- 2019-09-29 (Sun) 21:53
- Life Log | SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM | ぶらり一人旅
SONY α7III / SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM
あまりの寒さに目覚めて星空を撮影。5時を回ると夜空も白み始め、待ってましたと言わんばかりに登山客の方がぞろぞろと白山目指して出発しはじめました。大杉撮影目的の者としては流石に出発にはまだ早い。はやる気持ちを抑えつけ、あえてゆっくりと朝食タイムを取ることに。前日スーパーで用意していたパン、ヨーグルト、野菜ジュースを頬張って出発だ。
あ、撮影途中数組のガチ登山の方と挨拶を交わしましたがこれが結構恥ずかしい。何といってもワタクシ、クマ鈴こそ装備しているとはいえ近所の小高い丘へお弁当持ってハイキングにでも行くような恰好でしたから。きっとここを訪れるほとんどの方が遥か遠く、白山を目指されているわけで、まさかこんなに山奥まで来て杉の木の写真だけ撮って直帰するような奇特な人間が存在するだなんて考えていないのです。これから気合を入れてさあ登るぞ!という方々にとってはあまり見たくない、気持ちを削ぐような格好だったかもしれません。次回から少しは格好も気にした方がいいかもしれませんね…
これで三度目の石徹白大杉。また改めて記事にしようと思っていますが、とにかく変わらない姿を見られただけで大満足。もう巨大アブの群れもいないし、そこそこ人出があるからボス猿にも襲撃されない…8月前半、11月末と訪れてきましたが今回の9月後半は今までの中では一番落ち着いて対峙できる時期でございました。来年もまた9月、10月くらいに来られたらいいな。
たっぷりと大杉を満喫し、頭を下げて「来年もまた来ます。」と別れの挨拶。今回は急ぐこともない。完全な無計画なんだから。何度も路肩に車を停めて景色を眺めながら下山します。
とはいえ石徹白に来たらここだけは外せない。昨日に引き続き白山中居神社を参拝して裏山の浄安杉を目指すというお約束のコース。残念ながら今回も浄安の埋蔵金は発見できませんでした。探してませんけどね。
石徹白入口から本日は岐阜県ルートへ。満点の湯方面、白山歴史街道のワイディングを抜けて岐阜県西部を縦断する国道158号へ。今改めて地図を見返していると道中からちょっと山の中に入ったところに「床並社跡のトチノキ」なんてのがあったんですねえ。今回本当に全くプランを立てずにやって来たので巨樹情報も完全ノーチェックだったんですよ。また次回だな…楽しみを残しておくことも大切ですから。
長滝白山神社へ。全国に点在する白山神社の中でも特に格式高い三本指に入るのではないでしょうか。やはりトップは石川県の白山比咩神社、次いで私も昨年参拝した福井県の平泉寺白山神社。ここ長滝白山神社は過去にそのほとんどを焼失しているので現在はそれら二社と比べるとやや格落ちする印象ですが、遥か昔はこちらが総本山的扱い、聖地白山を目指す修験者たちの中心であったそうです。ちなみにこちらにも杉の巨樹アリ。もちろん拝見してきました。
いえ…これを見てうわー、はりまや橋!などと喜んでる私には格式だのなんだのと語る資格はありませんね。
岐阜に来たらこれを食べないとモグリです。鶏ちゃん。
ちなみに岐阜的イントネーションはケイちゃんの「ちゃ」が上がる感じで。
関西弁の「やきそば」と全く同じです。分かりやすいですねー。(関西人にしか分からない)
本当に景色が素晴らしいですよね。何度車を停めて土手に座り込んだことか。
最後はどうしても再訪したかった岐阜市のお寺さんに来て〆。ここ、ヒノキの巨樹がありましてね。昨年も撮影したんですけど写真がどうも気に入らなかったから記事にもしてなかったんですよ。結果的に二度も来ることができたし、これでよかったなと。この辺りはどうも運転マナー的なアレにいまいち良い印象が無いので、あとはもうそそくさと高速に飛び乗って帰宅しました。
良いですねえ、石徹白。そして岐阜県。
奈良のように月に一度は!なんて軽々しく言えませんが、定期的に通ってしまうだけの魅力があります。年に一度の大杉巡礼なんてもう私の人生に欠かせないイベントになってしまったかもしれません。あとは中津川、下呂方面か…いつでも行けるけど行くのが勿体ないんですよね。もう少し欲求を高めて、もうダメだそろそろ新天地へ!ってテンションの時にこそ行ってみたいわけです。
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コメント:2
- 狛 19-10-02 (Wed) 12:58
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何度も記事を読んでましたが、月末(税率云々のバカ騒ぎも)ドタバタしてたのと、to-fuさんの記事を読むたび、出発したい気分がオーバードライブするので、なかなか感想が書けませんですみません。
……という、ただの言い訳でした。笑
石徹白、下って岐阜、福井などは、2度目3度目と味わいが変わって楽しめますね。
どうしても初回は気合が入って欲張った日程にしてしまうというのもあります。
都市部のうるささを避け、そこにしかない風物を楽しめる、とてもいいですよね。
あと、鶏ちゃん……やべえなあ。たまらないですよ。
大杉が今も立っていると確認できただけでとても嬉しいです。
あの杉をスタートで見てから山に登るという方々の気分って……けっこうすごいですね。
思えば僕もコンビニ行くみたいな格好でそこまで行ってたので、雰囲気壊さないようにしたいです。笑 - to-fu 19-10-02 (Wed) 14:46
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> 狛さん
僕も忙しい時は狛さんやRYOJIさんの記事が目に毒です。
なになに…仙台に山形?天川村に滋賀県だと?などなど。
読んでいると仕事なんてもうどうでもよくね?と思えてきます。(決してどうでもよくはない。)
そうなんですよね。初回はどこに行くにしてもやっぱり詰め込んじゃうんですよ。
ここスタートで、あそこ行って、昼前にはあっちに移動してアレを食べて…なんて。
それはそれでもちろん充実してるし楽しいんですが、二回目以降はもう少し適当な方がいいような気がします。
服装はホント、皆さんギョッとしてましたね。表情がモロに「そんな軽装で来てるの?」って。
今まで幸い他人様と一緒になることがなかったので気にしたこともありませんでしたが、山には山のTPOがありますねえ…
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