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2020-08

石川県加賀市 十村屋敷跡のスダジイ巨木群


SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

前日に富山県の洞杉群をはじめ県内トップクラスのケヤキなど大型の巨樹を堪能したため、充足感に満たされながら目覚めたワタクシ。気分的にはもう高速に飛び乗って直帰しても構わないくらいでしたが、石川県南部からならいくつかの巨樹をめぐりつつ下道でダラダラ帰っても半日もあれば京都の自宅へと辿り着けます。うん、次はいつ来られるか分からないのだから近場の巨樹だけでも見て帰ろう。そう思ってやって来たのがこの「十村屋敷跡のスダジイ巨木群」でした。

記事とは全く関係のない話題で恐縮ですが現在新型コロナウイルスの感染がさらに拡大しており、以前のように巨樹探訪のために遠方まで…と動くことが非常に困難な状況が続いています。正直なところ巨樹の写真を見返すだけでも今すぐ出かけたい!また早く巨樹に出会って撮影したい!という気持ちが膨らんでしまうものですから、ここ最近は過去撮影した巨樹写真を見返すことすら避ける日々が続いていました。気持ちが膨らんだところで結局行けるわけでもなし。行きたいけど行けない、それがただただ辛かったんですね。それなら端から考えないようにすればいい、と思考を停止する毎日。

しかしそろそろこの状態を非常事態ではなく今後も続く日常として受け入れ、この状況下でも出来る範囲で楽しむところから再開しようと気持ちの整理が付いてきました。考える時間だけは腐るほどありましたからね。いつまでもウジウジと生きたところで何の得にもなりゃしません。イヤだイヤだと言っても人生は続くのです。前向きな奴だなと呆れたそこのアナタ。前向きじゃないってことは今アナタは足元や真横を向きながら歩み続けてるってことですか?それってかなりヤバいので前向いて行きましょう。ということで前置きが長くなってしまいましたが、スダジイの紹介を進めたいと思います。 全文を読む

Diary


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

慢性的に混雑していた寺社仏閣のような京都の定番観光地では閑古鳥が鳴く一方で、山奥の河原には多くの他府県ナンバー含む駐車の大行列が出来ています。昨日なんて今までこんなところで人が遊んでるの見たことないぞって場所までテーマパークのような人混みでビックリしました。まあ私のポイントは僻地中の僻地なので相変わらずの閑散っぷりでしたが。観光名所で嵐が過ぎ去るのを待ち続ける小売や飲食の方々には気の毒な話ですが、これは一時的なムーブメントではなく一つの時代の節目になるのかもしれない、などと感じてしまいます。

FUJIFILM X100V / ULTRAMAX 400風


FUJIFILM X100V / Film Simlation “ULTRAMAX 400風”

ULTRAMAX 400はあまり使った記憶がありません。様々なネガフィルムが廃盤になっていく中で突如彗星のごとく現れて10本パックで投げ売りされていた印象。個人的にはここまで来たらもうカラーネガは更に廉価なSUPER GOLD 400とかX-TRA 400でいいやという感じでした。


私が銀塩からデジタルに移行した頃はまだデジタルはラチが狭すぎて…なんて言われていたものですが、今思えばネガフィルムのラチチュードなんてこんなものだったなあと。わりと再現度高いと思います。ぶっちゃけこの手の銀塩風デジタルフィルタってVSCOみたいなプリセットがそこらにゴロゴロ転がっているのでLightroomの後処理で如何様にも出来てしまうのですが、このフィルムシミュレーション的なものは撮影時に”今俺はULTRAMAX 400で撮影してるんだ”という気分になれることが大きいと思うのです。所詮フェイクと言ってしまえばそれまでなんですけど。


何だか動かない習慣(といっても梅雨明けしてからずっと平均12,000歩くらいは歩き続けてますけど)ができてしまって、ここ最近は毎日ルーティンを繰り返すだけでも満足しつつあるのですが、お盆が明ける来週以降は今の情勢下でも出来る範囲で少しずつ巨樹めぐりを再開しようと思っています。新しい生き方を模索するのです。

FUJIFILM X100V / Kodachrome 64風


FUJIFILM X100V / Film Simlation “Kodachrome 64風”

海外の方が公開しているフィルムシミュレーションのレシピ集。こちらはX100VデフォルトのClassic ChromeをベースにしてKodachrome 64を模した設定。色かぶりなどやや誇張しすぎな感はありますが、これはこれでなかなか面白いと思います。


こちらもKodachrome 64。カスタム登録しておくとフィルムシミュレーションの選択肢が増えたみたいで面白い。昔大好きだったKodak 400UCバージョンも作ってくれないかなあ、という他力本願。

Diary


RICOH GR III

4:20起床、5時散歩開始。へっへっへ久しぶりのエモノがやって来たぜとばかりに襲い来る蚊をペチンペチン叩きながら日の出を眺める。もし人生が敵を倒すことで経験値を獲得できるゲームのようなシステムだったら、新型コロナ流行以降に倒した蚊の分だけでレベルが2、3くらいは上がっているのではあるまいか。今晩は山奥までペルセウス流星群を見に行こうと張り切っていたのに曇天の予報。地に落ちてしまったこのテンションをどう盛り上げていくかが本日の課題。


こちらは全く同じ地点で撮った昨日の写真。それにしてもGRって本当に良く写るカメラだよなと持ち歩く度に驚くわけです。しかしながら、良く写るイコール好きとは限らないのが写真機材の難しいところ。銀塩時代からGRシリーズは一貫して完成度が高かったけど、常にどこか無機質なんだなあ。

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