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PENTAX Auto-Takumar 1.8/55

無駄を楽しむ


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

今年は良い意味で「現状維持」を目指そうと心に決めたところですが、写真趣味やカメラ機材に関してはどうしたものかと考えておりました。
写真に関しての今年の目標は「もっと無駄を楽しむ」。これで行きたいなと。

思えば昨年は最適解を追求した一年だったような気がします。
巨樹をより良い写真で残すため中判デジタルに手を出し、野鳥を綺麗に撮影するためにOM-1と超望遠ズームを手に入れた。
ええ、おかげで充実した写真ライフを送ることができましたとも。
購入時の熱が冷めた今でもGFXで巨樹を撮影するのは実にエキサイティングだし、野鳥撮影という新たな世界の扉を開くこともできました。

上を見たらキリがありませんが個人的には既にそれらの機材に満足しているため、あとは実際外に出かけまくって撮影するのみ。
今年も昨年に引き続き…いえ、昨年以上にガンガン撮影して機材代の元を取ったと実感できる一年にしたいものです。


LEICA M10 / PENTAX Auto-Takumar 1.8/55

さてここからが本題。(いつも前置きが長すぎる。)
それとは別で、今年はもっと無駄も楽しめる一年にしたいわけです。

そこらのジャンク館から2,000円でサルベージしてきたよく分からないオンボロレンズを持って歩き回るとか、そういうことも楽しもう。
撮れた写真の良し悪し?知るか! 笑

高価で高性能な機材で撮ったお手本のように美しい写真=良い写真なのか?
いやいや、写真はそんなに浅い世界じゃない。もしそんな単純なものなら飽きっぽい私なんかとっくに飽きているはず。
ということで今年も大いに旅に出て素晴らしい巨樹との出会いに期待しつつ、時には自然体でアホなこともできたらいいなと。
写真趣味について考えたのはこんな感じです。

Diary


PENTAX K-1 / PENTAX Auto-Takumar 1.8/55

M42マウントのレンズをペンタックスKマウントのボディで使うためのアダプター、マウントアダプターKを購入しました。試し撮りはもちろんこのレンズ。しかしこのオートタクマー。安いのによく写るし本当に頑丈なレンズです。防湿庫に入り切らないのでもう10年以上本棚(一応ガラス戸付き)に放り込んでいますが、クモリもカビも一切発生していません。60年前に作られたこのレンズが未だに普通に使えるって結構すごいことだと思います。


昔キヤノンのフルサイズを使っていたときにも感じたことですが、やはりデジタル一眼レフのファインダーでMFレンズのピントの山を掴むのは限界がありますね。改めて数十年前のMF専用機のファインダーって凄かったんだなあと痛感します。ミラーレス機だとピントの拡大機能がある分、まだ実用レベルではあるんですけども。たまに持ち出すと楽しいオールドレンズですが、使ってみると結局銀塩カメラと組み合わせたあの使い勝手の良さが体に染み付いているだけに、うーんもうしばらくええかな…という気持ちになってしまって再び本棚の中で眠ることになるのでした。まあ、たまにの気分転換には悪くありません。

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