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野鳥

FUJIFILM XF 150-600mm F5.6-8 R LM OIS WRを購入


Panasonic LUMIX G100 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

久々の大物が、来た。
ということで野鳥用撮影機材をμ4/3のOM-1 + 100-400mmからAPS-CのX-H2 + 150-600mmへとリプレイス完了いたしました。
そしてようやく12-40mm PROの出番が来た。もとい出番を無理やり作った。流石にキットレンズとは格が違うな…でっかいカメラ要らなくない?
なおこちらG100の【フォトスタイル シネライクD】ということですが、どの辺がシネマライクでDが何を意味するのか全く存じませぬ。

解放F値が8と、競合する他社製品と比べると1段暗いのがネックで決断を渋っていましたが、他社製品より約500g軽いんですね。
開発陣によると今どきのカメラは高感度耐性が優秀なため、明るさよりも描写性能と携行性の良さのバランスを重視して設計した、ということ。
たしかに手持ちで撮影散歩していてもそこまで重量感は感じず(とはいえ普通に重いですよ?)、私的にはこれが正解だったように感じます。


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR

とりあえず試し撮り。
今までのOM-1では400mm×2に1.4xテレコン常用で最大焦点距離がざっくり1,120mm程度だったところ、今回のリプレイスで35mm換算916mmへと縮小。
私が野鳥散歩する田んぼ道だと焦点距離は長ければ長いほどいいのが実情なので心配でした。理由は後述しますが杞憂で済みそうです。

普段全然使わないAIAFの鳥認識機能を試してみましたが
・枝認識機能としか思えないOM-1のAIAFよりはずっと使える。(手前に小枝が被っていてもそちらを拾わない。)
・OM-1と比べると一度合焦した鳥の目をまあまあ追随してくれる。あっちは挙動不審なくらい飛びまくりますので。
・背景がスッキリしているシーンであればかなり頼れる機能だと思う。

以上でしょうか。
軒並みポジティブな感想が続きましたが、逆に背景がごちゃごちゃしているシーンでは使い物にならないことが何度もありました。
例えば草むらの中に突っ立ったケリ。AFの枠はずっとケリの瞳に来ているのですが、どうやってもケリの瞳にピントが来ない。何度試してもダメでした。
後方に群生するナズナの花に合焦し続けるか、あるいは延々ピンボケのまま。いっそ飛び立ってくれれば瞳に合焦してくれるのかもしれません。
このようなシーンだとOM-1の方が遥かに優秀だったと思います。枝認識機能のOM-1に対して雑草認識機能のX-H2といったところでしょうか。

鳥認識機能、トラッキングAFの性能だけを総合的に比較すると、私の感覚だとX-H2に軍配が上がるような気がします。
(とはいえ連射性能では積層センサーのOM-1と比較するのもおこがましいのがX-H2…連射機能大嫌いな私には一切デメリットがありませんが。)


さて、例の焦点距離916mmですが、野鳥撮影の世界ではいささか頼りない焦点距離ではあります。基本1,000mm以上らしいですからね。
ワタクシこの欠点はまた1.4xテレコンでも買って補おうかと思っておりました。

しかしよく考えてみればX-H2は4,000万画素機。デジタルテレコンのクロップで十分じゃない?という点に気付いてしまいまして。
x1.44倍のクロップでも2,000万画素は残る。我が軍はまだまだ余裕じゃないか!

と色々弄っていたらもっと良さそうな機能を発見。
「スポーツファインダーモード」(本来の用途は割愛します…)なる1.29倍クロップがあるではありませんか。
916mmを1.29倍で約1,180mm!それでもX-H2Sをはじめとした多くのAPS-C機並みの2,400万画素くらいは残る。

で、こちらが試しにスポーツファインダーモードで撮ってみたノスリさん。私的には全く問題なし。
どうせ物理的なテレコンを付けても画質は若干落ちるし、さらに解放F値まで暗くなってしまうわけで。
いや、これは素晴らしい機能を発見してしまった。テレコン代6万円が浮いたぞ。

ということで現時点では大満足としか言いようのない買い物でした。XF 150-600mmはいいぞ。
そして実は野鳥とは全く関係ないヤバいブツも手に入れていたり…刮目して待て。(誰も待ってない)

本日の野鳥散歩


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / 1.4x Teleconverter MC-14

捕食中のモズさん。
最近はもうずっとテレコン付けっぱなし。本当に買ってよかった。
なお飛翔中のチョウゲンボウさんを発見するも、見惚れているうちに山の中へと消え去ってしまった。


現状OM-1の鳥認識には大きな不満があって、こういったシチュエーションだとピントが何故か手前の枝に引っ張られがちでイライラすることが多い。
ということで結局鳥認識はOFにして普通にスナップ撮影と同じ中央一点シングルショットで撮影するようになった。
C-AFも便利なんだけど自分で撮影してる感ないっすよね、あれ。別に金儲けで撮ってるわけじゃないので結果よりも過程を楽しみたいの。

Diary


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / 1.4x Teleconverter MC-14

小雨がぱらつく中、去年よく野鳥散歩した田んぼ道を散策。
モズとイソヒヨドリ少々、たまにカワセミが現れるくらいか。こちらはイソヒヨさんのメス。


RICOH GR IIIx

突然生えてきたZレンズ。Z fでも巨樹を撮ってみたいという欲求に抗えなかった。(そもそも抗う気がない)
キャッシュバックキャンペーンで…ではなく、レンズキットばらしの未使用品が安く出回っているのです。
Zマウント初期のニコン不人気時代は4万円台だった記憶がありますが現在の相場は6万円くらいでしょうか。

ありとあらゆるモノの値段が吊り上がっていくので、カメラに限らず買わない理由がお金だけならさっさと買っておくが吉だと思います。
待てば待つほど結果的に損することになる。まあ買わずに諦めてしまえば損失ゼロなんですけれども。デフレ脳もいかがなものかと。

灼熱の野鳥散歩


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

どうしても望遠ズームをかついで歩き回りたくなり冬の間お世話になっていた北嵯峨の田んぼ道へ。
真夏はオフシーズンだと分かった上で行っているので何ですが、見事に何もいませんね。ここまでとは。
こちらは辛うじて発見したマガモさん。この後、颯爽と遠ざかっていきましたが。


しかし当然のことながら日陰の一切ない田んぼ道を歩き続けるのは苦行すぎる。
水筒の麦茶残量がゼロに近付くにつれて着実に死を感じ始めたので撤退することに。
こちら撤退直前に発見したモズさん。いや、お前…モズさんだよな?

冬の間どんなに野鳥が見つからないハズレ日でもこのモズさんだけは相手をしてくれた。私の癒しのモズさん。
あの愛くるしい丸っこい姿からは想像もできないほど瘦せこけた姿に驚きました。
この辺りのモズは春に子育てを終えると高原に飛んでいくらしいけど、この個体は飛び立つ体力がなく留まったのかもしれないなあ。
この暑い夏を何とか乗り切ってほしい。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

先月後半色々あってバタバタしていたらさっさと春が訪れてしまい困惑している。
ふきのとうの天ぷらを食べたかったけど、もう微妙に時期が過ぎてしまったかもしれないなあ。
四季の変化を意識することを大切にしたいのです。主に食の方面で。


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / 1.4x Teleconverter MC-14

野鳥撮影機材とも少しの間お別れかな。
ここ数日は野鳥を探すよりもナズナやタンポポなど小さな春を探す方が楽しい。
これでケヤキやカツラに新芽でも芽吹き始めたら、もう野鳥どころではなくなるなこれ。

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