- 2021-01-14 (Thu) 10:57
- Life Log | MS-OPTICS SONNETAR 73mm F1.5 | カメラの話
LEICA M10 / MS-OPTICS SONNETAR 73mm F1.5
昨日をもって京都府にも非常事態宣言が発令されたようです。何度内容を読み返しても遠回しに「お前ら飲み歩くなよ、飲み屋は店閉めろよ。」と言っているだけにしか聞こえないんですが、実際のところどれほどの割合で飲食店起因の感染が発生していて、この緊急事態宣言を発令することで感染者数をどこまで軽減できると試算しているんでしょうか。その場の思い付きだけで何となく動いているようにしか見えないんですけど、コロナコロナと言われ始めて既に一年が経過しようというのに具体的な数字の話が一切出てこないのが謎。飲食店の方だって人生かかってるわけで、何の数字も示さず店閉めろはあまりに横暴だと思いますけどねえ。まあ個人的には元々他人との接触がない暮らしをしていますから、以前の貧乏暇無しな生活に戻れるようただただ自分のペースで頑張るだけです。貧乏暇有りな生活はなかなか救いようがありませんからね。
ゾンネタール73mmのピント調整完了。ささっと調整して簡単に…とは行かず、結局かなり大掛かりな調整が必要になりました。(ピンやツク棒2本でマウント部の2つ穴をぐりっと回すことで収差の調整が可能。宮崎氏によると銀塩M型ライカのデフォルト値が「3」らしいので3を起点に少しずつ調整をしましたが、結局「2」を通過してだいたい1.8~1.9くらいのところがベストと思われる位置でした。)最初は自宅の窓から遠景を撮影してテストしていましたが途中からご近所さんに不審者だと思われるのではないかと不安になり、わざわざ車で広沢池まで出かける始末ですよ。ええ、流石に屋外で何度もレンズの後玉をむき出しにして作業したくなかったのでわざわざ車です。疲れた。
とはいえこれもマイナーレンズを使うための一つの儀式のようなものでしょう。果たしてレンジファインダー用の中望遠レンズにここまで厳密なピント精度を求める必要があるのかと言われると微妙なところ(ライブビューで撮影すれば精度なんて一切無関係だし、そもそもレンズの精度以前にブライトフレーム&私の視力という使い手側の限界値がアレ)ですが、まあ一度調整してしまえば以後ずっと気持ちよく使えますからね。やっぱり写真はファインダーを覗いて撮影したいですし。
コメント:2
- RYO-JI 21-01-15 (Fri) 21:17
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ゾンネタール73mm・・・すごいレンズがあるんですねぇ。
宮崎光学なんて全然知りませんでした(汗)。
高性能で画一的な最新レンズもそれはそれで良いですが、こういう一点ものには大きく惹かれますね。
最新のボディでこういったレンズを使うのはかなり面白そうです。 - to-fu 21-01-15 (Fri) 22:32
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> RYO-JIさん
趣味でレンズを作り始めたらいつの間にやら商売になってしまったそうで、いまや世界中から注文が入るらしいですよ。
ゾンネタール73mmは宮崎レンズの中ではかなり扱いやすいモデルだと思います。どこかのサイトで見て描写に一目惚れしました。
他のモデルを見ていると収差の鬼!みたいなクセ玉ばかりで、私にはちょっと使いどころが思い浮かびませんけど 笑
最新技術の粋みたいなレンズはソニーやペンタで充分満足なので、M型は違った方向で楽しんでいきたいと思ってます。
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