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FUJIFILM GFX50S II

FUJIFILM GF 45mm F2.8 R WRを購入


Panasonic LUMIX DMC-GX8 / Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH.

しばらくは35-70mmズーム一本勝負で。そう思って購入したGFX50S IIのレンズキットですが、日常スナップ用途だとどうしても許容できない点がありまして…ええ、沈胴式。あの電源をONにする度表示される「ズームリングを回してレンズを繰り出してください」的なアレですよ。肩にカメラを提げて撮り歩いている最中は繰り出しっぱなしにしているので問題ないんですけど、バッグへの収納時はそうもいきません。この数日間持ち出してみたものの流石に我慢の限界を迎えました。私の堪忍袋はお年玉用のポチ袋よりも小さいのです。

GF 63mm(50mm相当)とGF 45mm(36mm相当)で悩みましたが、63mmを購入するとX-Pro3の出番がなくなること必至なので45mmに決定。
以下簡単なインプレと試し撮りなど。 全文を読む

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

雨。そして真冬に戻ったかのような寒さ。
そしてこんな日に限って仕事で烏丸御池まで出なければならないという悲劇。
まあ自転車ですぐなんですが。正午を過ぎるともう外出したくないのですワタクシ。


Panasonic LUMIX DMC-GX8 / Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH.

巨樹撮影の必須アイテム、アルカスイス互換のGFX50S II専用L型プレートとNew単焦点レンズを購入。
FUJIFILMクオリティがいまいち信頼できないのでレンズには長期保証を付けた。

基本的にこの手の延長保証はあまり付けない人なので、未だに付けなくてもよかったのでは?などとウジウジ考えていたり。
経験上モノって延長保証を付けようが付けまいが、上手いこと保証が切れたタイミングで壊れてしまうんだよなあ。

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

昨日は昼間から安ワインを開けてしまい、そのままシームレスに昼寝へ。
流石にこれでは一日の消費カロリー的にまずいので夜のポタリングへ出かけることに。


IBISが実に優秀なので夜撮りするにも静物相手であれば何の問題も感じないのだけど、流石に開放F値4.5~では被写体ブレが厳しい。
巨樹撮影は基本的にこのズームレンズ1本で行くとして、日常スナップ用に35~50mmくらいの単焦点レンズが1本欲しい。

で、情報を漁ってみるも、そもそもユーザーが少なすぎて参考になる作例自体ほとんど見つからないという。
日常レンズはどうせボロボロになるまで使い倒すので中古でも構わないのだけど、玉数が少ない上に在庫があっても新品とほぼ同額という地獄。
過去色々あって私のFUJIFILM製品に対する信頼はとっくに地に落ちており、新品を買うに越したことはないのです。しかし高いんだなあこれが。
幾度となく嫌な思いをしているのに何故私はフジに惹かれてしまうのだろう…

深夜の伏見稲荷大社でもFUJIFILM GFX50S IIの試し撮り


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

こちら京都府でもまん延防止ナントカが解除されるとのこと。恐らく伏見稲荷大社も夜間の駐車場閉鎖を解除→人出が増えてしまうの流れは必至なため、駆け込みで散歩がてらGFX50S IIの試し撮りに出かけてきました。

いつものライカM10だとF2.8より明るいレンズがないと話にならない暗さなのでF4.5-5.6のズームレンズでどこまで撮影できるか不安でしたが、IBIS様々ですねえ。むしろM10+大口径単焦点レンズよりも遥かに快適でした。以下、撮影した写真を適当に。 全文を読む

FUJIFILM GFX50S IIの試し撮り


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

レンズはキットレンズのGF 35-70mm F4.5-5.6 WR。本当ならラージフォーマットの解像力を最大限に活かす単焦点レンズを使いたいところですが、今回主に巨樹撮影用にカメラを購入したため、ある程度汎用性のあるズームレンズを選択しました。10万円強のこのレンズが5万円程度で手に入るわけで、使う使わないにかかわらずズームキットを買っておいて損はないと思います。

35mm換算で28-55mmというかなり微妙な焦点距離ですが、撮影してみた限りでは解像力に不満は感じられません。10万円クラスのレンズとしては随分とチープな外装も、その分のコストを光学性能に割り振ったと考えたら十分納得できます。樹脂丸出しな外装が軽量で軽快な携帯性に寄与していますしね。


Web用に縮小した写真なので伝わらないと思いますが、当然凄まじい解像力です。等倍まで拡大してもネコさんの胸毛?一本一本までピン!としっかり解像していて驚かされました。ただまあ正直今どきの高画素フルサイズ機でもそれくらい朝飯前なわけで、私が感動したのはその解像力でもボケ量でも、ダイナミックレンジの広さでもありません。

ええ、最も素晴らしい点はその画像データが持つ余裕、懐の広さではないかと。RAWデータのスライダーを「ここまで弄れば破綻するだろう…」というところまで極端に、そして意地悪に操作してみても破綻しない豊富な情報量。これはもうセンサーサイズという物理の問題ですから、どう足掻いてもAPS-Cやフルサイズセンサーで撮影された画像データとは明確な違いがあります。身も蓋もない言い方をしてしまうとフルサイズであろうがAPS-Cであろうが、きっちり狙い撃ちすればラージフォーマットにも負けない写真なんていくらでも撮影できるんです。しかし、なんとなく適当にシャッターを押しても何とか出来てしまうだけの余裕がある。それこそがラージフォーマットの一番の魅力であるように感じますね。

ちなみにこちらF6.4で撮影したもの。このF値でも被写界深度が浅すぎるくらいなので、周辺までピシッと解像させたい場合には相当絞り込む必要があるかもしれません。最大6.5段(まあ実質2~3段程度?)の手ブレ補正があってよかった。巨樹撮影では薄暗い森の中で撮影することが多いのもあり、ボディ・レンズ共に手ブレ補正なしのハッセルブラッドを選ばなくてよかったと痛感した瞬間です。被写体ブレだけは如何ともしがたいですが。


AFは…正直まだまだ発展途上ですね。元々フジのXシステム(APS-C)もAFに定評があるわけではないので、ここはまあ想定内。クロネコさんにピントを合わせようと3枚ほど撮ってみましたが見事に3枚ともピントが後ろの外壁に抜けていました 笑 AF速度はまあこんなものではないでしょうか。遅い!と腹を立てるほどではありませんが、だからといってお世辞にも早いとは言えない、みたいな。小さなモーターでうすらデカいセンサーに合わせて巨大化したガラス群を動かすわけですから、ここはむしろよくやった!と褒めていいレベルなのではないかと。

まだ少し持ち歩いた程度ですが現時点での評価は100点満点中85点くらい?はい、かなり気に入っております。減点部分はAF云々ではなく、せっかくのラージフォーマット画質に果たしてフィルムシミュレーション機能が必要だったのだろうか…という根本的な部分でしょうか。リアルな色味を忠実に再現してくれるモードもあればなお良かった。というかむしろ、そういうモードが欲しかった。

RAW撮影オンリーで設定も何もかも全て無視してゼロから現像すればいいのかもしれませんが、それでも撮影結果のプレビュー時点ではいずれかのフィルムシミュレーションの影響を受けざるを得ないわけで。フジのスタンダード的ポジション「PROVIA」にしてもやっぱり色味が非現実的なんです。色味を誇張せず、忠実に再現したいという方は迷わずハッセルブラッドを選択すべきなのかもしれません。

とはいえ個人的には概ね満足。GFX50S IIは現状の選択肢として最もお手頃価格で完成度の高いカメラではないかと思います。

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