- 2025-04-24 (Thu) 20:49
- FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR | クスノキ | 巨木たち(地域別) | 巨木たち(樹種別) | 徳島県
FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR
神山町の山中に立つ「松坂の妙見杉」を眺めた後、さてどこへ行こうとマップを見て気付く。
あれ?東に抜けて阿川から北上すれば壇の大クスの近くに出るんじゃないの?。
既に2本の初訪問巨樹を眺めて満足しつつありましたが、最後にのんびりクスノキ再訪というのも悪くない。
ということで果てしなく続く狭路(大きい車やバックの苦手な方は厳しいかも)を抜けて壇の大クスへとやってまいりました。
前回の訪問は2019年6月。実に6年ぶりの訪問でございます。っていうか、あれからもう6年とかウソだろ…
うーん。相変わらず素晴らしい。
ロケーションの良さも記憶のまま。ちょっとお行儀が悪いですが、大クス向かいの塀に腰掛けてしばしぼけーっとしてしまいました。
巨樹の周辺はむき出しの土だった気がしますが最近になって砂利が敷かれたのでしょうか。
土壌の乾燥を防ぐためかな?とも思ったのですが、こう見えてかなり弱っているはずなので、駐車スペースにされてしまわないか心配です。
一応もう一度解説板を。
幹周10.3mということだけど、これは恐らく昭和40年時点の数値?流石に今はもっと大きくなっているのではないか。
徳島県指定天然記念物ですが国指定天然記念物だと言われた方が納得できる、堂々とした立ち姿をしています。
真下から見上げると、まるで森のような迫力。
一年で最もクスノキの樹冠が寂しくなる時期では?と思われる3月中旬の訪問にして、この圧倒的生命感!
そう、この大クスの姿を見て「来月は絶対志々島の大クスを再訪しよう!」と心に決めたのでした。(実際4月に再訪した)
しかしスカッと晴れた日に眺めるクスノキ巨樹は格別ですねえ…
裏側から。ニョキニョキと立ち上る枝が良い。
よくクスノキ巨樹の大枝からひこばえのような小枝が生長している姿を見ますが、それが何十年、あるいは何百年も経つとこうなるんだろうなと。
しかし生長しすぎると重さに耐えかねて自壊してしまうわけで、巨樹というのも難儀なイキモノです。
何と言いますか、巨大なクスノキは小難しいことを考えずにただ気持ちよく眺めて帰ればいいのではないか。
この日の巨樹めぐりは前半2本がまずまずの冒険だったこともあり、シメの巨樹としてはベストだったと思っています。
「あー、疲れたけど楽しい一日だった。壇の大クスも相変わらず良かったな。めでたしめでたし。」以上。
まあ一日が終わったといってもまだ正午くらいなんですけど。
私の場合一日のスタートが恐ろしく早いので、お昼を過ぎるともう家に帰りたくて仕方ありません。
また5月、6月のどこかで久しぶりに徳島県平野部のクスノキ群をぐるっと再訪できたらいいなあ。
前回訪問時のログはこちらからどうぞ。
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