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まだまだ悩む


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

買うならこの3個のうちどれかかなと。この状況下だとヨドバシで実物を触って…ということが出来ないもので、少々歯痒くもあります。コロナ終息後に訪れる新世界突入に向けて望遠ズームを買うべきか、いやいやコロナはそう簡単に終わらんよということで自宅でも楽しめるコンデジを買うべきか、という問題。

TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD (Eマウント)

・近日発売予定のNewレンズ。光学的には最新のもの。提灯記事専門の各レビューサイトでも軒並み高評価。
・F2.8シリーズとは思えないくらい小型かつ軽量。レンズ+フードで810g。でもインナーフォーカスじゃない。簡易防滴仕様。
・画角が中途半端。タムロンF2.8シリーズは超広角17-28も標準28-75もちょうど痒い所に手が届かない微妙さなんですよ。数値にすると微妙な差でも、実際に持ち出して16-35や24-70と比較するとユーティリティ性に雲泥の差があるわけで。この望遠も後々買ったことを後悔しそうな気もする。(ええ。実際17-28を使ってみて、多少無理してでも純正の16-35 F2.8を買えばよかったなと後悔しています。)
・現時点で12.5万円くらい。タムロンレンズは比較的値落ちしやすいので半年も待てば10万円前後まで落ちてきそう。

PENTAX HD PENTAX-D FA 70-210mm F4 ED SDM WR (Kマウント)

・こちらも比較的出たばかりの製品。光学的には不満は無いでしょう。
・ただしペンタックスオタクたちの記事を読むに、その硬質な写りはどちらかと言うと私の好みのタイプではなさそう。恐らく描写的な好みで選ぶなら70-200mm F2.8というレンズを買うべきなのだろうけど、レンズ+フードで1835gというアホ極まった重量を思うと防湿庫の番人になること確実なので却下。
・画角は完璧。200mmでなく210mmというのが良いではありませんか。防塵防滴、そしてインナーフォーカス。スペックだけで見るともう完全にタムロンよりもこちら。F2.8に対してF4?どうでもよくないすか?
・レンズ+フードで859g。一眼レフ用レンズとしては非常に軽い。しかしインナーフォーカスというメリットを一撃で打ち消すかの如く長い。K-1に装着したままではカメラバッグに入らない可能性大。
・約11万円。タムロンよりやや安いけど誤差の範囲か。ちなみにこのレンズも24-70 F2.8同様タムロン製らしい。自分はOEMだろうと全然気にしないタイプだけど、せめて高額ラインの製品くらいは自社で製造してほしいというマニアの言い分もまあ分かる。

FUJIFILM X100V

・口に出すだけで赤面してしまいそうな「高級コンデジ」と呼ばれる恥ずかしいカテゴリーに位置する、無駄にデカいコンデジ。
・発売直前に変態辻斬りおじさんを広告塔に起用して顧客の購入意欲を爆下げするというアクロバティック広報が記憶に新しい。
・かつて所有していたX100Fで不満だったのが造りの悪さ。ファインダーに大きいゴミが入り込んだ挙句その修理に7万円かかると言われるわ、電源ボタンの隙間からゴミが入り込んでシャッターの感触が馬鹿になるわ、何がメイドインジャパンやねん!というツッコミを待っているとしか思えない品質の悪さだった。
・防塵防滴化され、兼ねてより写りや操作性には何の不満も無かったX100シリーズに欠点が無くなってしまった。
・ただし防塵防滴以外の機能は個人的にどうでも良かったり。フィルムシミュレーション?いやいや。あんなもん1週間で飽きて、どうせPROVIA(スタンダード)しか使わなくなりますから。あ、レンズの刷新もありましたね。実を言うと私は以前の古臭いレンズの方が好きだったりします。
・約16万円。無駄に高くないすか?α7IIIとかK-1 markIIとそう変わらない値段と考えると馬鹿馬鹿しくも思える。防塵防滴機能を妥協するとX100Fの中古美品が約半値(8万円強)で変えるわけで、もうこっちでいいんじゃね?という気も。

