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2022-10

Diary


FUJIFILM GFX50S II / MS-OPTICS SONNETAR 50mm F1.3

GFX50S IIを35mmフルサイズモードにクロップしてライカMマウントレンズで撮影するのが結構楽しい。
ライカレンズ+フジの色なら別にX-Pro3でも楽しめるのだけど、やっぱり画角どおりにレンズを使えないのはすごくストレスなのです。
よくAPSユーザーに「レンズの美味しいところだけ」なんて言われたりするが、周辺含めてレンズの味なのに!と私は思う。特にオールドレンズは。
そんなカニミソだけ食ってカニの身を捨てるが如き暴論にto-fuは激怒するのです。
いや、別に激怒したりしませんが。単純にもったいないなあと。身があってこそのカニミソだ。


しかし天候が安定しないので部屋にこもって映画三昧の本日。動画サブスクは廃人製造機ですね。
月額払ってるんだから見なきゃ損とまで思わせる悪徳商法よ。私に残された時間は今も着実にカウントダウンを進めているというのに。
寺山修司サンも現代に生きていたらサブスクを解約せよ、町へ出ようと仰ったことでしょう。はあ。

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FUJIFILM GFX50S II / MS-OPTICS SONNETAR 50mm F1.3

本日は下のムスメの運動会。涼しくなって実に運動会日和ですな。
前回はα7RIIIに100-400mmという重量級装備で臨んで腕が死にかけたため、今回はOM-1に便利ズーム12-100mmで参戦。

変なこだわりがあって日頃は鳥や動物を撮る場合であってもシングルスポットAFに単写しか使わないのですが、ここぞ!のタイミングでコンティニュアスAFに顔認識まで追加してみたらこれはヤバいですね。どれくらいヤバいかってもう語彙が中学生レベルにまで落ち込むくらいヤバい。こんなものがあったら何だって撮れるじゃないですか。やべえよ、今のカメラのAF力(ちから)。


この数年内にミラーレス機が得たAF力の進化を体感すると、一眼レフ機のAFを旧時代の遺物のように感じてしまうから恐ろしい。
このままコンピュテーショナルフォトグラフィが進化するとセンサーサイズの差異すら意味を持たなくなるかもしれませんねえ。
やはりPENTAX Qが目指したボケ・コントロール機能は時代を先取りしすぎていたのだな…

まあ何でも機械任せに撮れるようになってしまうと趣味として見た場合、これでキレイな写真が撮れて楽しいか?と思わなくもありませんが。
しかしストイックに楽しみたいなら便利機能なんてOFFすれば済む話だし、ロマンを追い求めるなら中古店でLEICA M3でも買えばよろしい。
カメラの世界に未来なんて無さそうに思える昨今ですが、最新技術の粋から骨董品まがいの銀塩カメラまで楽しめる今は最高の環境なのではないかなあ。

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FUJIFILM GFX50S II / MS-OPTICS SONNETAR 50mm F1.3

大昔ストリートスナップ的な写真を撮っていた頃から一貫して、雨の日の撮り歩きが好きだ。
見るもの全てがキラキラと光を反射する雨の日の夜なんかは特にたまらない。
最近はもう仕事帰りに一杯引っ掛けて夜の街をふらふら撮り歩くなんてこともなくなってしまったけれど。


旅先用マシンとして購入したSurface Go 3が自宅環境でも実に快適なのだった。
キーボード代まで含めるとそこまで値段の変わらないSurface Pro 8と悩んだが、Go 3を買って本当によかったと思う。
10インチと13インチでは持ち運びの気軽さが違いすぎる。というか13インチだとノートPCとほぼ変わらないし。

ただ最近の薄型デバイス全般に言えるのが、本体にSDカードスロットが無くて写真趣味の人間としては地味に困る。
携行性の高さが売りなのに結局本体とは別にカードリーダーを持ち歩く。何と本末転倒、アホ極まった姿か。
この令和の時代にデジカメで写真を撮ってる人間自体が既にマイノリティなわけで、不便を受け入れるしかないのだけど。

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LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5

ああ、今日も涼しい。天気はイマイチながら最高なのだった。
今すぐにでもどこか遠くを目指したくなるけれど、まずは仕事を片付ける。
来週か再来週くらいにはどこかへ行けるといいなあ。


また写真を撮りながら海沿いの道を自転車でふらふら巡りたい。
仕事が途切れるタイミングと天候が合致してくれれば、という感じ。
どこかの浜に腰掛けて朝から晩までひたすら地酒をちびちびやる不健全の極みコースも捨て難い。

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LEICA M10 / MS-OPTICS SONNETAR 50mm F1.3

ようやく長い夏が終わったか。涼しい。
流石にもう30℃を超えるようなことはないと思いたい。
長い期間腐ってしまったのは心残りだけど、決して悪い夏ではなかったような気もするなあ。


先日奈良公園を撮り歩いてみて、少しだけゾンネタール1.3/50との距離が縮まったような。
隅々までシャープな現代レンズとは違う。明らかに周辺はぼやけてるし、回折ギリギリまで絞っても光量落ちが残る。
でもそれでいいじゃないかというのが今の気分。むしろそれがいい。
猫も杓子も「開放からキリッとシャープでピント面からとろけるようなボケ。もちろん円形絞り。」では、写真が酷く退屈なものになる。
カメラメーカーがこぞって右へ倣えで100点満点の機材を追いかけているように見えて、どうにも気持ちが悪いのです。

私は昔から相対的な点数、順位を付けられるコトには全く熱くなれなかった。100点満点、1等賞。
そこを目指せと言われても興味が持てないのだから仕方ない。自分が楽しめさえすれば別に2等でも3等でも満足なんだもの。
写真には決まった解が存在しないからこそ面白い。いつまでも写真がそんなフワフワした存在であってほしいと願う。

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