OM SYSTEM OM-112-100mm F40. PROキットがようやく到着

PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

GR IIIxを購入し、ここから1週間くらいはねぶり回そうと思っていたところでカメラのキタムラよりメールが。「商品の発送が完了いたしました」ですと?ええ、先月のゴールデンウィーク期間中に予約注文して以来何の音沙汰もなかったOM-1がサイレント発送されているではありませんか。何の準備もしていなかったので急遽Amazonでガラスフィルムを購入し、万全の体制で臨みます。なおガラスフィルムは昨日注文して昨日中に到着。ああ、素晴らしき日本のロジスティクスよ。

RICOH GR IIIx

初めてのオリンパス機(もうオリンパスですらない)ということで各種設定の最適化に手こずっていますが、少し触ってみた感想を。

・ボディの剛性感良し。流石は公式がレンズキットをシャワールームにぶち込んだり冷凍庫に放り込んだ動画を公開して、へっへっへ〇〇○のエセ防塵防滴と違ってウチのカメラなら全く問題ありませんぜダンナ…なんてニヤニヤする変態メーカーのカメラなだけある。ニヤニヤしているかどうかは知りませんけれども。

・ボタンを押した感触がフニャフニャして安っぽい。内部に防水パッキンを噛ませたことによる弊害?堅牢性とトレードオフと思われるので仕方ないかと。

・最新モデルだけあって液晶モニターやEVFはなかなか綺麗。写真の仕上がりには無関係な部分と言えどイマイチだと撮影時にテンションが上がらないわけで、個人的にはバッテリーの消耗が多少激しくなろうがこだわってほしいポイントだったりする。

・レンズキット35万円のカメラがなんと充電器別売。あまつさえ13000円。「客をナメてんのか?」と問いたい。半額以下のZ fcにすら充電器を同梱しているニコン様の爪の垢でも煎じて飲めばいい。さらにUSB-C充電口のカバーがペラペラのゴム?みたいな例のアレで、ここまで来ると殺意すら覚える。これメイン機として使う人が毎日パカパカ開封して堅牢性って維持できるものなんですかね。コネクタの耐久性もあるしUSB充電、給電ってメインの充電方法ではなく、あくまで緊急時の便利機能の一つだと思うんですけど。

・電源レバーが私の知る限り全メーカーで唯一ボディ左肩にある仕様がとても使いにくい。位置的にもちょっと奥まっていて、カメラを構えながらブラインドでサッと電源オフすることが出来ないのは地味にストレス。現状全ての一眼機が右利き向けに作られている(グリップ右側)わけで、人間工学的にどう考えても右肩前方が正解だと思います。

ちなみに上記で絶賛したニコン様は私の知る限り全メーカーで唯一レンズマウントの方向が逆(反時計回りに装着)で、こういうのも超絶ストレスですね。Z fcを買ったときにボディキャップが取り外せなくて危うくデストロイするところだった。

・やっぱりOLYMPUSロゴですよ。軍艦部にデカデカとOM SYSTEM…はい。ダサすぎません?(個人の感想です。)私は今回のOM-1が最後のオリンパスロゴ機になると聞いたので購入を決意しました。一度くらいは触っておくべきだろうと。まあ既にオリンパスは事業を撤退しているわけで、買うならもっと早く買えよという話なのですが。

・オリンパス機って昔からメニュー構成が独特すぎる…設定項目が多い=高機能という固定観念に囚われているのは日本企業あるあるですが、ライカ並みとは言わないまでも大いに削っていただきたいところです。少なくとも1ページ目はライカのように各々の好みでカスタムした「お気に入り」的なショートカット集がベストと思う。正直お気に入り以下の下層ページなんかほとんど触らんのです。

OM SYSTEM OM-1 / OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

以上。ネガ多めですがワタクシ嘘は嫌いなもので。ただ褒め称えるだけの提灯記事を読むとサブイボが立つタイプです。というか、これでも現時点ではこのカメラをとても気に入っております。さあ、裏面照射積層型 Live MOSセンサーとやらの実力を見せてもらおうではありませんか。

