- 2022-09-02 (Fri) 22:00
- OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro | RICOH GR IIIx | カメラの話
RICOH GR IIIx
今年の梅雨から断続的に続く雨。もしやこのまま秋雨も酷いことになるのでは?との勝手な予想から防塵防滴マクロを探していました。
ええ詭弁です。欲しかったらまず買ってみる。それだけですね。
まあ約10年前に発売されたレンズに今さらレビューも何もあったものではないので適当に流しますが。とりあえず中古でGETした別売りの純正レンズフードは購入するが吉と思われます。よくあるバヨネット式なんですが、一度装着するとライカレンズの内蔵フードみたいに前後にスライドするだけで展開、収納が切り替えられるスグレモノ。基本デカくて持ち歩きに難のある中望遠マクロのレンズフードとしては理想形なのではないかと感じました。
ライカレンズのまるで「屁」みたいな感触の内蔵フードと違って、カチッと展開したところからスライドするのに一定の力が必要なのが素晴らしい。これなら前玉ガードとしての役割もしっかり果たしてくれます。
OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
合鴨農法。
今日も真夏の日差しでしたが、稲はしっかり秋へと進んでおりますぞ。
35mm換算で120mmの中望遠マクロレンズ。
私の手持ちは90mmとか100mmのマクロレンズばかりなので、覗いた瞬間「お、せまっ!」と叫びたくなるのが斬新。
ファインダーを覗く前にイメージしたのはもう少し奥まで稲穂が広がる構図でした。
オリンパス機との相性の問題なのかパナライカ45mmマクロよりもAFが早くて迷わない印象。この価格帯のレンズにしてしっかり4段階のフォーカスリミットスイッチを備えているのは褒めてもいいのでは?私のようにマクロ撮影よりむしろ寄れる中望遠的な使い方をする場合には、基本0.4m~無限遠に設定しておいてマクロ撮影時だけ0.19m~0.4mに切り替えるのが良いかもしれません。寄りたいときだけマクロモードに切り替えるコンデジ的な?
現時点では買ってよかった!という感想しかありません。というか経験上、各社のマクロレンズって地味に銘玉多くないですか?こいつも地味すぎる銘玉の香りがしています。パナライカ45mmマクロや我が家のナンバーワン・マクロのPENTAX DFA 100mmマクロを防湿庫の番人へと追いやれるかどうかは、120mmという画角が吉と出るか凶と出るかでしょうか。
コメント:6
- RYO-JI 22-09-03 (Sat) 22:25
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換算120mmという焦点距離のレンズとは珍しい・・・。
なかなか面白そうですね。
マクロ撮影にしても中望遠レンズとしても他では味わえない感覚で撮影できそうです。
オリンパスは縁が無いので知らないですけど、他にも良いレンズが沢山あるイメージです。
マイクロフォーサーズとはいえ5万円でこれが買えるのはいいですね!
しかも防塵防滴で尚且つ軽いという・・・。 - to-fu 22-09-04 (Sun) 9:43
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> RYO-JIさん
マクロレンズ=なんかお花のメシベとかクローズアップするレンズという印象があって全く興味のない世界でしたが、
いざ使ってみると意外と使い勝手が良くて目からウロコですね。特に中望遠はとにかく寄れないレンズが多いので
中望遠マクロは寄れる中望遠というだけで大いに価値があるように思います。
GRを使っていても感じることですが、日常スナップでフルサイズにこだわる必要ってあまりないのかなと。
高画質ゆえの鈍重さがネックになってろくに撮らないくらいなら、多少画質を損なっても気軽に持ち出してサクサク撮れて
日々の写欲を満たしてくれるAPS、フォーサーズ機の方が優れているような気もしてきます。 - MK1121 22-10-31 (Mon) 7:33
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おはようございます
to-fuさんとカメラ、レンズの共通点が多くて、レンズやカメラからたどって過去のブログも楽しく拝見してます。OM-1と60mmマクロ、私も愛用してますが、マクロ撮影だけだと持ち出す機会減ってしまうのですよね。
来月ニューヨークに遊びに行けることになり、それもあってM11買ったりソウルライターの個展行ったり…ニューヨークで
スナップ撮影に勤しもうかと思ってるのですが、ライカと50mmのみ!と思ってた初志がぐらつき始め、
サブでOM-1と望遠、接写出来るレンズを持ち込もうか、もっと小さなカメラにしようか、あれこれ迷ってます。
OM-1に12-100なら間違いないのでしょうが、でかくなりすぎるし、60mmマクロは良いチョイスかもですね。
撮影目的も特にないからか、なかなか決められませんが、こうして迷っていること自体も
楽しいことに気づきました、笑。 - to-fu 22-10-31 (Mon) 9:44
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> MK1121さん
おはようございます。
先日から上げられているSonnetar写真、楽しく拝見しています。カツラのハートの葉っぱ、いいですね。
私も昔は東京勤めだったのですが、当時はあまり都会の中の自然に目を向けて来なかったので斬新です。
都心にも意外と四季を感じられる自然が多く残っていますよね。もっと撮っておくべきだったと後悔しています。
ライカと50mmのみ!はよく分かりますよ 笑
しかし結局出発日までにレンズがどんどん増えていくという…あれ?カメラまで…何故だ。
家を出るまであーでもないこーでもないと機材選びをするのもまた楽しいんですよねえ。
単焦点レンズをササッとを付け替えながらのニューヨークスナップ…その姿をイメージするだけで何とも様になりそうです。 - MK1121 22-10-31 (Mon) 13:36
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拙い写真を見ていただき有難うございます。
なかなか撮影だけの時間も取れないので、日々の暮らしの中で被写体を探していると
意外と新しい発見が楽しいですよね。(でも実は撮影している時よりも、後々画像を整理している時に発見することの
方が多いのです。もっと撮影する時にゆったりと被写体に目を向けたいのですが、なんだか気恥ずかしくて
忙しなく撮影しているのが現状です。。。)
そうなんですよね、M11に始まり、Sonnetar、Q2、Elmarit 28mm、APO LANTHAR 35mm。。。
機材ばかりが増えてしまいます。 きっと現地ではほとんどレンズ交換もサブカメラも使わないような
気もします。
でもこれからの数週間、to-fuさんのブログも拝見しながらあれこれ機材選びを楽しもうと思います。
- to-fu 22-11-01 (Tue) 13:24
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> MK1121さん
後々になって「お、この写真いいな…」なんて思えるのも写真撮影の楽しみの一つですね。
自分はこんな目線で世界を見ていたのかと改めて気付けることも少なくないです。
今年になって今さら初めてQ2を触りましたが、触ってしまうと欲しくなりますねえ。
初代Qの画質には未だに不満こそないものの、EVFや液晶の解像度がイマイチで撮影意欲には結構影響している気がします。
たくさん機材があってもそれを扱う腕は2本だけ…ですが、次の機会はあの機材でこう撮ってみようなどと考えるのもまた
面白いものですから、選択肢が多くて困ることはないと思いますね。まあ、懐事情が困ってしまうのは何ですが 笑
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