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スギ

【再訪】大阪府三島郡島本町 大沢のスギ


PENTAX K-1 / PENTAX HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

京都府と大阪府の県境ギリギリにそびえる「大沢のスギ」。近くのお寺さんに紫陽花を見に行こうということで、もちろん立ち寄ることにしました。京都市内から近いことは近いのですが、えいやっと一歩踏み出さない限りなかなか通ることのない立地。しかしこれは…ああ、やっぱり良いわ、大沢のスギ。 全文を読む

富山県魚津市 洞杉群 2 「広場の洞杉」


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

観察路を散策、「最大の洞杉」を堪能して先ほどの広場へと戻ってきました。綺麗なテーブルとベンチが整備してあったので、荷物を置いてひとまず一服。ふう。一応パンを持って来ているので腰を据えてパン休憩でも取りたいところではあります。が、やっぱり怖いんですよねえ。その場に留まっているともちろんクマ鈴もチリンチリン鳴らないわけで、食べ物のニオイに釣られて奴がやって来るのではないか。そんなことを想像するとどうにも落ち着きません。

それにしてもデカいな…幹周では最大洞杉に及ばないとはいえ、樹形がとても美しい。いえ、この荒々しい魔物に対して美しいという表現は適切ではないかもしれませんが、とにかく造形が整っているということは間違いない。場所が開けていることも影響しているのかもしれませんが、あの観察路で見た洞杉群のような鬼気迫る威圧感は感じられません。これはこれで良いな、じっくり対峙できる。最後の洞杉としてこれ以上の存在は無い…ような気が致します。(広場→観察路を経て最大洞杉という流れもそれはそれで悪くなさそうではある。) 全文を読む

富山県魚津市 洞杉群 1 -洞杉群口~最大洞杉群口まで-


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

とうとう「洞杉群」までやってきました。当たり前のようにドウスギ!ドウスギ!と連呼してきましたが、そもそもの話として洞杉群というのは一体何なのか、というところから始めなくてはなりません。もちろんのこと「洞杉(どうすぎ)」が群生するエリア=洞杉群でございます。

ええ、そうなると当然「洞杉」とは何ぞや?という話になるわけで。洞杉とはこの魚津市の片貝川源流域に群生する、主に日本海側で多く見られるウラスギ。芦生杉(アシウスギ)の一種である立山杉(タテヤマスギ)の巨木を指します。樹齢は古いもので一千年、若いものでも数百年は経っているとされる巨木群。洞杉の多くが巨大な岩石を根本で抱え込むように生長しており、その岩を抱え込む根本の様が空洞、「ほら」のようであることから「洞杉(どうすぎ)」と呼ばれるようになりました。とまあ言葉で説明されてもシックリ来ないと思いますので、この話の続きは洞杉の写真と絡めて進めることに致しましょう。

さてこちら洞杉観察路の入口。二つの入口にはそれぞれクマ避けの鈴が設置されています。それだけクマの気配が濃いことの証明でもあり背筋が寒くなる思いですが、ここまで来て引き下がるわけにもいきません。ガンガンガンガンガンガン!!と念の為10回ほど大音量の鐘を響かせ、恐る恐る観察路へと進みます。 全文を読む

福井県越前市 大滝神社の大スギ


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

「杉尾の大スギ」の杉杜神社のちょうど山を挟んだ裏側、車でほんの10分程度移動した先に鎮座する大瀧神社・岡太神社。山奥にある奥の院には大瀧・岡太それぞれの本殿が並んでいますが、麓にある下宮では本殿と拝殿が両神社の共有となっていることから地図上では二つの神社が併記されています。奥の院のまた先、山の頂上には大瀧神社御神木の巨杉が待ち構えるというではありませんか。前回杉尾の大スギを訪問した際は体力的にも感性的にも既にグロッキーだったので止めておこうと、敢えて楽しみに残していたのでした。しかしこれがまた…前回止めておいて正解だったなあと思い知ることになるのです。 全文を読む

福井県越前市 杉尾の大スギ


PENTAX K-1 / PENTAX HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

福井県越前市杉尾町。旧今立町杉尾の集落に鎮座する杉杜神社の御神木がこの「杉尾の大スギ」。御神木といっても目的の大スギは神社の境内ではなく裏手の山中にそびえている、ということだけは前情報として知っていました。まずは神社を参拝して御神木への案内板の類を探しますが全く見当たらず。経験則だとこの手の御神木は大抵境内のどこかから登山道が伸びているものですが、それも見当たりません。仕方なく手当たり次第に近隣を探してみることにしました。 全文を読む

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