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Diary


LEICA M10 / LEICA Summicron 90mm F2 3rd

ワクチン接種翌日ということで、朝イチに近所の郵便局へ駆け込んだ以外は終日自宅待機の予定。
寝起きすぐは少し気分が悪くて「お、噂の副反応か?」なんてドキドキしましたが、かけうどんを食べたら回復しました。
何のことはない。結局ただの空腹だったという話。

ヒマなので色々なサイトを巡回する→うーん、やっぱり中判デジタル触ってみたいなあ→ヨドバシ行きたいなあという悪循環。以前のような日常を!なんて幻想はとっくに捨て去りましたが、せめてヨドバシくらいは気兼ねなく覗けるような日常がやって来ることを願わずにいられません。しかし現在でも量販店では現物を触るだけ、買うのはWebの最安店で。なんて揶揄されますが、近い将来リアル店舗なんてものは完全に絶滅してしまうのではあるまいか。書店なんてそろそろ国のレッドリストに載りそうな勢いですよ。いや、現時点でも絶滅危惧1 A類くらいには分類されるのではないかと。駄菓子屋はもう野生絶滅、くらい?結局人類の物質文明も弱肉強食、野生の掟の中でチマチマやっているだけなのかもしれません。


SONY RX1

昨日から読み始めた「木 エルメス財団 編」。古来から続く人間と木の関係を深く掘り下げる、というテーマの一冊。なかなか読み応えもあって面白い。美しい装丁も良いです。ここ数年はもうほとんど電子書籍だけ買って済ませていますが、装丁が美しい本はそれだけで手元に置いておきたくなります。技術革新も素晴らしいことですが旧くから続くものにもそれはそれで良さがあるという話。先程の話と矛盾するようですが、新しいモノや技術=古いモノより優れていると盲信してしまうのもいかがなものか、とも感じますね。

コメント:4

RYO-JI 21-08-18 (Wed) 22:28

我が家の一回目のワクチン接種接種後の反応ですが、子供は全員発熱・親はどっちもピンピンしてました。
改めて歳を感じましたね(笑)。

書店は随分前から存続が危ぶまれていましたが、このコロナ禍でとどめを刺されそうですね。
暇つぶしがてら書店に行くのが好きだった私ですら今じゃ絶対に行きません。
本を買うなら不特定多数の人が触っているかもしれない書店の本ではなく、人の手に触れにくいECモールの巨大倉庫にある本を選びますもの。
便利さだけで言えば圧倒的に今後も電子書籍が伸びていくでしょうが、良いモノはモノとして残っていって欲しいものです。

to-fu 21-08-19 (Thu) 11:22

> RYO-JIさん
緊急時に急ごしらえしたワクチンなので仕方ありませんが、副反応の強さが異常ですよねえ。
一回目で恐怖を味わってしまうと二回目を打つ決心が鈍りそうです…

小説や新書なんかは売り手買い手共に電子書籍化のメリットが大きいですが、写真集やこの手の専門書の類は紙のままで残って
ほしいものです。装丁から紙の質感、写真のレイアウトやフォントにまで拘ることでようやく完成する一冊ですからねえ。
書店は本当にコロナ禍以降一切立ち寄らなくなってしまいました。書店の場合まだまだオンラインは実店舗に劣る部分も
大きいとは思うんですが、仰るように他人がいる空間で他人が触ったものに触れるというだけで抵抗を感じてしまいます。

ああ、書籍の電子化が進んでしまうと「これ面白いから読んでみて!」みたいな貸し借り文化がなくなってしまうのは寂しい限りです。
個人的にもそれで、自分のセンスなら絶対に買わなかったな…というジャンルの良さを知れた経験はいくらでもありますから。

21-08-20 (Fri) 9:16

昨日で接種後1週間ですが、鉄雄にはなっていません。よかった。
二回目は一応、1、2日静養できる心づもりをしておいた方がよさそうですよね。
万年床をのべて、鍋焼きうどんを作って……(くそ暑い)

この本のような存在自体が良い本はウチにはほとんどないですが、いかなる本でも、デザインや存在感を意識して出来上がってるのだなあと、一冊ごとに思いますね。
電子書籍の導入もたびたび考えるのですが、コストとともに、そういう物体としての楽しみを味わえるうちは味わいたいと思っています。
ああ、もう残りページがこれだけになったか……という、重さの偏りでわかる経過など、けっこう愛しいものです。

仙台のジュンク堂が閉店してしまいました……。
丸善があるので応援したいですが、もう全然駅前には行けなくなっていて寂しいです。
もちろん衛生の面は注意が必要ですが、新刊でしか買えないものは実店舗にあれば買うようにしています。
まあ、各種書店のウェブショップで買えばいいのかもしれないけど……それだと実店舗無意味化につながりそうですしね。
本屋にはコロナ後にも残っててほしいです。

to-fu 21-08-20 (Fri) 11:36

> 狛さん
やはり我々中年世代に対しては副反応が出にくいみたいですね。
感染しても発症リスクが低いにも拘らず、接種率を高めたい国の思惑でハイリスクなワクチンを勧められる若い世代が気の毒です。
彼らはワクチンを打つ=他人への感染拡大防止に繋がる、みたいな意味不明な印象操作の一番の被害者ですよ。

電子書籍は本当に便利なんですけど、同時に読書体験の本質的な良さを打ち消してしまっているようにも思いますね。
書籍に限らず写真なんかでも同じことが言えますが、どこまで進化しようとバーチャルは絶対にバーチャルの域を脱し得ないのではないかと。
どちらにも良し悪しあるので、それぞれが欠点を補完しあうような形で共存していけたら素晴らしいことなんですが…

京都でも昨年のコロナ前にジュンク堂が閉店してしまいました。
たしか「インバウンドやぞ!本なんか売ってる場合か!」が理由だったと思いますが、直後にインバウンドが途絶えるとは皮肉なものです。
書店存続のために店舗で買いたい気持ちはやまやまなんですが、あの手の大型書店って大抵人の多い街中にあるので、まず近付くことが
できないのが困ったものです。せめて閑散とした郊外に店舗があれば…って、そんな店潰れるに決まってますからねえ 笑
書店に関しては店員独自のセレクトを売りにしているところが成功していたり、まだまだ可能性もあると思うので頑張ってほしいですね。

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