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2023-07

鳥取県鳥取市 落河内のカツラ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

初の鳥取県の巨樹。いつか行くなら必ずこの巨樹は!と心に決めていたカツラの巨樹です。
今回の鳥取旅は早朝の一番いい時間帯にこのカツラを眺めるための深夜出発だったと言っても過言ではない。
実際ほとんど徹夜の状態に耐えてまで行くほどの価値ある巨樹だったの?

さあ、どうでしょう。それでは書き進めてまいりましょう。 全文を読む

SONY VLOGCAM ZV-1を購入


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

とうとうワタクシもVLOGデビュー!
というわけではなく、普通に旅用コンデジとしてSONY ZV-1を購入しました。
(そういえば今年の初夢は酒場で謎のYouTuberに金儲けのレクチャーを受けている、というものだった。嫌すぎる。)

※本当はPanasonicのLX100M2が欲しかったけど、楽天のボッタクリ中古店以外どこにも売ってないの…
たぶんドロップシッピングで掲載してるだけで注文したところで在庫切れと言われるのがオチだと思いますが。

何故ZV-1に決めたか。
現行のまともなコンデジなんてGR(もう持ってる)とSONYのVLOG機しか存在しないのでそもそもの選択肢がないのでアレですが。
決め手は「ホワイトが可愛いから」以上。

以下、他に迷った機種とか試し撮りとか。 全文を読む

Diary


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

1時間山道を歩いて存分に汗をかき、麓の広場で1時間読書して帰るというルーティン。
毎日が同じことの繰り返しで脳(シングルコアCPU)がバグりそうになる。
最新Kindle Paperwhiteはなかなか快適なのだった。読書が楽しい。

最凶最悪・兵庫県道550号線


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

鳥取県から兵庫県入りした私は香美市の山中にある「長瀬八幡神社のタブノキとホオノキ」を目指していた。
旅に出るとどうも気が大きくなるのか危険察知能力のネジが飛んでしまうことがある。
本当にこれ通れるのか?そう訝しがりながらも突入した自分は、きっと疲労と興奮でどうかしていたのだろう。
巨樹めぐりなんて趣味をしている以上悪路や狭路なんてものは必然的に付きまとうけれど、ここは文句なしに過去最凶最悪の険道だった。

兵庫県道550号線。
こちらのサイトで詳しく説明されているため私から特に加筆することはない。
そしてこの解説には一言一句違わず同意する。本当にヤバすぎる道だった。


私は先のサイトの方とは逆の下りルート。
写真だとほとんど平坦な山道に見えるが実際はかなりの急勾配である。
右側はガケ。窓から顔を出して覗き込んでみるが谷底は見えない。
ハンドル操作を少しでも誤れば即死。実にシンプルで分かりやすい。

私もブラインドカーブを2、3個過ぎたあたりでエンジンを停止して固まってしまった。
「これは無理だ。やっぱり引き返すか?」しかし戻るだけの技量もなければ度量もない。諦めて進むしかないのだ。

比較的路面がまともなところでしか写真を撮影する余裕がなかったので伝わりにくいと思うが、路面は極めて悪い。
落石はごろごろ転がっているし、スギの落ち枝がまるで避け難い宿命のように路面に横たわっていた。
落石をどかそうにも車のドアを開ければ足元はガケ。少しつまずいただけで死ぬ、ボロッと法面が崩れても死ぬ。
当然降車する勇気など無いのでパンクしないことを願い、ガッコンガッコンと落石を踏み抜きながら超絶徐行で突き進んだ。冷汗が止まらない。


550号線を抜けて「道の駅 あゆの里矢田川」に着いた私は誇張無しにへたり込んでしまった。
車なんて所詮道具としか考えていない人間なので別に車に愛情も愛着もないけれど、今回ばかりは土下座謝罪したい。
あの車の底にぶすぶすとスギの枝が突き刺さった負傷兵のような姿を見てしまうと流石に、ねえ。
対向車が来たらどうしていたか…考えたくもないけれど、協力して登り側が集落までバックする以外に術がないと思う。

地図で見るとごく普通の県道なのが最大の罠だなと。
とはいえ景色が変わり始める頃には誰もが間違いなく「これはヤバい…」と気配を感じるわけで、避けようと思えば避けられる罠だったような気もする。

途中停車している間、家族に電話して最後に声を聞いておこうか、なんて真剣に考えてしまったワタクシ 笑
ああ、こうして五体満足に生きているだけで幸せなことなんだな。
例外なく人はいつか死ぬ。私だっていつか死ぬ。でもこんなところで滑落して死ぬのだけは勘弁願いたいなあ。

Amazon Kindle Paperwhite 11th Genを購入


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

先行プライムセールッ!!ということで4,000円ほど安くなっていたアレ。
もう何年前に買ったかも思い出せない骨董品、初代Paperwhiteから最新モデルの11世代Paperwhiteに買い替えました。

広告なしは必須条件(初代は広告ありモデルが存在しなかった)、何が悲しくて身銭を切って買った端末で下らない広告を見せられないといけないのか。
8GBと16GBで迷いましたが1,000円しか変わらなかったため貧乏性なワタクシは16GBを選択しました。
私のライブラリには小説しか入っていないので8GBでも十分だった気がしますが。まあ1,000円の差だし、ということで。


流石に10世代も飛ぶと隔世の感があるな…ということも別になく。
モッサリした動作が随分マシになった気もしますが、別に小説のページをめくるのにイライラした記憶もないわけで。
漫画みたいにページをサクサクめくる本を読む方には僥倖と言えるのかもしれません。

個人的に嬉しいのは画面がよりきれいに、白(#FFFFFF)に近付いたこと。藁半紙から白紙に変わったような感じ。
ただあの藁半紙画面が目の疲労軽減に繋がっていた感もあり、これが正否どちらに作用するか未だ未知数ではあるかなと。
あ、一番の改善点はUSB Type-C充電に変わったことかもしれません。これで我が家がType-Bという欠陥満載の遺物から解き放たれる日も近い。
(車中泊用の中華LEDランタンとか、まだまだ呪縛のように残っていたりする。)

初代は純正カバーに入れて持ち歩いていましたが今回は生身のまま使ってみようと思います。
無傷で使ったところで売るわけでもなければ誰かにあげるわけでもないので。
たぶん10年くらい?使い続けたと思うんですが、一体誰が10年前のデジタルデバイスを欲しがるんだよ…という話。

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