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福井県三方上中郡若狭町 上村家のタブノキ


FUJIFILM X-T20 / XF 10-24mm F4 R OIS / Film Simulation PROVIA
FUJIFILM X-Pro2 / XF 35mm F1.4 R / Film Simulation PROVIA


本日10日は晴天の予報。これは出かけるしかない!ということで昨晩は久しぶりに夜更かしして仕事を片付けました。春先に小浜で巨樹巡りしましたが全く回りきれなかったので、今回はまだ見ぬ猛者と出会うため小浜方面を目指すことに。大原、朽木方面から鯖街道を抜けて小浜方面へ向かい、市街地の手前で南川沿いに堀越街道を抜けて名田庄、京北方面からぐるっと回って帰宅するルート。まずは若狭町の「上村家のタブノキ」です。


ぶっちゃけるとですね、本日2本目の巨樹なんですよ、ここ 笑
実は近くの巨樹を撮影していたら地元の方から「もっと凄いのがあるぞ、案内してやる。」との有難いお誘いが。撮影が終わったら声をかけてくれや、との事でしたが、撮り始めると長いんですわ。僕。なのでひとまず撮影を切り上げ、そちらのポイントから撮影することに。それがこの「上村家のタブノキ」だったわけです。


これは確かに凄いタブノキだ。まだ若く見え貫禄には欠けるものの、地面の蓋を開けたら龍がぶわっと飛び出してきたかのような、そんな勢いを感じます。初訪問時に枯死していた小浜城跡の九本ダモも健康な頃はこんな姿だったのかもしれません。九本ダモの20年ほど前の写真を見るととても数十年で枯死してしまうようには思えませんでしたが、それを教訓にしてなのか県と協力してこのタブノキの2世を育成する計画が進行中だということです。枝を挿し木にしたりと試行錯誤しているけれど、なかなか上手くいかないんだとか。タブノキって塩害に強かったり結構タフな印象ですが実は環境の変化に弱く、育てることも困難なんですね。


枝の広がりが壮観。


どの角度から見ても本当に凄い迫力でした。


地面のそこらに、根にできたコブが。
非常にふわふわとした豊かそうな土なので、踏み固めてしまわないよう歩くのにも結構神経を使います。


タブノキの花。


この方が鬱蒼とした森の中にそびえ立っていたら結構なホラーだと思うんですが、周囲の開けた気持ちのいい丘の上に立っているからか、ネガティブなイメージは一切感じません。個人所有の土地なのであまり長居するのもどうかと思いますが、ここでコーヒーでも淹れてぽけーっとしたら気持ちいいんだろうなあ、なんて想像が膨らみます。


環境に恵まれ樹勢も強い。余程の環境の変化がない限り、これからまだまだ大きくなると思われます。その時自分がこの世にいないことが残念ですが、この感動を次の世代にも遺していきたいものですね。

周辺は離合困難な地元の方の生活道路(というか農道)ばかりなので、ゆっくり対峙したいという方は近くの「信主神社」に車を停めて歩くことをオススメします。せっかくご厚意で土地を一般開放して下さっているのですから、こちらも極力迷惑をかけないよう注意したいものです。

上村家のタブノキ
福井県指定天然記念物
樹齢 約300年
樹高 約17m
幹回り 約9.3m

コメント:6

てつや 18-05-11 (Fri) 5:34

ご無沙汰しております。凄い木ですね!今度若狭方面はに行くときは拝見したいと思いました。
話は変わりますがこの前大島に久しぶりに釣りに行ったのですが、漁業関係者の人がこの前田烏の漁業組合の人が大島漁業組合に大島でタコ釣りさせてるのかと問い合わせがあったみたいです。
やはり福井県全域でのタコ釣りは基本的に駄目みたいなので残念でした。

to-fu 18-05-11 (Fri) 23:43

> てつやさん
お久しぶりです!
京都方面からですと303号線を熊川宿の道の駅のちょっと先にまで進むと右手にファミリーマートがありますが、その道路を挟んで向かい側の集落です。なかなか気持ちのいい場所でしたので是非。

最近はポイントが減ってきて本当に厳しいですよね。田烏なんかわりと釣り人に寛容で何を釣ろうがほったらかしてくれてる印象があったんですけど、釣り場が減ったことでそこをホームにしていた質の悪い輩がやって来るようになったのもあるかもしれませんね。正直僕も以前田烏でタコを釣ったことがありますが、漁師のじいさまが笑いながらアドバイスしてくれたりもしたんですが。アジもイカもポイントが減ってきてますし、そのうち陸っぱりから釣りが出来なくなる時代が来るのかもしれませんね…本当に残念なことです。

RYO-JI 18-05-13 (Sun) 14:26

地元の方の自慢のタブノキなんでしょう。
わざわざ案内してくれるだなんて、いいタイミングでいい出会いがありましたね。
私も先日探しに行った巨樹があるんですが、姿は見えど近付くことができませんでした。
こんな地元の方に出会っていたら、近付くルートなりを教えてもらえたのになぁと。
それにしても地面からの広がり方に勢いを感じます。
根元に祠があるということは、このタブノキと上村さん家との間に何か関わりがあるんでしょうね。
どんな逸話?があるか知るとまた違った姿に見えるかもしれませんねぇ。

18-05-13 (Sun) 18:05

御神木のタブと、ケヤキ、と三者見せてもらって、地元の方が推す通り、むしろこれが本命という感じですね。
そういう導きに出会えるなんて、さすがto-fuさん、いいなあと思いました。
やはり樹にとって立地は最重要項目、それに恵まれたこのタブノキを見ていると、タブの本場はうちらの方だぜと思っていたのに、福井もなかなかやるなと考えを改めました。笑
タブの木はクスに似てますが、イヌグスと呼ばれる通り、クスもどきみたいな不本意な扱いを受ける樹ですね(南方熊楠のクマグスもタブの意だというのは先日知りました)。
確かにクスほどは大きくならないのが理由かなと思いますが、地域によってはクスに取って代わっているところが痛快です。
夏場にこの巨樹の木陰に入ってみるのもいいかもと思います。
ズドーンとひたすら高い杉などには求められない良さがありそうですね。

to-fu 18-05-14 (Mon) 17:10

> RYO-JIさん
まさに自慢の木という感じでしたねー。
わざわざ余所者が来てくれたことが嬉しくて仕方ないという様子が伝わってきて、こちらまで嬉しくなります。
地域の歴史やリアルな風土なんかもお聞きできて非常に勉強になりました。
そう言われてみるとこの祠は気になりますね。今度はぜひ上村さんにもお話を伺ってみたいところです。

to-fu 18-05-14 (Mon) 17:18

> 狛さん
仰るととおりこちらが大本命で、限りある予算もこのタブノキにつぎ込んでいるような印象を受けました。
正直このタブノキは元々単独でも探す予定ではあったのですが、地元の関係者の方に地域の歴史や裏話を聞けたということが何より貴重な体験になりました。

名のあるタブの巨樹の中にも「〇〇の大グス」の異名を持つものがいますよね。
確かに「タブって響きがイマイチだからクスと呼ぶことにしよう」みたいな思惑が見え隠れして、ちょっと可哀想な気がします。そちらのタブノキに大きさでは完全に負けますが、立地の気持ち良さではこちらも負けてはいませんよー。

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