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石徹白巡礼 1日目


SONY α7III / SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM

晴れの予報に対して当日の天候は余裕の雨。この程度は予想の範囲内です。往路は琵琶湖湖西を北上して敦賀を通っての福井県ルート。京都市内から敦賀方面ですとぶっちゃけ高速で行くのも下道で行くのも時間に大差ない(高速は琵琶湖湖東をぐるっと大回りするので遠回りになる)ので普段から下道で行っております。で、そこから越前市に入るまでの8号線上が気の滅入るダンプ地獄になるので敦賀IC→武生IC間だけ高速を使うことが多いわけですが、今回は急ぐわけでもないのでのんびり下道で向かいました。これは道の駅 河野で休憩しているところ。日頃海と無縁の暮らしをしているので海を見ると童心を刺激されると言いますか、無駄にテンションが上がってしまいますねえ。今回は泳いだりカニさんを捕まえたりするわけではないので、そのテンションは本当に無駄なものになるんですけど。


(これだけスマホで撮りました。)
本当は勝山市の「平泉寺白山神社」を再訪したかったんですが予想以上に雨脚が強かったため、大野市内を少しぶらぶら歩いただけで撤収。そのまま近くのスーパーで夕食の買い出しです。石徹白にはコンビニとかスーパーとかありませんからね。

とりあえずちょっと文句を言いたいのは、最近スーパーの刺身に刺身醤油が付いてないじゃないですか。いえ、分かりますよ?どこの家にも醤油くらい置いてるだろうし、世の中には無料だからとアホほど持って帰る醜い類人猿だっているでしょう。でもこうして外泊するときにメチャクチャ不便なんですよねえ。別売り10円とかで売ってるなら分かるけどそれも無いし。(そして寿司には醤油&わさびが付いてるのに刺身には付いてないという謎の理不尽。)どうしてもカワハギの刺身が食べたかったのでヤマサの刺身醤油を買いましたけどね。ああ、一応誤解のないように申し上げておくとワタクシ一晩でこんなに飲みませんから。こんなに飲んだら翌日酒が抜けず飲酒運転間違いなしです。えーと…もちろん真名鶴と一本義は自宅用です。(結局酒が全然足りず、一本義はちょっとだけ飲んでしまいましたが。)


九頭竜川を遡上して九頭竜湖方面へ。この辺を明るいうちに通るのは初めてだ。さらに雨脚が強まりロード・トゥ・イトシロが崩落していないか不安が高まりますが、気にしたところで別にどうなるわけでもないのでとにかく進みます。


道の駅 九頭竜で記念スタンプを。先程の河野と合わせて本日は2個獲得。ちなみに黒龍酒造の「九頭龍」は竜ではなく龍の字のリュウですぞ。どうでもいいか。


石徹白ダム。この辺まで来るともう空気の質が違う。うっま!空気うっま!とアホみたいに一人騒ぎつつ写真を撮りまくりました。


石徹白の集落を小一時間ふらふら歩く。前々からこれがしたかったんですよ。幸いにも雨が上がり、日が落ちるまで絶好の散歩タイムとなりました。さっき買ったナマモノ大丈夫なの、ですと?凍らせたペットボトルと一緒にクーラーボックスに放り込んだので問題ありませんぞ。


ここまで無事辿り着けたことを感謝。ひとまず白山中居神社を参拝し、その御礼をすると共に翌日の無事を祈願しました。


浄安杉はもちろん明日のお楽しみ。この神社、本当に良いですねえ。来る度に身が引き締まります。


ちなみに本日(24日)は石徹白大杉へと続く岐阜県大杉林道が工事のため通行止めでした。翌日は工事の予備日になっていますが自分の場合夜明けとともに登って8時までには下りてくる予定なので、ぶっちゃけ明日が工事だろうが工事でなかろうがあまり関係ありません。まあその辺の予定が当日にならないと分からないこともあって、こんな現地車中泊プランで臨んだんですが。

ちなみにこの辺の数日内の道路状況はWeb上では分からないことが多いので、出発前日にでもこちらの石徹白土建さんに電話で問い合わせることをオススメします。現地まで行ってまさかの通行止めは辛すぎますから。


流石に神社で酒盛りするわけにもいかないので移動して食事タイム。クーラーボックスはテーブルにもなるから便利だ。一番楽しみにしていたカワハギの刺身は大量に入ってる上にまずまず美味しかったけど肝が付いてなかったのが残念。カワハギは醤油に肝を溶かした肝醤油で食べるのが醍醐味なのに。

