ポタリング 京都府相楽郡和束町の茶畑→八坂神社の大杉

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Canon EOS 6D / Canon EF 24-105mm F4 L IS USM

明け方で雨が上がる、という天気予報を信じてちょっと遠出。
だってまた週末は雨が降り続くらしいじゃないですか。今日くらいは外に出ておこうかと。

天ヶ瀬ダム沿いの道から宇治田原を抜け、やや離合困難な山道を抜けたら和束町。
町内は離合困難かつ地元の方の生活道路だという情報を仕入れてきたので、車は置いて自転車で回ります。
あ、これ普通に雨降ってます。何が午後から晴れやねんボケーと罵りながらも、雨降りの日は嫌いじゃなかったり。

ネコを撮ってたら地元のおばあに話しかけられた。
この時期はあまり他所から人が来ないのかな?

和束町は宇治茶の名産地なのです。
京都府内で生産されるお茶の約4割は、この和束町で摘まれた茶葉なのだとか。

 

いやー、もう凄いのなんの。山の斜面がオール茶畑。
この景色を見るのが目的の一つだった。
道路は迷路のように入り組んでおり、これは確かに車で入られたら迷惑極まりないだろうと思う。
散策するなら徒歩または自転車、原付くらいが限界でしょう。(ぶっちゃけ自転車も邪魔でした。)

で、八坂神社の大杉。

実物のスケールを伝えられないのが残念ですが、物凄い大きさ。

樹齢1300〜1500年程度。幹周り12.8m、高さ31m。
本幹が倒壊し、残った枝木が成長したのが今の姿だそうですが、本来の幹が残っていたらどんな巨大な杉になっていたんだろう。

 

1時間くらい滞在していたので、それはもうアホほど写真を撮りましたよ。
10月も半ばだというのに抜群に活きの良い蚊がプンプン飛び交ってて刺されまくり。
雨は降ってるわ蚊は飛び交ってるわ、こんな予定じゃなかったのに。

これもスケールが分からなくなりますが、根っこ1本が普通の杉の幹くらいあります。

神々しい。

いいもん見たなあ。
山越えしてまで行った甲斐があるというものです。
すっきり晴れている日にもう一度散策してみたい。

2件のコメント

  1. いやあ、壮観です。
    自転車行からの導入もすごくワクワクします。
    本にも八坂神社の大杉のところに茶畑のことが書いてありましたっけね。
    それを目の当たりにしながら……そう、その本に1枚しか写真が載ってなかったわけですが、こうしてたくさん見られると臨場感がすごいです。
    主幹が生きていたら、やはり猛烈にでかい一本杉になったのでしょうか。
    京都や奈良の巨樹は特有の重々しい雰囲気があるな、と実際見てみて感じましたが、この樹にもそれがありますね。
    いいもん見ました。

  2. > 狛さん
    簡単に辿り着けない…って何か良いですよね。
    出かける前にGoogleMapを眺めてシミュレーションするわけですが、その時間はもう遠足前夜の小学生のようにワクワクしてます。

    他所の地方の巨樹は本でしか知らないような若輩者ですが、確かに地方によって傾向が違うのかもしれませんね。
    関東や関西はわりと大切に扱われてきた木々が多いように見えるのですが、東北や四国の巨樹はなんかもう倒しても倒しても起き上がってくる起き上がりコボシ魂と言いますか、物凄いストイックなオーラを感じるので是非遠征してみたいと思っています。狛さんに見せてもらった九州なんかはもう精霊や仙人のような木が多そうです 笑

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