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FUJIFILM GFX50S II

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

志々島の猫さん。
朝の集会中であった。


島民よりも人口?猫口?の多い島の猫さんたち。
一見好き勝手生きている野良猫のようにも見えるけど全頭しっかり管理された地域猫。
全て去勢手術を受けた片耳カットのいわゆる「さくらねこ」で、島民からエサをもらって暮らしている。
なので、野良猫だ可哀想…などと勝手にエサを与えてはいけないのです。


室内飼いのイエネコよりも寿命が短いと言われる屋外暮らしの猫たち。
数年後には猫のいない島になっているかもしれない。
一世代かぎりで島から姿を消す彼らをせめて暖かく見守ろう。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

4:00アラームで目覚めるも、友人がまだ眠っているので布団に転がってぼけーっとしていたところ二度寝してしまった。結局5:30起床。
日の出を見逃した!と飛び起きたがどうやら杞憂だったらしい。
昨日の夕方降った雷雨のせいもあってか、ものすごい霧なのだった。


居ても立っても居られず洗顔も歯磨きも後回しにしてクスノキへと向かう。(きたない)
朝日が射す大クスを眺められなかったのは残念だけど、早朝の朝もやに浮かぶ大クスはまだ夢の中にいるのでは?と思うくらい幻想的であった。
我々の他に観光客なんてもちろんいないし、島民の方もこんな早朝からここまでやって来ることはない。

今日この後どうする?
いやあ、これを見てしまったらもう後のことなんか考えられないわ…

放心状態の我々。
小鳥のさえずりだけが響く静寂の中、たっぷりと贅沢な時間を味わうことができた。

旅の断片 志々島の大クス 前編


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

志々島を目指す。
もちろん島そのものが愛すべき存在ですが、やはり一番の目的はここ「志々島の大クス」なのです。
何度対峙しても自然と笑みがこぼれ、おおおー…と声にならない声を上げてしまう。 全文を読む

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

しばらく海を眺めていたら雨脚が強まり始めたので流石にそろそろ宿へ戻ることにする。
午後の便で来られた観光客の方々は後半ほとんどくすくすにカンヅメだったらしい。
帰りの定期船の心配をすることもなく、徒歩たった数分で拠点まで帰ることができる。
島民になったわけでも何でもないのに少し優越感を抱いてしまう。


きんせんかの庭からの景色。
連れは入浴後ここからずっと海を眺めていたらしい。
さて、そろそろ開けるか…と意見が一致したので夕飯の支度を始める。


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

缶ビール各2本からの琴平の地酒 金陵。
早朝のスーパーでの買い出しということで鮮魚類が満足に揃わなかったけれど、チヌの塩焼きの美味しさが全てを吹き飛ばしてくれた。
なおうどん屋で仕入れた大量の天ぷらは完全に買いすぎであった。無理やり詰め込んで何とか完食。
学生時代からの腐れ縁なので、どうしても学生の頃の感覚で食料を調達してしまう。
脳内はまるで成長していないので昔のノリで全く問題ないのだが、肝心の胃腸はそうもいかないのだった。

途中お互い寝落ちしている間に食後の片づけ。前日1時間睡眠だったので…
結局だらだらと1時くらいまで他愛のない話に興じて眠りについた。

そろそろ初日分の「志々島の大クス」の写真をまとめることにしよう。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

早朝からずっと動き回っていたので一時休憩。
お風呂に浸かって日本酒でもやりながら最終便の観光客が帰る夕方まで待つことに。
酒のアテにと地魚を焼いていたところ突然雷雨が降り始めた。

しばし縁側に腰掛けて雨靄がかっていく志々島を眺める。


雨の志々島もいい。
結局カメラを掴んで部屋着のまま外へ飛び出してしまうのだった。
濡れたらまたお風呂で温まればいいし、服なんて洗濯すればそれで済む。


「きんせんか」から海までほんの1、2分。
こんなところで暮らせたら素敵だろうな、と思う。
私はいつだって心穏やかに生きていたい。

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