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Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

香川の記憶


LEICA M10 / Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

似たような写真を山ほど量産してきたので、少しずつ小出しにしていこうかなと。

結局いつも旅の始まりはここになってしまう。夜明けを眺めて、海岸線に沿って1時間くらい散歩して。来る度に、この辺りで暮らしたいなあと思う。気候だけでなく時間の流れも穏やかなのがよい。慌ただしい暮らしは人の心から大切なものを根こそぎ奪ってしまう、ような気がしている。

忙しいは心を亡くすとはよく言ったもので、かつて自分も心を亡くしてしまった経験がある。写真なんて撮る気にもならなかった。これはいかんと、その過ちに気付くことが出来て今に至るわけですが。「忙しい」という言葉は極力使いたくないのです。良くも悪くも、言葉にはそれを引き寄せる力がある。たぶんこのブログでも開設以来忙しいという言葉は使ってないのではないかなあ。


ドリップコーヒーを淹れ、防波堤に腰掛けてしばしぽけーっと。
志々島へ渡る前のこの時間が何より愛おしく、どうしても自宅から港へ直行できないのだった。

ぶらり四国旅 最終日


LEICA M10 / Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

昨日も5時起床。すぐに身支度を済ませて西条から大川村、早明浦ダムを経由するルートで高知県の大豊町を目指す。途中道路が崩落していて迂回する必要などありましたが、何とか無事到着。あまりの雄大な景色にいちいちウワーとかウヘーとか叫びながら車を停めて撮影しながら進み続けるも、流石に同じ山道が何時間も続くと心が虚無になります 笑 紅葉にはまだ少し早かったのが残念。1ヶ月後には素晴らしい絶景が延々続くのではないかなあ。もう一度同じルートを通りたいかと言われると微妙ですけれど、初めて四国奥地の真髄を見たような気がします。(恐らく軽四ぎりぎり、普通車はミラーを畳んでようやく擦らずに走れたレベルの狭路に迷い込んで死ぬかと思いました。右は巨大な岩壁、左は急斜面の崖。向かいから対向車でも来ようものなら、じゃんけんで負けた方が谷底にダイブするしかないんじゃないか?)まあ本来なら車ではなくバイクでツーリングを楽しむような道ですよね…そら地元の人は軽しか乗りませんわ。


どうしても再訪したかった「桃原の牡丹杉」と「杉の大杉」を眺めて帰路へ。どちらも何時間だって眺めていられる素晴らしい巨樹ですが、特に標高の高い桃原の牡丹杉はあまりにも寒すぎました。防寒用のフリースでもあったら、もう二時間はのんびり過ごしたかったなあ。帰りは大豊IC→瀬戸大橋→山陽道からの新名神ルート。西条大豊ルートで神経がすり減ったのか、もう眠くて眠くて。たつの辺りのSAでこれはヤバいと休憩してから帰宅しました。そしてええ、こっち(京都)も寒いじゃないか。早速車にモンベルのフリースを一枚放り込んでおきましたとも。

昨晩はあまりの疲労に21時就寝。7時までたっぷり10時間も眠れたのは一体いつ以来だろうか。まだ旅の疲れと謎の多幸感で頭がふわふわしていますが、少しずつ現実モードに戻していかないといけないなあ。頭の中で一つだけはっきりしているのは、とにかく旅は最高だということ。何かと理由をつけてダラダラしていないで、今日からまたしっかり働いてその分しっかり楽しもう。

ぶらり四国旅 2日目


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

夜明け前の5時起床。宿近くの展望台まで歩いて朝日を眺める。その後いったん宿に戻って朝食をとって午前中はひたすら自転車をこいでいました。海に向かってシャッターを切り似たような写真を大量に量産したり、漁港に立ち寄っていかついネコさんを撮影したり。いいなあ。仕事を引退したらこんなところで暮らしたい。自転車が秒速で錆びていきそうな気がしますけど。今回マイ自転車不調のため平日使わないムスメのDAHON routeを拝借してきましたが、これ悪くありませんね。色違いのrouteを買ったら嫌がられるだろうか。


LEICA M10 / Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

午後もまた自転車でもよかったのですが、せっかくだから山奥の巨樹を攻めてみるかということで四国中央市の山奥にある「玉取山のカツラ」を眺めに行くことに。四国中央市には仕事で何度も来ているのものの流石に山奥まで行くのは初めてのこと。客先に家族ぐるみでお世話になっているもので、来るとしたら大抵家族全員で…ええ、もちろん「山奥のカツラを見に行くぞ!」なんて言ったところで反対多数で否決されるのがオチですよ。まあ結果的にとんでもない悪路だったので、私一人で本当によかったと安堵しているところです。つるぎ町、祖谷クラスの秘境でしたねえ。路面状況はそれらと比較にならないくらいお粗末なものでしたが。そんなところにもポツポツ民家が建っているのが見えて、人間ってすげえなあと感心いたしました。(つるぎ町、祖谷と同じ感想。)

さて、今晩ものんびり休みながら明日どうするか考えよう。明日帰宅する予定ですが、どうしても「杉の大杉」を諦めきれなかったり。
しかし遠いんだな、大豊は。

三重県尾鷲市 曽根飛鳥神社社叢の巨樹群 1 拝殿前の大楠


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
LEICA M10 / Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

熊野尾鷲道路、某二階サンの地元和歌山へのショートカットということで開通した所謂二階バイパスの賀田ICを下りて海岸線まで一直線。そこからほんの少し南下したところに位置する曽根集落に、ひときわ目立つ社叢が存在します。それがこの飛鳥神社の巨樹群。紹介するべき巨樹があまりに多いため記事を2つに分割してダイジェスト的に紹介させていただきます。 全文を読む

Diary


LEICA M10 / Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

那智で目覚める。いつものように持参した大量のペットボトル水でお湯を沸かし、ドリップコーヒーを片手に那智海水浴場沿いの遊歩道を端から端まで散歩。大門坂へと移動していざ熊野那智大社!と登り始めるのだが、撮影しようとカメラバッグを漁ると何故かそこにはCONTAX Tvsデジタル(おもくそ古い20年前くらいのコンデジ)が。絶対M10を入れたのに何でお前がおんねん!と焦っていると急な場面転換。前職の上司のマンションでエンドレスに流れる六甲おろしを聞きながら、次女と一緒に焼肉をご馳走になっていた。しかし脂っこいホソばっかりやなこれ…と苦笑いしているところで目覚める。という夢であった。

たぶん寝る前にまた週明け那智にでも行こうかと考えていたこと、キーボードを買うならわざわざ混雑するヨドバシに行かなくてもジョーシンで充分かもと考えていたことが原因かと思われる。もう何年もジョーシン電機には入っていないが、少なくとも数年前まではエンドレス六甲おろしが流れていた。

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