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三重

三重県南牟婁郡御浜町 神木のイヌマキ(西地のイヌマキ)


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

さて。いきなり一発目から大物「引作の大クス」を見てしまったものですから既に充足感たっぷり。もうこのまま帰宅してもいいんじゃないかという、ホクホクした心持ちです。とはいえまだ朝の8時ですからね。わざわざ前乗り車中泊までしておきながらこれで直帰では流石に勿体なさすぎる。ということで、ここは趣向を変えて普段なかなか見ることのできないタイプの巨樹を訪問することにしました。

それがこの日本第2位のイヌマキの巨樹、「神木(こうのぎ)のイヌマキ」。実はランキング抜きにイヌマキの巨樹を目にするのは初めての経験です。以前友人の狛さんが「長福寺のマキ」という巨樹を訪問されていたのが印象に残っていて、それ以来機会があればイヌマキの巨樹を見てみたいと思っていたんですよね。 全文を読む

三重県南牟婁郡御浜町 引作の大クス(引作の大楠)


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

和歌山県との県境にほど近い三重県のほぼ南端、御浜(みはま)町。国道42号線沿いにある道の駅 紀宝町ウミガメ公園から数キロほど山の方に入った先に引作(ひきつくり)の集落があります。ここに巨大なクスが存在するということは近畿圏の巨樹愛好家には有名な話なのですが…何しろ遠い。私は前夜着、近くで車中泊して日の出直後に向かったのでした。そうそう、道すがらミカン類の無人販売所がそこかしこにありまして、お土産にそれを買いつつ、さらには朝食がてら口にも放り込みつつの訪問です。結構たくさん入って一袋100円ですからね。そりゃあもう買いまくりの食べまくりですよ 笑 聞いた話によると、この辺りでは通年ミカンが収穫できるそうです。

ダメだダメだ。みかんを食べてる場合じゃない。ここからでももう確認できますね。あの鳥居の背後にある巨大なアレに違いありません。早速みかんを食べながら向かうことにしましょう。 全文を読む

熊野三山・巨樹めぐり 3日目(最終日)


SIGMA fp / SIGMA 45mm F2.8 DG DN
SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

6時起床。加湿器を付けっぱなしにしていてもビジネスホテルは酷く息苦しく感じるもので、早速窓を開けて新鮮な空気と入れ換える。さむっ。今年一番の寒さではないですかね。そうは言っても例年なら「並み」くらいの寒さ。しかし昨日は日中ほとんどシャツ1枚で過ごしたくらいの陽気だったわけで、流石にこれは堪えます。 全文を読む

熊野三山・巨樹めぐり 2日目


SIGMA fp / SIGMA 45mm F2.8 DG DN
SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

熊野那智大社への出発点、大門坂駐車場で車中泊していたのでした。ええ、ここには熊野那智大社へ至る人たちが車中泊していると小耳に挟んだもので、道の駅なちにたむろしている輩と違って常識ある人たちが集まっているのだろうとやって来たのですが、まさかの私一人きりでした。まあ平日ですからね。5:40起床。いつものように洗顔と歯磨き、そして身支度を整えてコーヒーを飲みつつ一息つきます。 全文を読む

世界遺産


FUJIFILM X70

今回も一番の目的は当然巨樹めぐり。とはいえせっかく遠くまで足を伸ばしているわけですから、巨樹だけ回ってさようならではいくらなんでも勿体なさすぎる。寺社に立ち寄ったり温泉でぽけーっとしたり、もちろん名物を食べたりも。日本の魅力を再発見、的な良さがありますな。こちらは世界遺産「花の窟(はなのいわや)神社」。日本書紀に書かれている日本最古の神社であり、日本神話のルーツであるとされています。かの神武天皇を現在の奈良まで導いたとされるヤタガラスさんを祀る熊野の地ですから、それはもうそこら中が世界遺産ですよ。


こちらは世界遺産「獅子巖(ししいわ)」。日本中に〇〇岩なる観光スポットがあり、そのほとんどがガッカリスポットであることからいつものアレかよ、と思われるかもしれません。いえいえ、こちらはまあそれなりに立派でしたよ。見ての通り口を大きく開いた獅子の頭に似ているということで、上流に位置する大馬神社の狛犬(阿吽の「阿」)としての役割を与えられています。ちなみに「吽」の狛犬は近くの神仙洞と呼ばれる大岩。こちらは遠目に見ただけですが…うーん、ただの巨大な岩盤じゃないか? 笑 ということで、大馬神社には狛犬がいないんですね。この海岸線から先は社殿までの全てが御神域、ということでしょうか。正直なところ景観だけ見ると立派だけど世界遺産に認定するほどのものか?という気がしなくもないのですが、こういった背景を加味すると流石は熊野、スケールが違うぜ…と驚かされるのでした。

ちなみに獅子巖のやや右下に見える岸壁も世界遺産の「鬼ヶ城」です。ここまで来ると、何でもかんでも軽々と世界遺産認定しすぎじゃない?という気がしなくもありません。鬼ヶ城に立ち寄った率直な感想を申し上げると、え?これが国天?ウソだろ…という巨樹を訪問したときの気持ちと似たものがあるとかないとか。ああ、私の悪い癖が出始めた。この辺でやめておきましょう。

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