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2023-03

春の四国旅 2023


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

5:00起床。寝起きのシャワーを浴び簡単な朝食をとって、この二日間で撮影した写真を眺めながら今回の旅を思い返していた。
本日は一か所だけ巨樹に立ち寄ってそのまま京都へ帰還することに決定。6:30出発。

結論だけ述べると見ごたえ撮りごたえ共に文句なし。旅の最後を締めるにふさわしい巨樹でございました。
ちょうど小雨もぱらつき始め、帰るタイミングとしても申し分ない。


今回の巨樹旅の総括としては、とにかく徳島県平野部のポテンシャルの高さを思い知らされた旅だったなと。
既にめぼしい巨樹を回り終えた気になっていた自分が恥ずかしい。最近このエリアは気に入った巨樹を再訪するためだけに通過していたからなあ…
Webや書籍で一見しただけでは二番手三番手に見えるパッとしない巨樹が実は「これはっ!!」と興奮してしまう大物なんてこともしばしば。
まあ、だからこそ面白いわけですが。

それにしてもこれだけ何度も回ってもまだまだ未訪問巨樹が控えている徳島県という巨樹王国よ。
今回イチョウやナラ科などの落葉樹は本領を発揮する新緑の時期以降にと極力回避したので、次回はそれらをメインにルートを考えたい。

そういえば135mmで風景撮影と考えていたけれど、135mmは想像以上に尖っていてキツイ。
ファインダーを覗く前に瞬時に頭の中に中望遠域の構図を描けるようになるまでは90mmあたりで修行した方がよさそう。

春の四国旅 2023


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

昨日は津嶋神社で念願の御朱印をいただき、さらに御朱印帳を購入。
その後地物のお刺身をアテに地酒片手に日の入りを眺めてハミガキを済ませ、ランタンを灯して読書しながら意識を失っておりました。
5:30起床。いつもの海辺で日の出を眺めて海岸沿いを散歩からの朝うどんを食し、志々島へと向かいます。


やはり志々島の大クスはイイ…(今回ちょっとした最新情報もあるので改めて記事にまとめます。)

で、今回も存分に大クスを眺めてヤギさんに挨拶して島の休憩所くすくすへ。
帰りの乗船時間少し前に退店して最後に軽く撮り歩こうかと思っていたところ、なんと「巨木の世界」の管理人さんにバッタリ遭遇!
いえ、まあバッタリと言っても顔見知りでも何でもありませんから、お話を聞くうちに巨木の世界を運営されている方だと分かったわけですが。
このコロナ禍以降は特に怒涛の勢いでGoogleMapの巨樹情報を更新されている方で、実は勝手に参考にさせていただいてました。
巨樹巨木DB然り、実際行ってみるとウソばっかり!がデフォルトな世界なので、信頼できる新しい情報はとても有難いのです。

晴天の日中はコントラストが付きすぎて撮影しようがない!、ガイド必須のポイントはゆっくりできないからスルー!など巨樹撮影あるあるで共感しまくり。
狭いギョーカイなのでアレですが、まさかの志々島でお会いできたあたり運命を感じてしまいます。
また機会があれば是非改めて巨樹トークをしてみたいものです。貴重なお話をありがとうございました。
(実は別れた後たまたま立ち寄った詫間駅前のうどん屋の店内でお見かけしたのですが、食事の邪魔をするのも無粋と思いお声がけは遠慮しました。)

私はその後徳島県のエノキ、クスノキを1本ずつ訪問してフィニッシュ。
現在徳島県のホテルで香川の地酒 金陵をちびちびやっております。
大満足の今回の旅。明日は1本だけ巨樹に立ち寄るのもいいし、別にこのまま帰ってしまってもいい。

春の四国旅 2023


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

恒例の深夜出発。
というか直近で天気が良さそうなのが今日明日くらいしかなかったため、混雑と渋滞を憎む私としてはこの時間に出発するしかなかったのです。
平日旅をこよなく愛する私が日曜日出発ですよ。悲しくて泣きたくなります。

しかしそれはそれ。早起きしたご褒美に素晴らしい夜明けを眺めることができました。
日の出待ちのカメラマンが三脚立ててじっと待ってましたが、個人的にはこの紫がかった時間帯の空が一番好き。
これを見てしまうともう帰ろうかなって気分になるくらい好き。


いや、実際寒すぎたので車に戻ろうかと移動したのですが、結局別の展望台に立ち寄ってみたのです。
こちらは不人気なのだった。私一人だけ。こっちの方が落ち着くなあ。

そして早速前言撤回しますが、日の出は日の出でいいものですね。
結局テンション上がりまくって何枚も似たような写真を量産してしまうのでした。

その後ぶらぶら巨樹めぐりして現在香川県入りしていつもの「環の湯」でのんびりくつろいでおります。
本日の予定は残すところ地酒片手に日の入りの瀬戸内海を眺めるだけ。
こんなに近くで日の出と日の入り両方楽しめるって地味にすごいことだと思うの。

色々あってLeitz Elmarit 135mm F2.8がやってきた


RICOH GR IIIx

コロナ禍に入って心理的に他人や街と少し距離を置きたくなったワタクシは、撮影スタイルにもその傾向が出始めました。
以前は広角から標準域までのレンズで撮影するのが主でしたが中望遠、望遠で対象だけをズバッと切り取る写真に興味が出てくる。
ということで当時ライカのMF中望遠レンズを色々探しましたっけ。結局Hektor 135mmを購入して満足したのですが。

で、そういえば昔からオールドレンズを何度か購入しているウクライナのレンズ屋にも声をかけていたんです。
ライカ135mmの出物で綺麗なものがあったら教えてくれ、と。まあそんなこと完全に忘れていたわけですが。
それが先月になって「トフサン、エルマリト135mmノスゴイノ、ハイテキタヨ!」と連絡があったではありませんか。

ああ…もう別の135mm買っちゃったんだ。ごめんね。と返信したのですが。
「ソレハザンネンネ。コレミントコンディション、ムッチャキレイヨ。トフサンナラ○○ドルデヨカタノニ。カワナイカ?」と猛プッシュされまして。

この○○ドルが日本の相場観で見ると有り得ないくらいに安かったもので、率直に言ってしまうとかなり怪しい。
あまり乗り気ではありませんでしたが声をかけたのはそもそも私ですから、渋々オファーを受け入れたのでした。

で、到着したのがこれ。たしかに笑ってしまうくらい綺麗でした。
ここまで綺麗なElmarit 135mmには早々出会えないと思う。


LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

Elmarit 135mmというとあのメガネ付きのでっかい奴です。
以前客先で半ば強制的に貸していただいたことがあり、一日だけ撮り歩いてみたことがあります。
とても良いレンズ。そして絶望的に重い。


はっきり言って135mm単焦点なんて1本あれば全く困らないのです。
しかし縁あってはるばる極東の地に住む私の手元にやって来てくれたエルマリートさんに情が湧いてきたのも事実。
まあこれもウクライナ支援の一つだったと思って、私の主力レンズとして活躍してもらおう。

茨城県土浦市 亀城のシイ


SONY α7RIII / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

過去訪問した未掲載巨樹シリーズ。今回は遠い関東の地、茨城県です。
訪問したのはもう4年も前(2019年)になるのか。まだコロナ禍前ですね。
再訪して改めて記事にまとめようと思っていたのですが、まさか世の中あんなことになってしまうなんて。
結局関東に行くなどとても考えられない数年間でした。
今やれることは今やっておくべき。本当に痛感します。 全文を読む

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