ということでX100F(中古)という選択肢が増えただけで、ここ数日何の進展もありません。
X100Fと望遠レンズなら両方買ってしまってもいいかもしれませんねえ。

コメント:4

RYO-JI 20-05-06 (Wed) 21:43

選択の過程で実物を触れないのはツライですね。
必要性も含め、どれもこれも決定打に欠けるといったところでしょうか・・・。
勝手な推測ですが、最後の一文が一歩リードしてそうですね(笑)。

to-fu 20-05-07 (Thu) 11:10

> RYO-JIさん
実物に触れて気分を高めるのも買い物の醍醐味なので、その工程をすっ飛ばすと何となく虚しさが残りますね。
中古のX100Fと望遠レンズは我ながら悪くないアイデアだと思うんですけど、いやいやそれならX100Vと望遠レンズでも…
と思ってしまう自分もいて本末転倒になりつつあります。いやあ、でも本当にお金が無いので1個に抑えるべきなんですよね。

20-05-09 (Sat) 10:35

おお……FA35mmf2は愛着が湧くレンズ、言うなれば毎日毎食使う箸みたいな感触のレンズです。
さすがに旧型で甘い感じもありつつ、今でもとりあえずと手にとってしまいます。
……とかなんとか言ってみつつ、to-fuさんの中にくすぶる強いエネルギーを感じます。

PENTAXの70-200mm/f2.8はデカいですがユーザーからの評判はいいみたいですね。持て余してしまわないか心配になりつつ、良さで押し切ってくれるかもという期待もあったりして。笑
見比べると、70-210mm/f4の利点が浮かんできますね。軽い。使い倒せそう。実はこのちょっとした10mmがニクいんですよねえ。僕も、15-30mmが30mmまであってホントにいいなと思ってます。

X100シリーズの変遷も、こうしてまとめて読めるとなるほどなと思います。
銀塩カメラ時代は防塵防滴でもなんでもないものを相当ハードに使っていましたが、なんでかそこまで壊れた記憶がありません。作りが大雑把だったからかな。笑
このシリーズを使う人は日常常に写真がある人でしょうし、繊細な構造なら防塵防滴はされるべき改良だったのでしょうね。
うーん、どれ買おうかな。なんて言って。

to-fu 20-05-09 (Sat) 16:06

> 狛さん
FA35mmの写真に31mmリミテッドのような空気感は生まれないんですが、この軽快さは大きな武器になりますね。
巨大機材群にも慣れてきたこの頃ですが、それでもたまに軽量級セットで街を撮り歩くとスカっとします。やっぱりスナップにはこれだなと。

70-200mmは実際に撮影された画像を見ても、これだわーこれこれ…と惚れ惚れしてしまいました。
で、どれどれ?なんて公式サイトで仕様を見てビックリ!約2kgっておまえ、麦茶の巨大ペットボトルをカメラに装着するようなものじゃないか!って 笑

X100シリーズは元々コンセプトが一貫してラ○カのパクり…いえ、クラシックな操作性と現代的な写りということで
テーマが明確なので、流石に5代目ともなるとしっかり練られてるなという印象です。4作目は本当に品質が極悪だったので不安もありますが。
昔の銀塩カメラは本当に頑丈でしたよね。GRやLOMOなんて酔っぱらって何十回アスファルトに叩きつけたか分かりません。
僕のLOMOなんてとっくに軍幹部が割れて一部紛失しているので、パーマセルで無理矢理穴を埋めちゃってますからね 笑
自分で分解してもまあまあ修理出来ましたし、そういう意味でも今以上に機材に対して愛着が持てました。

どれを買おう!なんて考えているときが一番楽しいですね。
コロナのダメージで物欲も写欲も全てが減退していた時期もありますが、この高まる欲求こそ健全さの証拠であるような気がします。

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