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2023-09

兵庫県指定天然記念物 上立杭の大アベマキ(おみの木)、倒れる


SONY α7RIII / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

本日とうとう正式にNikon Z fが発表されました!
などとのんきに日記を書こうと思っていたところ、ショッキングなニュースが舞い込んできました。

兵庫県天然記念物「上立杭の大アベマキ」が倒壊してしまったそうです。

写真は私が2018年11月に訪問したときのもの。
高台から焼き物の里、立杭の集落を見守るようにそびえ立つ大アベマキの姿が懐かしい。本当に気持ちのいい巨樹だった。
ええ、ほんの少し焼き物を買っただけなのに美術館の招待券をいただいたり…立杭には良い思い出しかないんだなあ。
ちょうど兵庫陶芸美術館で開催中の「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ」が面白そうで、涼しくなったら行ってみようと思っていた矢先のことでした。

日頃巨樹めぐりをしていて痛感するのは、この10年ほどで日本の気候が洒落にならないくらい大きく変貌しつつあるということ。
今目の前にある景色を明日もそのまま見られるなんて保証は今の日本には全くなくなってしまったのかもしれません。
数百年、あるいは千年以上生きてきた巨樹が嘘みたいに簡単に倒れていくこの現実よ。

日本が誇る素晴らしき巨樹たち。その雄姿をせめて写真で切り取って。
拙い写真と駄文ではありますが、少しでも多く次の世代へと遺していこう。
そんなことを改めて考えました。

鳥取県鳥取市 倉田八幡宮の大イチョウ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

早朝に鳥取市の外れにある「落河内のカツラ」を堪能した後に向かったのがこちらの「倉田八幡宮の大イチョウ」。
アクセスしやすい市街地近くにある幹周10mクラスの国天の大イチョウ、ということでこの地域の巨樹の中では否応なしに目を引きます。
巨樹愛好家なら真っ先にチェックするであろうこのイチョウの巨樹。当然私も立ち寄ることにしました。 全文を読む

Diary


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

本日の歩数2,500歩ほど。
終わらない夏にうんざりで外を歩く気にならない。もはや太陽を見るだけで腹が立つ始末。
戻りガツオのお刺身と丹波黒枝豆を土佐鶴 純米ひやおろしで。せめて味覚だけでも秋を楽しんだ一日。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

ツイン虹。
浮き輪を着けて瀬戸内海の浜で一日中ぷかぷか浮かんでいたい。
しかしこの時期の海にはアンドンクラゲさんが…

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

京都に帰ってきて数日、あまりの暑さに出かける気分になれず引きこもっている。
流石に四国だって日中は暑かったけれど、日陰に入ると乾いた冷たい風が吹いて汗がすうっと引いていった。
こちらでは日陰ですらもわっとした生暖かい風が吹き汗がダラダラ流れ落ちてくる。
今月は捨てることにして、また来月から動き出そうと思う。


最高気温25℃以下、最低気温18℃以下をマークしてくれると俄然やる気になるのだが。
汗で服が汚れるのが嫌い、大量の蚊が攻めてくるのも嫌い。一年の約半分が夏とか悪夢すぎる。

旅の断片


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

早朝の自転車スナップは最高なのだった。ひんやり涼しい潮風が心地いい。
適当なポイントに自転車を停めて三脚を構え、野立てコーヒーを淹れながら日の出を待つ。
まだまだじっとしていると蚊が攻めてくることだけが難ですね…夏なんてなくなってしまえばいいのに。


とはいえ、もう一ヶ月も経つと日の出の時間が随分遅くなってしまうわけで。
私は誰よりも早く一日をスタートして誰よりも早く一日を終えたいのです。
日の出をひととおり眺め切ってしばらくぽけーっと海を眺めてもまだ7時前だとなんだか嬉しい。
そして一日遊んで入浴→洗濯まで終えてまだ17時前だと最高に嬉しい。明るい時間のビールは美味い。

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