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2021-11

愛媛県四国中央市 上猿田のカツラ


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

先日紹介した「玉取山の大カツラ」のすぐ側にそびえる市指定天然記念物のカツラ。ここまで山奥まで来たのなら、やはりワンセットで考えるべきでしょう。もちろん私もセットで訪問してきました。 全文を読む

Diary


LEICA Q

スーパーの青果コーナーを物色していたら近所のおばあに出会う。おばあはリンゴを手に取って、年寄りに1個丸々は多すぎるんよ…と笑いながら言い、手元のナイフでリンゴを1/4だけカットしてレジへと向かった。ええ?そんなジャンルあるんですか?と驚いている私を横目に、主婦たちが次々とリンゴを手に取る。そやんな、1個は要らんしな、などと言いながら皆一様にリンゴを好きなサイズにカットしては買い物カゴへと放り込んでいく。中には素手でリンゴを破壊して切れ端を持っていく猛者までいた。そうか、自分が知らなかっただけでこういう買い方もあったのか!と目からウロコだった私は、無残に破壊されたリンゴを手に取り、それを出来るだけ丁寧に1/2ほどカットして備え付けのビニール袋に入れた。そこで大声が響き渡る。

おばあちゃん、これはあかんよ、ダメ。なんてことしてくれるの。いやいや売り物を勝手に切ったらあかんよ。などとレジ前で店長と思わしきおっさんが叫んでいる。そらそうやな。大体これレジでどうやって打つねん。このリンゴどないしよかな…などと戸惑いながら周りの主婦の反応を眺め、邪魔くさくなってリンゴをシャクッ!と齧ったところで目が覚めた。危うく万引き犯になるところであった。


液晶モニターの出来が異常に良く、撮影しながらその画像を再生しては「俺はなんと素晴らしい名作を撮ってしまったんだ!」とテンションが上がるタイプのカメラがある。ライカM10はこのカテゴリーに属する。このタイプの欠点としては、自宅に帰ってPCのモニターで撮影画像を眺めると、興奮しながら撮って持ち帰った写真のあまりのしょうもなさにガッカリさせられる点が挙げられる。ディズニーランドのパーク内ではルンルン(死語)で例の耳を着けていたくせに、舞浜駅に到着すると途端に投げ捨てたくなる。あの感じである。

ライカQはその逆だ。液晶モニターがしょぼく、何を撮ってもパッとしない。ああ、このカメラ駄目だなあ。撮ってて何も面白くない。などと思うのだけれど、帰宅して大型モニターで撮影画像を眺めるとその鮮烈な解像感に叫び声を上げたくなる。非常に優秀なコンデジであるGR IIIなんかと比べても、センサーサイズの余裕なのかそもそもレンズの素養が違いすぎるのか、画像の鮮烈さにかけては実際ちょっと格が違うように感じる。こういうカメラの魅力は店頭で触って液晶モニターで撮影画像を見返すだけでは絶対に伝わらないはずなので、色々もったいないなあと思うわけで。Qはいいぞ、という話。

愛媛県四国中央市 玉取山の大カツラ


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

その存在だけは何年も前から知っていました。私が生きている間に立ち寄れることはないだろうと半ば諦めていた巨樹です。ええ、遠いんですよ。浜松市で言うところの天竜区的な?ここを四国中央市と呼ぶのは反則だろうというその立地。しかし今回は単独での四国旅、それも予定は一切未定の行き当たりばったりな旅ということで、今回こそ人生最大にして最後のチャンスなのでは?ということで行ってまいりました。 全文を読む

Diary


Nikon Z fc / VILTROX 56mm F1.4 STM

35mmと85mm(これ)を提げて歩き回ったけど35mmはほとんど出番なしだった。
これがコロナ以前の散歩だったら逆の結果になっていたに違いない。
というか、そもそもコロナ以前ならご近所散歩なんて2、3日で飽きているはずだ。

ご近所散歩が楽しいかと問われると正直即答しかねるのだけれど、それでもまあ悪くない毎日だとは感じている。
毎日満員電車に揺られていた20代前半の頃を想うと、今の方がずっと人生豊かに過ごせてる気はするなあ。


本日は午後から客先にて八ッ場ダム建設計画と化したプロジェクトの打ち合わせ予定。
憂鬱で仕方ないが、せめて帰りに川端三条の酒屋で日本酒を買うことだけを楽しみに乗り越えようと思う。
ちなみに八ッ場ダムは昨年3月に人知れずこっそりと完成しております。我々の八ッ場ダムは2580年竣工予定。

Diary


SONY α7RIII / SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

早起きして近くの穴場スポットでイチョウを眺めたり、中望遠レンズ片手に田舎道をぷらぷら散歩したり。
帰宅後は昨日の残りのフランスパンにチーズONして焼いてオリーブオイルを振ったブツをアテに、グラス1杯(大盛り)だけ白ワイン。


最近写真界隈だと撮り鉄サンなんかがもっぱら話題ですが…ええ、悪い意味で。個人的には「民度最底辺カメラマンで賞」は2位以下に圧倒的大差をつけてサクラやイチョウなどの時期モノを狙うネイチャーフォトグラファーだと思っております。この手の公共の場では誰かが撮っていたら邪魔にならないように別の場所を撮る、そこを撮っている人が移動してからスッと入って撮影するが基本ですが、こっち系の写真をやっている奴らはそうではありません。「ちょっと、そこ撮りたいんで。」ですって。ワタクシ「こいつは一体何を言ってるんだ?」とフリーズしてしまいましたね。迂闊にジョーカーな奴に関わって刺されたり火を点けられたりするとアレなので、黙って退きましたけど。それがほんの10~20分で二度ですよ二度。古来からの言い伝えによると二度あることは三度あるらしいので、その時点で撤退を決意いたしました。そういえば以前「樽見の大桜」を見に行った際も、自分のカメラのフレームに他人が入る度にウアアアアとかクソォォォなんて叫んでる奇人を見かけましたっけ。

やっぱりイチョウやサクラは山奥でひっそり眺めるのが一番だなと。
どんな大物であれ、人が大挙してやって来るようなポイントはろくなものではありません。

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