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2022-06

香川の記憶


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 45mm F2.8 R WR

船に乗り込むといつも童心に帰ったかのように浮足立ってしまう。
旅の時間以外にも乗る機会のある電車やバス、飛行機などと違い自分にとっては船の時間=旅の時間だからなのだろう。
何もない海に向かってシャッターを押しまくる自分は、日常的に乗船する地元の方の目にさぞ奇特に映っているだろうなあ、と思うけど気にしない。
そして撮影した写真を後日見返すと見事に同じようなカットばかり何十枚も並んでいるのだけど、やっぱりこれも気にしない。
こういうのは全身でその場の空気を感じながらシャッターを押す瞬間が感動のピークですね。


OM SYSTEM OM-1 / OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先月まだ生後数日だった子ヤギがもう立派な少年?少女?ヤギへと変貌を遂げておりました。
一ヶ月あればヤギですら成長するというのに私ときたら…

香川の記憶


OM SYSTEM OM-1 / OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

夜が明け、朝もやがかった瀬戸大橋を眺める。
まあこの日は結局一日中もやがかっていたわけですが。
前夜に晴れの予報を出した気象予報士も「晴れませんでしたねえ 笑」なんて笑ってましたっけ。
宿のテレビに向かって「何がおもろいねん。」とツッコんだのは言うまでもない。


私がOM-1以前に所有していた最新のマイクロフォーサーズ機はPanasonicのGX7mkIIIですが、それと比較すると随分階調豊かに撮影できるようになったなあという印象。GX7mkIIIはなんとなくスマホっぽいと言いますか、ファストフード的な?絵画のようにのっぺりした描写だったので進化に驚きました。これならフルサイズ用の100-400mmを下取りに出してオリンパスの100-400mmに買い替えてもいいかも…と少しだけ検討中。まあ別にフルサイズ機でクロップ撮影してもいいんですけど、やっぱり私のようなお散歩手持ち望遠スナップにはデカくて重すぎるんですよね。数時間歩くだけで手首が死んでしまいます。

香川からの帰還


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 45mm F2.8 R WR

深夜出発。トラックばかりの高速をちんたら走って夜明けとともに四国上陸を果たし、丸一日歩き回る。
志々島や金刀比羅宮の高低差には流石に汗だくのフラフラになりましたが、それでこそ夜の塩分過多な鶏料理が引き立つというもの。
約10年前を思い返しながら夜の丸亀の街並みを歩き回るのはなかなかオツなものでございました。


まあ私にとってはほとんど定番とも言えるルートなのでアレですが、とにかく志々島を気に入ってくれたみたいでよかったなあと。
それぞれ環境も変わって昔のように思いつきで一週間も旅に出ることは(体力的にも)難しくなりましたけれど、それでもこうして定期的に
どこかへふらっと出かけられたらいいなと願ってやみません。距離や期間に関係なく、とにかく旅はいいものだ。

Diary


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

明日は深夜出発で友人と丸亀を目指す予定なので緊急度の高い仕事を片付けるだけの一日。
荷物といっても一泊して帰ってくるだけだから着替えさえあれば何とかなるのだけど、どのカメラを持って行こうか苦慮している。
GFX50S IIに45mm単焦点と今回新たに加わったOM-1のズームキットかなあ。
焦点距離的にGFXと被るGR IIIxも持っていきたいところだけど何の出番もなく持ち帰ることになりそう。
こうして悩んでいる時間が一番楽しい。


丸亀に宿を取って、その昔やたらと深い銭湯があった辺りをぶらぶら歩く以外は完全ノープラン。プランについては一任されている。
沙弥の浜で早朝コーヒーを淹れて志々島に渡って島歩き、午後は金刀比羅宮にでも登って参道入口の酒蔵「金陵の郷」で締めようかと。
梅雨入りしたばかりの四国だけど幸い明日、明後日だけは天候にも恵まれるようで全く幸運が過ぎる。

梅宮大社 神苑のあじさい


OM SYSTEM OM-1 / OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

とうとう近畿地方も本日で梅雨入り。
ということで、ここ数年恒例となっている梅宮大社のあじさいを眺めに行きました。
三室戸寺や楊谷寺のような超有名スポットのあじさいはたしかに素晴らしかった。
しかし人混みを憎む私としては、やはりこの梅宮大社の神苑が一番落ち着くのです。
季節の花って一人きりでのんびり眺めるからこそ風流なのではないか?


土日はどうだか知りませんが少なくとも平日は人がちらほらやって来る程度でのんびりだらだら眺められます。

しかし本当にもうカメラを持ち歩く人って絶滅危惧種なんだなあと。
ちらっと見たかぎりカメラで撮影しているのは私と同年代くらいの男性一人、若い女の子一人だけでしたね。そらオリンパスも撤退するわ。
このまま価格が高騰を続けると私もどこまで付いて行けるか怪しいものですが、死ぬまでカメラで写真を続けられたらと願わずにいられません。

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