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2023-10

秋の志々島旅 2023


LEICA M10 / LEICA APO-SUMMICRON-M 90mm F2 ASPH.

布団に入って志々島について書かれた本を読んでだらだらしつつ22:00就寝、4:40起床。
簡単に身支度を済ませて5:30から港に出てコーヒー片手に日の出を眺める。
撮影に満足して拠点に戻ると縁側から普通に朝日が見えるのだった。
朝日がゆっくりのぼるのを眺めながら縁側で朝食を。最高すぎる。

その後定期船がやって来るまで無人の大クスをたっぷり味わい、拠点を徹底的に掃除してチェックアウト。
ネコやヤギと戯れて瀬戸内海を撮影したらくすくすへ。


LEICA M10 / Voigtlander ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TYPE 1

オーナーが詫間に用事があるということなので所有の海上タクシーに同乗させていただくことに。
わざわざ大クスに寄り道して下さって、まさかの海上から「志々島の大クス」を眺められる最高の体験に。
志々島、最高すぎるわ。ここ来てしまうともう余所では満足できない体になってしまう。

(ああ…突然のことで荷物をまとめたりとバタバタしてしまいワタクシ、くすくすのコーヒー代を払い忘れておりました。船の上で払い忘れていたことに気付いて申し出ましたが、流石に大人なので受け取ってもらえませんわな…人生初の無銭飲食。本当にすみませんでした。次回「きんせんか」用の洗剤や調味料セットなど用意してお返ししようと思っています。)

その後うどんを食して家族へのお土産を買いつつ「白鳥神社のクスノキ」だけ眺めて鳴門市の宿へチェックイン。
先月デラックスシングル(どこがデラックスやねん!ツッコミたくなるくらい狭かった)に泊まったホテル。
今回怖いもの見たさでノーマルのシングルルームを予約してみたのですが、まあ普通に狭かったです 笑
こういうしょうもないことをやるのが一番楽しい。

秋の志々島旅 2023


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

コーヒー片手に夜の瀬戸大橋を撮影して2時間仮眠。無事志々島へとやってまいりました。
快晴、そして私以外の観光客ゼロという奇跡で過去最高の志々島時間を過ごしているところです。
お酒片手に海を眺めてぽけーっと…いや、それは実現したのですが、結局2万歩も歩いているのは何故なんだ。獲得標高もえげつない。

大量の撮影機材を背負って一日中歩き回っていたので明日のヒザ事情が心配です。
まあ既に最高の一日を味わったと思えば明日がどうなろうと何も問題はない。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

日の入りを見届けてからの入浴→夕飯となったので私としてはかなり遅めのスタート。
金陵 特別純米と適当に色々野菜を混ぜたサラダ、早朝のスーパーで珍しく手に入った鯛の柵をお刺身に、香川県産天然ブリの切り身(何故か愛媛県産養殖よりずっと安い)を塩焼きに、安かった謎の香川産地鶏をカツレツ風に(かなり雑)、鯛のお刺身の残りを〆の鯛茶漬けにして島の方からいただいたキウイフルーツを食らってフィニッシュ。

即席の夕飯にしてはまあまあ満足度高し。
ただしカツレツ風は量が多すぎて飽きたので明日の朝食へ…朝からカツレツなんか食べたくないのです。

さて。あとは食器類のあと片付け、食後の軽い散歩を済ませたらもう一度ゆっくり湯船に浸かって今晩はさっさと寝てしまおうと思います。
仮眠しかしてないからとても眠い。

Diary


LEICA M10 / Voigtlander ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TYPE 1

午前中は雑務、午後は深夜ドライブに備えて昼寝。これだけで一日が終わってしまった。
今年は既に結構な数の巨樹を回って来たので今回はとにかく海を眺めてだらだら出来たらいいなと。
歩き回るには最高の気候だけど、まだまだ蚊の猛攻が止まないのだけがあれですな。

Diary


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

雑務雑務アンド雑務、そして旅に持って行くカメラをチョイスしたりなど色々。
極論言ったら別にライカ一式なくても全く困らないんだよな、という。
しかしそこで敢えてGFXは大クス用超広角ズームを付けっぱなしにして、それ以外オールライカでどうだろう、とか色々思い悩んでいる。

手当たり次第に防湿庫からスーツケースに放り込んでいたら収集がつかなくなってきたので最終決定は明日に持ち越しで。

 

キヤノン EOS Mシリーズの生産が終了


Nikon Z 5 / Nikon NIKKOR Z 40mm F2

キヤノンがEOS Rシステムを打ち出した時点で決定事項だった気もしますが、とうとうEOS Mシステムが完全に終了しました。

私が初代EOS Mを購入したのはちょうど完全に写真の世界を離れている時期でしたっけ。
写真にまつわるあれこれが色々面倒になってしまい、どうしてもカメラを持ち歩く気分にならない。
しかし当時はまだ長女が産まれて間もない頃で、記念写真を撮る手軽なカメラを一台持っておこうと購入したのが初代EOS Mでした。

これがまあ歴史が証明しているとおり、全くやる気の感じられない虚無のカメラでしたね。
もちろん天下のキヤノン製なので普通に使える。しかし作り手の熱が感じられない、レフ機の搾りかすのような客を舐めくさったカメラでした。
キヤノンさんが本気を出せばもっとまともなカメラを作れたはずなのに。(コンデジのPowerShotチームが作っていたという噂)
同じ低予算ミラーレス機でもPENTAX Qなんかは開発者のカメラ愛を感じるんですけどね…

当時キヤノン、ニコンが「ミラーレス一眼?女子供の使うモノだろ?」と馬鹿にしていたのは明確だと思います。
一介の素人ユーザーたる私ですらデジタルカメラの夜明けが来る!と感じていたのにまぬけかよ…という話ですが。


キヤノン、ニコン没落の決定打は間違いなくソニーのフルサイズミラーレス一眼α7。
もしマウント径がもう1mm小さかったらフルサイズ化できなかった、奇跡だと言われていますが、私は完全に故意犯だと思っています。
ソニー自身は否定していますけれども。あれ絶対油断させるためでしょう?

APS-Cのαを携えて「へっへっへ、すんまへん。ちょっとシェアいただきますわ。」なんて新規マウントを展開したソニー。
当然王者2社は「おう、かまへんかまへん。よろしゅうに。(ふん、家電屋風情が)」と余裕で受け入れます。
当初のソニーのターゲットは王者からすると業界の裾野。攫われても大して痛くない、利益率の低いゾーンでした。

しかしその裾野で着実にミラーレス機のノウハウを積み上げ、世の中の関心も高まってきたところに満を持しての切り札を投入します。
初代α7も恐ろしくノリの軽いカメラでしたが、3世代目には完璧なレフ機キラーにまで仕上げてくるあたり流石は旧ミノルタ開発陣。
もちろん何の備えもしていなかった王者は対応が遅れ、いいようにやられてしまった。ということではないかなと。

EOS Mはニコワンと同じくマニアに買い漁られることもなくただ消えゆく運命だと思いますが、色々思い出のある私としては気になる存在。
別に初代Mとパンケーキレンズ22mmだけで十分なので、手頃な出物があればもう一度買ってみるのも悪くないかも。

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