、京都に戻ったら仕事を一層頑張らねば!と決意。あと忘れてはいけないのは、いつも好き勝手を許してくれる家族に感謝ですね…本当に。しばらく似たような海写真ばかり続きますがご容赦を。

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