4件のコメント

  1. 連日の新機種着弾、忙しいですね(笑)。
    GR IIIxは画角以外は本当にまんまGRⅢなので新鮮味はないですよねぇ。
    期待以上でも期待以下でもなくいつものGRシリーズという感じというのはよくわかります。

    そしてOM-1、やたらと評判が良いのでさぞかし素晴らしいカメラなんじゃないかと想像しております。
    OM-1に限らず、オリンパス機の左肩電源レバーとメニュー構成がどうも気になるんですよねぇ、悪い意味で。
    オリンパス機しか使わないとなればすぐに慣れそうですけど・・・。
    それでもフラッグシップだけあって一度は手にしてみたいものです。

  2. > RYO-JIさん
    何の連絡もないOM-1はそろそろキャンセルしようかと思い始めていたところだったので驚きました。
    GR IIIを入手した時はII型からの進化にぶったまげましたが、今回は本当に焦点距離が変わっただけですからねえ 笑
    スマホの24~28mmが標準レンズな現代ですから、IIIxは近い将来飽きられて中古市場に大量に出回るのでは?と予想しています。

    OM-1は触っていて流石に気合入ってるな!という印象を受けます。記念すべきOMDS一発目のカメラですからね。
    オリンパスは操作系がちょっと変わってるのが難です。機械いじりが好きな人にはたまらないのかもしれませんが。
    私なんか横着なので、メニューページを漁っているだけでもう面倒くさくなってしまいました。

  3. すごい! 購買意欲がフォビオン枯れススキな私としては新カメラがまぶしすぎて直視できません。
    OM-1はネットニュースを読んだ段階でもこいつは本気だ感が伝わりました。
    いよいよ自分もフルサイズ機を手に入れた! という〇年前段階では、失礼ながらフォーサーズがここまで生き延びて進化するとは予想していませんで。
    色々ありながらもオリンパスは最初からフォーサーズ一本を貫いてて潔いと思いますし、今や中途半端なAPS-Cよりもメリハリ効いてて面白そうに見えます。

    でも、電源が左とは変わってますね。笑 左にあるやつなんかあったかな……と記憶をたどりましたが、思いつきませんでした。
    両手で操作をシミュレートしましたが、よくわからないな。。
    充電器をつけないことも、それによってメーカーはそんなに助かるもんなのかどうか……。
    一度の充電で長時間使用可能だから良いだろ、というのかもしれませんが、確かに僕が使ってもそもそものテーマの堅牢さにマイナスと紐づけてしまいそうです。
    いやいや、肝心なのは写り! って言っても、オリンパスももともと結構綺麗だったしなあ。笑
    小センサーサイズなんて問題じゃないし、むしろメリット! まで至っているかどうか。to-fuさんの感想に興味津々です。

  4. > 狛さん
    いやいや、狛さんにはフルフレーム・フォビオンという今世紀最大の大物が待っていますから 笑
    私も全く同感でした。これだけ安くフルサイズ機が買えるならAPSとかフォーサーズとかお役御免じゃないの?と。
    結局のところフルサイズって多くの人にはスペック過多だし、何よりレンズが高すぎますからねえ。プリンター商法的な。
    APSもキヤノンが攻勢に出て復調の兆しが見えますが、フォーサーズはよくぞここまで耐え忍んだものだと思います。

    先ほど1時間ばかり撮り歩いてきましたが、やっぱり左電源は違和感しかありませんね…一体何考えてんだろう。
    充電器は早速ちうごくのパチモンを購入しましたよ。お金がないのもありますけど、メーカーの思惑にハマるのも馬鹿みたいで。
    RAWデータを弄ってると流石にフルとの差を感じますがマクロや望遠では被写界深度の深さが地味に生きると思うんです。
    便利ズームの12-100mmでも笑えるくらい寄れますし、小センサーの強みを生かして頑張ってほしいものですね。

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