Home > PENTAX smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS | カメラの話 > Diary

Diary


PENTAX K-01 / PENTAX smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS

昨日は工務店の作業に付き合って自宅に半日軟禁されていたので運動不足解消のため、またも深夜の伏見稲荷大社を徘徊。
最近は毎週恒例のイベントになりつつあるなあ。どうしても睡眠時間が不規則になるので健康なのか不健康なのかよく分からんです。
しかし人がわらわら歩いてる日中はどうしても行く気にならないわけで、いかんともしがたい。


やるなあK-01。こうなってくると例のpentax memoの兄貴はどう評価しているのだろうと気になるのが必然。調べてみると実に的確な評価をされていて笑ってしまった。完全に同意、脱帽です。個人的にもK-01の解像度は同じセンサー搭載機のK-5を軽く上回っているように感じる。K-5の画質だって充分現代に通用するレベルだと感じていたのに、K-01で撮影した画像と見比べてしまうと何だか薄もやのレイヤーが1枚2枚被さっているように感じてしまうほど。手振れ補正の効きも素晴らしくて、DA40mm装着で微風状態の1/5秒までならほぼ百発百中、1/2秒も数枚撮れば1枚はビシッと決まってるくらい安定していた。この辺はK-5同等のスペックながらミラーショックの存在しないミラーレス機のメリットが現れていると思う。K-5だと1/8秒で何とか、といった感じなので。

当時のミラーレス機の基準で見ると確かにこれは豊満なふくよかボディだったかもしれないけれど、ミラーレス機のサイズも重量も一眼レフ機と大差なくなった現代の基準で見てみるとあら不思議。兄貴が仰るようにコンパクトなKマウントボディとはここまで快適なものだったのかと目からウロコでございました。機械をいじくる喜びに欠ける反面、まるでKマウントレンズをコンデジで楽しんでいるかのような気分に浸れるのは贅沢な体験だ。やっぱり携帯性って重要な要素なんだなと。後継機出ないかなあ。絶対出ないだろうなあ。

コメント:4

RYO-JI 21-05-24 (Mon) 17:02

面白いカメラですねぇ、K-01。
発売当時は見向きもしませんでした・・・というか存在すら知りませんでしたが、ミラーレス機最盛期?の今見ると凄く惹かれるものがありますね。
デザインなんか時代が一周回って可愛く見えますもの。
フルサイズ中心の高機能高性能カメラばかり見てると、こういう緩い機種を使うのが面白そうと感じます。
古くからある安い食堂の旨いローカルメニューみたいな印象です(笑)。

to-fu 21-05-24 (Mon) 19:52

> RYO-JIさん
高画素フルサイズ機を持ち歩くのが当たり前になりつつありますが、そもそもこのコロナ禍の日常といったら同じルートの繰り返しですからね。
もう少し気軽に持ち歩ける機材があってもいいんじゃないかなと。もちろんその機材は予算的にも控えめであってほしい 笑
この機種を使って改めて感じたのはデジカメって10年前くらいには既に完成の域に達していて、スマホの普及にかかわらず
遅かれ早かれ今のような状況に陥っていたのではないかなーという気分になりました。型落ち中古で充分ですもん…

21-05-25 (Tue) 8:34

いやー、問題児ですね。笑
こうして純粋なユーザー目線で評価してくれる方々が手に取れば、その存在意味もわかろうというものですが、当時のPENTAXユーザーとしてみれば「ねえ、なんでコレ?」でしたね。
ひたすら、俺たちが欲しいのはコレじゃねえんだけど! でしたよ……ほんとにもう。
K-1の企画がチラついてなければ、資金力がないくせにユーザーの言ってること全然聞いてねえな、って、見限るところでした。
生まれるのが早すぎたし、伝えるのが下手くそすぎです。

分析を読ませていただくと、ローパスレスの実験機という立ち位置だったのかもしれませんね。
ただミラーとファインダー取っただけだろ、と言われますが、この路線をひたすら磨いていくと実は面白いミラーレスシリーズになったのかもしれません。
シリーズ化する気が、ハナから感じられないような気もしますが……。

高価で高性能な機体はひしめいてるけど、経費で買えない人には不要なテクノロジーの塊になってる感もあります。
むしろこういう個性的なカメラを安く手に入れて日常的に楽しむ方が写真の裾野を広げてくれそうですね。
実家に置いてきてしまいましたが、なんだかK-7が恋しくなってきました。

to-fu 21-05-25 (Tue) 10:58

> 狛さん
このK-01にQ…本当に当時のユーザーとしては絶望しかなかっただろうとお察しします。そっちに行くのかよ、と。
私にしてもpentax memo氏にしても結局これが安くなっていたから試せただけで、当時プロパーで買ったなんて話は周りでも
聞いたことがありませんからね。開発陣の方は今でもK-01という文字を見るだけでゾッとするくらい売れなかったらしいです 笑

仰るようにちょうどローパスフィルターをどう扱うか決めかねていた時代なので、それなら新規格のこいつで試してみようという
感じだったのでしょうね。(そういえば最初にローパスレスを謳ったのってシグマでしたねえ。懐かしい。)
ミラーを外してミラーレスというのも笑えますが、旧規格のレンズ群を捨てない姿勢からはペンタックスの哲学が垣間見えて
好感が持てます。まあ、ぶっちゃけ新規格のマウントを立ち上げるだけの余裕がなかっただけとも言えますが 笑

狛さんのK-1 IIにせよ私のK-1にせよ、不満があるかと言われると重箱の隅でもつつかない限り見当たらないんですよねえ。
6000万画素、1億画素なんてのも出てきてますが、使いもしない高画素データを弄るためだけにハイスペックPCが必要に
なって、それらを買うためにせこせこ仕事を頑張って…冷静に考えると穴を埋めるために穴を掘る拷問みたいだなと。
もちろん無駄を楽しんでこその趣味なんですが、それでもまあ人生他にも楽しいことはいっぱいありますからねえ。
今はハイスペックPCよりも歩き疲れないスニーカーが欲しいです 笑

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

このエントリーのトラックバックURL
https://withphotograph.com/wp-trackback.php?p=20250
Listed below are links to weblogs that reference
Diary from with photograph

Home > PENTAX smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS | カメラの話 > Diary

CATEGORIES

Return to page top