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Panasonic LUMIX G100 Vキット DC-G100V-K を購入


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S

OMDSへのFaith、信仰心が地の底まで堕ちた結果ついに堕天してしまったワタクシ。
既にOM-1の処分を済ませて他社マウントの野鳥撮影用ズームレンズを発注しております。

ほとんどのμ4/3レンズを処分するつもりでいるのですが、OMDSへの信仰云々抜きに結構好きなんですよ。マイクロフォーサーズマウント。
ということでサブ機のまたサブ機としてコンデジ感覚で持ち歩けそうなカメラを探していたときに思い浮かんだのがこのG100。
上着のポケットに放り込めるボディ、さらにEVF付き。何よりOLYMPUSともOM SYSTEMとも書かれてない(最重要)。

早速店頭で実機を確認したところ、キットレンズとさらにリモコングリップ(ミニ三脚)がセットになったVキットなるものが存在するではありませんか。
これは…もしかしてSONY ZV-1も放出してさらに機材をコンパクトに出来る!?

ええ。もちろん即決で購入して帰路につきました。
以下簡単に触ってみた感想など。


レンズとEVFの出っ張りを除けばサイズ感はGRに近い。
既に手元にありませんがCanonのG1X markIIIがこれくらいのサイズ感だった記憶があります。
(気に入らなくて手放したのではなく車に轢かれたとき傷付いてしまい、全額弁償させたもののG1X IIIを見る度に色々思い出すので手放した。)
キットレンズ装着時にかぎりますが1型より大きなセンサーで24-64mm相当のズーム、さらにEVFが付いてこのサイズはかなり「アリ」ではないか?

地味に有難いのが内蔵ストロボ、いわゆるフラッシュが付いている点。我が家で唯一の内蔵ストロボ搭載機だ。
自称ベテランはそんなもん要らんという人が多いのですが、いやいや要らないなら別に使わなければいいだけでは?という話。あるに越したことはない。
たしかに直射することは少ないにしても逆光気味のときちょっと指で光を拡散させて影を和らげたり、緊急時に役立つこともあるのです。
特にこのクラスのカメラの用途は作品撮りよりも記念写真や記録写真の方が圧倒的に多いだろうと想像できるわけで。


RICOH GR IIIx

ガラスフィルムを一分のズレもなく完璧に貼れるとちょっと気持ちイイ。
ファンクションボタンの拡張性は流石にGRに劣りますがコンデジ感覚のスナップカメラとしては及第点だと思います。
というか何世代も改良を重ねてきたGRの完成度が異常すぎるだけなので比較するのは可哀想な気もする。
服と擦れたり指が掠ったりで暴発することがあるので個人的には好きでないのですが、タッチパネルまで含めると結構な拡張性があります。

液晶モニターはやや鮮やかすぎるけど別に悪くない、EVFはコストかけてない感満載ですが無いより遥かにマシといったところか。


クソデカ録画ボタンが私的には大幅マイナスポイントですが動画推しのPanasonic、そもそも一応VLOG機らしいので甘んじて受け入れましょう。
(ただし録画ボタンがプログラマブルでない点はいただけません。別の機能を割り当てられないばかりか、ボタンの無効化も不可。すごく邪魔。)
コンデジのストラップはいつもこれと決めております。ユリシーズの木製フィンガーストラップ。ちょうど新品が1個余ってたのでそれを装着。

以下、急ぎで充電して少しだけ試し撮りしてきました。


Panasonic LUMIX G100 / Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

全て撮りっぱなしのJPG。カメラの設定も初期設定のままで電子音をOFFにした以外何も触っておりません。
ワイド端12mm、F5.6。いやいや十分な写りではありませんか?


テレ端32mm、F5.6。ホワイトバランス オートはちょっと怪しい時がある。


彩度もコントラストもわりと高めな印象。シャープネスも効きすぎでは?ってくらいパキッと写る。
JPG撮りっぱなしで行くならフォトスタイル ナチュラルをベースにして彩度やコントラストを好みまで上げた方がいい感じに仕上がりそうだと思いました。
まあRAWから現像する分には如何様にもできますがね…

どうでもいい話ですが奥の女性がX-H2とXF 16-55mmのセットを使われていて勝手にシンパシーを感じるなど。
ええ、フジフイルム使い自体京都の片田舎だとめったに見かけないもので。


テレ端32mmで寄ってみる。まあボケなくはないけどボケを楽しむレンズではないよな。やっぱり。
このカメラでもふわっふわのボケを楽しみたい!という方はLUMIX G 25mm F1.7というレンズを買い足すのがおすすめ。
新品でも2万円強、中古だと1万円くらいから手に入ります。パンケーキレンズLUMIX G 20mm F1.7もすごくイイ。


逆光耐性もまあまあでは?
徹底的にゴーストとフレアをカットしたレンズもそれはそれで物足りない。


敢えて明暗のキツイところを撮ってみる。
撮りっぱなしのJPGでダイナミックレンジがこれだけ広ければ十分だと思うの。
OM-1なんかは金額考えたらこれくらい写って当然な感もありましたが、G100でもここまで写るものなのかと。


本音を言うとこの12-32mm。もっとダメダメだろうと予想していたのでOLYMPUS 12-40mm F2.8 PROも持って来ていたのです。
それがまあ撮ってみると普通に楽しくて。気付けばバッテリー切れで12-40 PROに持ち替えることもなく撮影終了。20分しか充電してないので。
ということで今回も出番がなかった12-40 PRO。このレンズでまだ1枚も撮影してないんだ。

「旅先での記念撮影ならG100と12-32mmがあれば何の不満もなくない?」が今回のまとめ。
一眼レフ風のペンタプリズムっぽい出っ張りさえなかったらもっと爆発的に売れていてもおかしくないカメラだったと思う。
結局のところ多くの人が求めているのは未だカルト的人気を誇るGM5の後継機だと思うんスよね…

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