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Leitz Elmarit 135mm F2.8

四国の記憶


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

防波堤に腰掛けて地酒片手に夕日をぼけーっと眺めていた。
深夜から動きっぱなしだった旅先での一日。
お風呂上がりのさっぱりした体で過ごすこの時間こそが一日の締めであり、一番の楽しみかもしれない。


朝焼けや夕焼けを眺めていると太陽のスピードがいつもの10倍くらい早く感じる不思議。
こんなに早く動くのだったら日の出から日没まで3時間くらいで済んでしまいそうに思える。

実際空の上の方はまだまだ青っぽいのだけど、中望遠レンズがあると美味しいところだけ切り取れるのが良い。
前回ここで夕焼けを眺めたときは手持ちの最望遠が77mmリミテッドレンズで口惜しい思いをした。


最後に空が一層鮮やかに燃え、間もなく夜の帳が下り始める。
夕焼けを眺めながらつまむカツオのわら焼きタタキが異常に美味しかった。

四国の記憶


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

風景写真に135mmを使いこなせなかった。
ではどうするか。我々は考える葦ですから小道具に逃げるのです。


ソメイヨシノが見頃ですね。
例年なら鼻息荒く撮影に向かうのですが、今年はどうもいまいち気が向きません。
先日四国で撮影した巨樹や海の満足度が高すぎたのもあるし、ずっと曇天続き&遠景は花粉でかすみっぱなしでテンションが上がらないことも大きい。

来週は満開を迎えそうな「又兵衛桜」を眺めに行こうと思っているので、今年の桜はそれで充分かな。
開花時期が早すぎて突然開花だ満開だと言われてもなんとなく感覚が付いてこないんだなあ。

春の四国旅 2023


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

5:00起床。寝起きのシャワーを浴び簡単な朝食をとって、この二日間で撮影した写真を眺めながら今回の旅を思い返していた。
本日は一か所だけ巨樹に立ち寄ってそのまま京都へ帰還することに決定。6:30出発。

結論だけ述べると見ごたえ撮りごたえ共に文句なし。旅の最後を締めるにふさわしい巨樹でございました。
ちょうど小雨もぱらつき始め、帰るタイミングとしても申し分ない。


今回の巨樹旅の総括としては、とにかく徳島県平野部のポテンシャルの高さを思い知らされた旅だったなと。
既にめぼしい巨樹を回り終えた気になっていた自分が恥ずかしい。最近このエリアは気に入った巨樹を再訪するためだけに通過していたからなあ…
Webや書籍で一見しただけでは二番手三番手に見えるパッとしない巨樹が実は「これはっ!!」と興奮してしまう大物なんてこともしばしば。
まあ、だからこそ面白いわけですが。

それにしてもこれだけ何度も回ってもまだまだ未訪問巨樹が控えている徳島県という巨樹王国よ。
今回イチョウやナラ科などの落葉樹は本領を発揮する新緑の時期以降にと極力回避したので、次回はそれらをメインにルートを考えたい。

そういえば135mmで風景撮影と考えていたけれど、135mmは想像以上に尖っていてキツイ。
ファインダーを覗く前に瞬時に頭の中に中望遠域の構図を描けるようになるまでは90mmあたりで修行した方がよさそう。

色々あってLeitz Elmarit 135mm F2.8がやってきた


RICOH GR IIIx

コロナ禍に入って心理的に他人や街と少し距離を置きたくなったワタクシは、撮影スタイルにもその傾向が出始めました。
以前は広角から標準域までのレンズで撮影するのが主でしたが中望遠、望遠で対象だけをズバッと切り取る写真に興味が出てくる。
ということで当時ライカのMF中望遠レンズを色々探しましたっけ。結局Hektor 135mmを購入して満足したのですが。

で、そういえば昔からオールドレンズを何度か購入しているウクライナのレンズ屋にも声をかけていたんです。
ライカ135mmの出物で綺麗なものがあったら教えてくれ、と。まあそんなこと完全に忘れていたわけですが。
それが先月になって「トフサン、エルマリト135mmノスゴイノ、ハイテキタヨ!」と連絡があったではありませんか。

ああ…もう別の135mm買っちゃったんだ。ごめんね。と返信したのですが。
「ソレハザンネンネ。コレミントコンディション、ムッチャキレイヨ。トフサンナラ○○ドルデヨカタノニ。カワナイカ?」と猛プッシュされまして。

この○○ドルが日本の相場観で見ると有り得ないくらいに安かったもので、率直に言ってしまうとかなり怪しい。
あまり乗り気ではありませんでしたが声をかけたのはそもそも私ですから、渋々オファーを受け入れたのでした。

で、到着したのがこれ。たしかに笑ってしまうくらい綺麗でした。
ここまで綺麗なElmarit 135mmには早々出会えないと思う。


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

Elmarit 135mmというとあのメガネ付きのでっかい奴です。
以前客先で半ば強制的に貸していただいたことがあり、一日だけ撮り歩いてみたことがあります。
とても良いレンズ。そして絶望的に重い。


はっきり言って135mm単焦点なんて1本あれば全く困らないのです。
しかし縁あってはるばる極東の地に住む私の手元にやって来てくれたエルマリートさんに情が湧いてきたのも事実。
まあこれもウクライナ支援の一つだったと思って、私の主力レンズとして活躍してもらおう。

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FUJIFILM X-Pro3 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R / Film Simulation “Classic Nega”

天気がよかったので山道でぽけーっと。
いえ、途中から雪がぱらつき始めるし普通に寒かったです。
明日から暖かくなるみたいなので今後に期待。


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

先日客先で半ば強制的に持って帰らされた貸していただいたエルマリート135mmの試し撮り。
万が一他人様の機材に傷をつけたら…と思うと早く返却したくてたまらないのだけど、全く使わずに返すのもアレだしなあ、という難儀な状態。
少し撮り歩いた感じだと90mmズミクロンをそのまま135mmに伸ばしたような印象かなと。


まあ試し撮りも出来たし来週早々に返却しましょうかね 笑
レンズが気に入ったとか気に入らない以前の話で、どうも落ち着かなくていけません。

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