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Voigtlander HELIAR classic 50mm F1.5 VMを購入


RICOH GR IIIx

発売以来気になっていたレンズを購入してしまいました。
へリアタイプのレンズ構成では不可能とされてきた大口径F1.5を実現したとか云々は置いておいて、私としては最短撮影距離50cmというライカMマウントでは珍しい「そこそこ寄れる標準レンズ」な点に惚れたのです。50cmですってよ奥様。これならテーブルフォトも不可能ではないッ。

まあ最近は増えてきましたけどね。70cmよりも寄れるMマウントレンズ。要は70cmより近接撮影になるとレンジファインダーの構造では物理的にピント精度が確保できないのが原因で、今のライブビュー機能を備えたデジタルライカであればそこに配慮する必要もなくない?という話。そもそも今やデジタルライカよりもミラーレス機でマウントアダプター遊びする方のほうが圧倒的に多いですからね。

私の場合ライカレンズを用いる場合は近接撮影なんて端から諦めてますから寄れなくても別に問題ないんですが、それでも寄れるに越したことはありません。ええ、寄れないレンズはクソレンズです。今まで諦めていたアレやコレまで撮れてしまうかも?


LEICA M10 / Voigtlander HELIAR classic 50mm F1.5 VM

試し撮り。といっても10枚も撮ってませんけど。
F4、レタッチ一切なしのJPG撮りっぱなし。
公式サイト記載のとおりF4まで絞るとわりと現代的な描写をするように見えます。
線の細さ、繊細さのようなものは感じられないかな。ライカだとエルマーのような写り。


開放F1.5。オールドレンズのような滲みがいいですな。大口径F1.5ですが決してボケを楽しむようなレンズではないように感じます。なんとなくCゾナー1.5/50の描写と印象が被るのだけど、これがあったらもう寄れないCゾナーなんか要らなくない?と思わなくもない。しかしCゾナーの写りには何とも言い難い色気があるので、しばらく様子見でしょうか。

ぶっちゃけコシナフォクトレンダーって本家ライカやコシナツァイスよりも圧倒的に個性的で面白いレンズを作っているような気がするのです。あくまで個人の感想ですが。おお、これは面白い!使ってみたい!と思うレンズって現状フォクトレンダーくらいなんですよね。昔はいかにもプアマンズライカ的な無難なラインナップだったのに。日本のメーカーがメイドインジャパンにこだわってこのような商品を展開していることを、我々写真趣味人はもっと誇ってもいいのではないかなあ。

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