
Nikon Z f / Sankyo Kohki Komura 135mm F3.5 (L39)
いいレンズって何だろう。開放から隅々までシャープで美しい正円のボケを描いてくれたら、それでいい写真が撮れるのか。
良いと言われるもの、悪いと言われるもの。そんな固定概念に捉われるほど写真は窮屈に、つまらないものになっていく。
ただ暇つぶしのため分解清掃のクランケとして購入したコムラー135mm。世間的に見ればダメレンズだと思うけど結構気に入っている。
年寄りを労れと言わんばかりに面倒な扱いを強いられるが、ビシッと決めた若者レンズでは表現できない優しい描写が味わえていい。
ジジイにはジジイの良さがあるのだ。若者を敵対視して張り合うのではなく、コムラー135mmのように余裕あるジジイを目指したい。

そういえばZ fはいつになったら「シャッター半押しでピント拡大解除」に対応してくれるのだろう。
数日内にZ fの最新ファームウェアが来る!という記事を読んだのは一体いつの話だったか…
他社のカメラなら当たり前に出来ることで何も難しくはない機能だと思うのだけど。
カメラといったらキヤノン、ニコン。そんな時代を見てきた者からするとこの凋落っぷりはやっぱり悲しい。

LEICA M10 / Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
夏の暑さも本日で山を越えるか。(なお、明日もちょっと怪しい)
毎日のように森の中を散歩していると蚊がすごくて。今日も一体何か所刺されたことか。
今週は雨降りの一週間になるみたいなので、そろそろ季節を次のコマへと進めていただきたい。