花垣の純米にごりは美味しすぎて一瞬で消滅。車の中でチビチビやるならあまり美味しくない酒の方が適してるよなあ、なんて思ったり。かと言って不味い!というくらいに美味しくない酒だと、そもそも飲みたいとも思わないわけで。加減が結構難しいのです。その後開けた一本義の辛口純米はその役目をしっかり果たしてくれました(失礼)


そして石徹白の夜は更けてゆく。
明日はいよいよ大杉へ向かいます。

コメント:4

RYO-JI 19-09-26 (Thu) 21:47

詳細なレポートありがとうございます。
とても美味しそうで(笑)、とても参考になります。
しかしto-fuさんの所からだと福井ルートが使えるんですねぇ。
こっちからだと岐阜ルートのみで、高速道路を使うしかありません。
それでも早く行きたくでウズウズします(笑)。
まだ見ぬ石徹白の姿に期待がますます大きくなってきてしまいました。

to-fu 19-09-27 (Fri) 21:30

> RYO-JIさん
京都からだと福井ルートの方がコストパフォーマンスに優れる感じです。
一部高速福井ルートより全高速岐阜ルートの方がたぶん30分~1時間早いんですが、その差額が3,000円くらいでしょうか。
だったら1時間我慢してその分美味しい日本酒でも買って帰りたいなーと思ってしまいます。貧乏ですからね。

ちなみに岐阜ルートは美並ICで下りて、そこから下道で巨樹を巡りつつ北上するのもオススメですよ。
美並以北には巨樹が点在しますし信号も少なく、ストレスの溜まらない綺麗な景色が続きます。
美並以南にも色々と巨樹がありますが、運転民度がマッド・マックス級だったので私には耐えられませんでした 笑

狛さんとも以前話したんですが、初回の石徹白はぜひ一人でじっくり向き合っていただきたいですね。
あそこも我々のエリアの中では秘境中の秘境ですけどきっと後悔はしないと思いますよ!

19-09-28 (Sat) 17:24

どこから行っても天竺のごとき遠さに思える茨城県民です。
いやあ、テンションが高まってるのが買い物かごの写真だけでもばしばし伝わってきて、いいですねえ、こういうの!
クーラーボックスがテーブルになるとかね。これですよ、やっぱり旅は。笑
おかげさまで、僕としても秋の石徹白、とても魅力的に思えてきました。
ぜひ具体的に計画を立ててみて、行けそうならば細かいことは気にせず出発してしまおうと思います。
巨樹ももちろんルート上追いたいですが、石徹白巡礼とタイトルをつけたら、それだけで十分いいな、とも。
ワンテーマをじっくり感じるのも、すごくいいですね。

ところで、車中泊は大杉の手前の駐車場だったのでしょうか?

to-fu 19-09-28 (Sat) 19:54

> 狛さん
いやー、久々にテンションが上がってしまいましたね。
この後もヨーグルトだの朝食だの色々放り込んでいたらスーパーだけで5千円も使ってしまって馬鹿じゃないかと思いました。
クーラーボックスは椅子にもなるしテーブルにもなるし、例え冷やすものがなくても保管庫になるし優秀ですよね。

石徹白だけでも満足という気持ち、分かります。
私も一応ルート上にある巨樹には少しだけ寄りましたが、どちらかというと川沿いに車を停めて写真を撮ったり
神社を参拝したりだとか、今回大杉以外はむしろ地域の日常や文化に触れることを優先して動いていました。
ワンテーマに絞ってあとは余裕を持ってのんびり楽しむというのも贅沢な時間の使い方かもしれません。

はい、車中泊は大杉手前の駐車場ですね。漆黒の闇なのでトイレを借りるときだけは泣きそうになりました 笑
到着時はやはり自分一人しかいませんでしたが、3時に目が覚めたら意外にも駐車場は結構埋まってましたよ。
登山の方が夜明けとともに登り始めるのと、まだギリギリ鮎のシーズンなので釣りの方も来られていたのだと思います。

狛さんはお酒を飲まれませんから、白山中居神社の駐車場を一晩間借りしても問題無さそうですけどね。
駐車場に電気のつくトイレも完備してますし、ちょっと多めにお賽銭を入れてあげたらバチは当たらないのではないでしょうか。
以前真夏の早朝に行った際は神社の駐車場で1台と、なぜか拝殿の目の前に寝袋敷いて寝てるオッサンも見かけました。
蚊やアブに襲撃されないんだろうか…

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