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2023-12

兵庫県豊岡市 安川神社のムクノキ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

豊岡市中心部のホテルで目覚め、早々に身支度を済ませたら市井の人々が動き始める前に市街の外れにある安川神社へ。
こちらにムクノキの巨樹があると知り、今回ぜひとも落葉樹であるムクの葉が茂っている夏の間に訪れておきたかったのです。

なお兵庫県立コウノトリの郷公園の近くです。兵庫県北部の但馬地区は日本最後のコウノトリの繁殖地。
現在も試験放鳥が続けられており、但馬地区の田園地帯ではコウノトリを観察できることも珍しくないそう。
残念ながら兵庫県でコウノトリを見たことはありませんが、数年前に福井県の越前の巨樹をめぐっていた際、たまたま見かけたことがあります。
遠目に見るかぎりではただのサギじゃないか…という感じでしたが、とにかくまあデカかった。大きな鳥だな、という小学生並みの感想 笑 全文を読む

Diary


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S

2023年の旅納め。一般の方々が休暇に入るギリギリ直前に宿の予約を取った。
最終日だけは多少渋滞するかもしれないけど家に帰るだけなのでまあ。
今年も良い一年だったと締め括れるよう、体調管理と交通事故には気を付けつつ楽しみたい。


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

私クラスの貧乏舌になると焼酎は黒霧島、茜霧島あたりで満足できてしまうのだけど、たまには気分転換に違うお酒を。
八海山の八海醸造が醸す米焼酎「オーク樽貯蔵 風媒花」。

焼酎のようであり日本酒のようであり、ウイスキーのようでもある不思議なお酒。
ストレート、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りと色々試してみた。
ロックが美味しいのはもちろんのこと、意外だったのがソーダ割りで焼酎ハイボールにするとオーク材の香りが立って実に豊かな味わいになる。

これを米焼酎と呼んでいいものか分からないがとても美味しい。大当たりだった。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

去年だったか、昔お世話になった先輩と一緒に知人のライブの打ち上げに顔を出していたときの話。
この歳になると街を歩いても色々音楽を聴いても昔のように楽しめない、という話題になった。
バンドのメンバーが「人は最終的に草木に行き着くらしい」と言って笑っていたのだけど、草木に行き着いちまったかもなあと心の中で苦笑いしていた。


別に感性が老いたことを卑下する必要もなければ悲しむ必要もない。
何かを失った代わりに別の何かを得た。人生とはそういうものの連続なのだ。それだけの話。
昔は何も感じずスルーしていたものを美しいと感じ、愛おしいと感じる。今の感性を大いに楽しめばいい。


ムスメの話を聞いていても一体何が面白いのか分からないものにウケていたり、どう見てもくだらないものを追いかけていたり。全く理解できない。
何とか若い感性のままでいようと藻掻く人もいるけれど、過ぎ去った時間や感性を追いかけることにはあまり意味が無いような気がしている。
若い頃の記憶を思い返してみても若者の流行を意識する中年ほど見苦しくて鬱陶しいものはなかった。

しかしそれとは別に、最近の若いモンはと若者の流行や新しい常識にぐだぐだ言うクソジジイにだけはなってはいけないと肝に銘じておきたい。
ただ生きている世界が違うだけ。否定も肯定もしなくていい。私は私の時間を生きていけばそれでいい。

Diary


Nikon Z f / PENTAX Auto-Takumar 55mm F1.8

珍しく目覚ましを止めたまま2時間も寝過ごしてしまった。体が軽い。
脳が起きていないのでこのまま仕事というわけにもいかず、おんぼろレンズを装着して朝の散歩へ。


タクマーレンズを着けて撮り歩いていると昔のことを思い出す。

当時吉祥寺の外れに住んでいた私は、近所に住む年上の建築士の卵の女性に惚れていた。
色々あってそれなりに仲良くなった頃、夜な夜な二人で石神井公園の池の周りを散歩するようになる。
その愛おしい時間をぶち壊す可能性を想像すると想いを伝えることも出来ず、毎日を悶々と過ごしていた私。
ある晩、大事な話があるから聞いてほしいというメールが届き、私は「マジか!」と浮足立っていつもの公園ベンチへと向かうのだった。


Nikon Z f / Voigtlander NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM

何のことはない。
結局大事な話というのはア〇ウェイの勧誘だったというオチ 笑
きっと元々ア〇ウェイに誘うつもりで私に接近してきたのだろう。なかなか切り出せず、ズルズルと関係を続けてしまった、と。
あ、その大事な話は断り、その後自然と疎遠になって私の淡い恋心も消え失せてしまいました。悲しき思い出…

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

たらふく飲み食いして食後のコーヒー片手に夜の海辺を散歩、温かいお風呂にゆっくり浸かったら布団にごろごろ転がって就寝前の読書タイム。
今日一日撮り歩いた写真を見返したり地域の歴史や伝承に想いを馳せたり。
あと少しで読破!というところで限界を迎え、電気を消した1分後には夢の世界へと旅立っていた。


ほとんど不満のないGFX50SIIだけど唯一暗所AFのダメっぷりにはイライラすることが多い。
例えばこの写真だと対岸の工業地帯の明かりにすらピントが合わない始末。いやいや、そこで迷いますか?と。
日頃夜間外出することがなく忘れがちなのが困ったところで、たまに夜明け写真を撮りに行く度に「そういえばこいつ…」と気分が萎えるのだった。

日の出30分前頃から空のグラデーションが忙しなく色味を変えていくのが見どころなわけですが、ピント合わせにモタモタすると「ああ、もう!」って。
かといってMFに切り替えるとEVFがノイジーで結局ピントの山が分からないので困るんだよな…
(それでもAFが使い物にならない以上、仕方なくノイジーなMFで頑張っております。GFXにも星空AFという名の僥倖を!)

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